公務員試験(こうむいんしけん)は、公務員としての任用に適格と認められる候補者を選抜する目的で国や地方公共団体が実施する試験である。国家機関職員である国家公務員を採用する国家公務員試験と、各地方公共団体職員である地方公務員を採用する地方公務員試験に大別される。手法は職種別に様々だが一般に筆記試験と面接などの人物試験が採られている。 行政執行法人以外の独立行政法人、国立大学法人、外郭団体などの職員採用試験は、公務員でないため公務員試験に含まれない。代わりに「準公務員試験」とも称されるが、本項では扱わないこととする。 現在の日本の公務員制度は官職が法令や例規に基づいて設置され、公平な基準により適格と認定された者が職に充当されることを原則とする。退職などで欠員発生時は転任や昇任など人事異動を行い、最終的に欠員する職に補充すべき人材を公務員以外の者から新たに採用する。資格任用制の項も参照。新規採用時
投稿日:2009-09-22 とうとう、TBS版「官僚たちの夏」も最終回。いつもの架空の話に加えて、今回は演出も過剰だったので、批評しにくいのだが。本作の主題は理想の官僚像だが、主人公の風越信吾は果たして理想の官僚だろうか。 事務次官の退任挨拶で風越曰く「我々が舵取りを誤れば日本は大変なことになる。アメリカを追うのはやめよう、日本人の誇りを取り戻そう。」と。 これだけ聞けば反米ナショナリズム爆発であるが、その真意は実に憲法九条擁護サヨクである。風越のモデルの佐橋滋が自衛隊違憲論者であったのは有名だが、風越の立場も言うまでもなかろう。結局はアメリカの防衛力に依存した上での甘えたサヨクナショナリズムにすぎないのである。それは外交問題に対する考え方でわかる。 今回は小笠原・沖縄返還問題とそれに伴う日米繊維交渉が話題。風越は、かつて協調関係にあった須藤総理(佐藤栄作)とも考え方が乖離していく。 小
2009年11月21日19:36 カテゴリ法/政治 攘夷か開国か きのうの記事におもしろいTBをもらった。たしかに今度の政権交代は、明治維新というより幕末の混乱に似ていると思う。今の民主党は、反グローバリゼーションや規制強化を求める「尊皇攘夷」派と、構造改革の継続を求める「開国」派に分裂し、鳩山首相がイニシアティブを発揮しないために政策が迷走している。 しかし明治維新との最大の違いは、今度の「黒船」は東ではなく西から来ているということだ。日本にとって最大の脅威は中国である。日米同盟が続くかぎり、軍事的に中国が日本を征服することはないだろうが、経済的には今年、中国はGDPで日本を抜き、2026年にはアメリカを抜いて世界一の経済大国になると関志雄氏は推定している。 思えば日本は1000年以上にわたって、中国の衛星国家の一つにすぎなかった。この140年ぐらいは逆転したが、これは中国の政治的不安定
2009年08月16日20:12 カテゴリBooks 幕末史 幕末というと、司馬遼太郎の小説でおなじみの英雄の活躍する世界で、今さらという読者も多いだろう。本書はそこを一工夫して、「賊軍」の側から明治維新を見る。これは『靖国史観』と同じで、坂本龍馬はテロリストであり、新撰組はテロを防ぐ警察と同じ仕事をしただけだ。 本書の主人公は、勝海舟である。勝は無役の最下級武士の子として生まれた。内職で暮らしを立て、正月の餅にも不自由する家だったという。彼が出世したのは、蘭学の知識と語学力のおかげだった。黒船が来港し、世界情勢の知識のある者が必要になったためだ。当時は幕府の身分制度も崩壊し、家柄や年齢に関係なく能力のある者が重要な仕事をまかされるようになっていた。勝が陸軍総裁として江戸城の無血開城を行なったのは、45歳のときである。 当時、西郷隆盛の率いる官軍は1万余の軍勢で江戸城を包囲し、決戦になれば
ウィリアム・スミス・クラーク(William Smith Clark、1826年7月31日 - 1886年3月9日[1])は、アメリカ人の教育者。化学、植物学、動物学の教師。農学教育のリーダー。日本ではクラーク博士として知られる。日本における「お雇い外国人」の一人である。 1876年(明治9年)札幌農学校(現・北海道大学)開校。初代教頭。同大学では専門の植物学だけでなく、自然科学一般を英語で教えた。この他、学生達に聖書を配り、キリスト教についても講じた。のちに学生たちは「イエスを信じる者の誓約」に次々と署名し、キリスト教の信仰に入る決心をした[2]。 略歴[編集] 1826年7月31日、医師であったアサートン・クラークを父として、ハリエットを母としてマサチューセッツ州アッシュフィールドで生まれる。1834年ころ一家はマサチューセッツ州のEasthamptonに引っ越した。ウィリストン神学校
「国のかたち」を変える - 池田信夫 blogを読んで。昨今の状況を明治維新になぞらえるのは、この記事に限らずよくある話だが、単に「長期政権からの交代」という一点だけで似ているだけでなく、意外に比喩としてはよくできているのではないかと思うようになってきた。つまり、「幕府=自民党、倒幕=民主党」という権力面の構図だけでなく、「開国派=グローバル化追随・構造改革・小さな政府、尊皇攘夷派=格差是正・大きな政府」という思想面の構図も、それっぽい感じなのだ。■幕末、江戸幕府(自民党)は開国に振れていた。特にリーダー井伊直弼(小泉)が現れ、彼に権力を集中して乗り切るという体制がいったんでき、攘夷派は厳しく弾圧された(郵政選挙)。しかし、そうした弾圧は攘夷派の激しい恨みを呼び、桜田門外の変でリーダーが倒れると(安倍退陣)、その動きは頓挫し攘夷派が息を吹き返すとともに、幕府の権威は失墜、開国政策は惰性で続
photo:Eleven Eight 「クオリティなんて飾りだ」どこかの偉い人の声が高らかに響きそうな調査結果がアメリカの調査会社EEDARから発表された――ゲームは中身にお金をかけるよりも広告にお金をかけた方が売れる。 この衝撃的な調査結果は同社アナリストのJesse Divnich氏が発表したもので、彼は2007年から2008年にかけて発売された1300本のゲームソフトを調査したところ、そのような結果が出たと発表した。 調査は対象のソフトを次の4つに分類して売上高を調べる方法がとられた。 1.ハイクオリティであり、広告にもお金をかけている。 2.ハイクオリティだが、広告にはお金をかけていない。 3.ロークオリティだが、広告にはお金をかけている。 4.ロークオリティであり、広告にもお金をかけていない。 その結果、様々なケースにおいて広告にお金をかけている方が売上が高いことが分かった。この
「渾身の努力をしてくれているスタッフのおかげ。経営健全化は大変ありがたい」 20日発表された新銀行東京の平成21年9月期の中間決算が開業初の10億円の黒字を達成したことを受けて、石原慎太郎知事は同日の定例会見で率直に喜びの言葉を口にした。新銀行の業務提携や売却といった「セカンドステージへの信用」に繋がるとの認識も示した。 一方、新銀行への追加出資400億円を可決したことを理由に18日、20年度一般会計決算を不認定にする方針を決めた都議会第1党の民主党や共産党都議団は複雑だ。民主党の大沢昇幹事長は「業務でなく、テクニカルな面で黒字が出ているので評価できない」とし、「自分たちが生き残るためだけに存在している」と決算不認定の方針に変更はないことを改めて強調した。共産党都議団の幹部も「全体の融資額が激減している。数字だけ見れば黒字だが、経営がうまくいっているという状況ではない」と批判した。 これに
日蓮というと、創価学会や日蓮正宗や顕正会などの大本となった仏教者で、もちろん日蓮宗の大本でもあるわけですが、創価学会や顕正会は知っていても、日蓮自体はよく知らない人も多いと思います。「良く分からんが立派な人だったんだろうな」と思ってる人も多いでしょうが、まあ立派かどうかは個人の価値観なのでさておき、かなりエキセントリックな人物であったことは間違いありません。僕は個人的にはギャングスタラッパーのような感じで理解しています。こういうこと書くと日蓮信者とヒップホッパーを同時に敵に回しそうな気もしますが、まあ気にせず、ラッパーとしての日蓮像を紹介したいと思います。 マジでリアルな修行時代 ・まず、日蓮の生まれですが、彼自身は「賤民の子」であると自称しました。生まれの貧しさや裏街道を歩いてきたと主張するのはギャングスタラッパーの基本ですね。ちなみに、日蓮は漁師の子だとか、さる高貴な血筋の方だとか色々
いよいよ明日から選挙戦が始まる。 過去1年、物価の急騰、アメリカ発世界経済危機、災害、事件等で暗い日本だが、麻生総理と私は「核から水まで危ない日本」を前進させる為に全力を傾けてきた。 2月の財務・金融大臣辞任後、地元や総理、家族はじめ大勢の人々に迷惑をかけてきたが、又大勢の人々に支えられ選挙を迎えることが出来た。毎日、全国からネットやメールの支援も頂いている。 この選挙の結果は、日本の運命を左右する。皆の努力が報われ日本が成長するか、暗黒の中でその場しのぎの日本になるか。累次の緊急対策で、株価は1万円を越えて安定し、4-6月のGDPも年率3.7%となり、海外からの日本の経済運営の評価も高い。この流れを絶対に変えてはならない。 民主党の政策では、国家・歴史・伝統・文化が崩壊させられるし、安保保障政策もない。財源無視で、国民にはバラマキ、国は旧社会主義系公務員労組が全て支配する。ローマ帝国
いろいろありまして、久々のブログ更新です。 現在、サイコムで、大学院ガイドを編集作業中であったりする。大学院進学を考えている人必読の書にしたいと思っているわけである。で、そこで一章、日本の大学院が置かれている歴史的な状況を解説する章をつけたいと思っていた。というのも、博士の失業率が高く、「余剰博士」という言葉まで登場する昨今、大学院に進学することが自分にとってどういう意味を持つかの検討なしに進学することはお勧めできないからである。といって、大学教授たちも先輩院生もあまりそのあたりのことを把握しているとは言い難いし、政府が十分な説明責任を果たしているというわけでもない。そこで、世界的に、あるいは日本において科学技術や大学院教育の持つ意味を若干なりと検討してみたいと思った次第である。 しかしながら、残念なことにさまざまな制約から人様にお金をいただけるようなレベルのレポートは作成できないと思われ
先日の「物語夜話ラジオ」がおもしろかったので、インスパイアされて記事を書いてみる。 テーマは「あきらめたらそこで試合終了ですよ」。近頃、この言葉の意味をつくづく実感するようになった。そうなのだ。あきらめたらそれまでなのだ。 以前、ぼくは、この言葉を一種の根性論として理解していた。勝負が見えていてもとにかくあきらめずさいごまで全力を尽くせ、という意味だ、と。 しかし、最近ではもうすこし違う意味に解釈している。ひとは、じっさいには可能なことでも、不可能だと思い込んでしまうことがある。そしてそう認識したとたん、本当に不可能になるのだ、ということ。 たとえば、ぼくもそうだけれど、「自分は絵を描けない」というひとがいる。が、目が見えて、手が動かせるなら、物理的な意味では、描けないはずはないんだよね。 ようするにそれは「描けないと思い込んでいる」だけなのだ。もちろん、技術的な巧拙はある。そのままではへ
いまさら見たのかよという話ではありますが、こんなに面白いと思ったアニメは例の綾波槍投げリオン以来10年ぶりで、カルネージハートの分厚い説明書にも載ってないハマり方をしたので簡単にまとめてみます。興味を持った方はDVDを購入して続編製作の資金提供にご協力ください。僕は月額315円のアニマックスで録画したので一切買いません。 脳にネットを接続する「電脳化」と、肉体をサイボーグに換える「義体化」が進む近未来の日本を舞台に、あらゆる犯罪に対し公平な攻性措置をとる公安9課の活躍を描いた世界の中心で火曜をサスペンスする劇場。「泣きながら一気に崖まで追い詰めました」(船越英一郎) ■主要登場人物■(TV版) 草薙素子 (中央の女性) 通称「少佐」。実働部隊のおかしら付きヘッド。ハイレグ水着の上から黒のジャケットを羽織るその露出狂スタイルはドン小西が見たら泡を吹いて卒倒する。年季の入ったおっさんばかりの公
[ワシントン 11日 ロイター] – トランプ米大統領が北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長の申し出に応じ、史上初の米朝首脳会談が5月までに実現する見通しとなったことについて、米政府高官らは11日、会談は見かけだけではなく、北朝鮮への贈り物でもないと述べ、大統領を擁護した。 ポンペオ中央情報局(CIA)長官はFOXニュースの番組で、「大統領は見かけだけのために動いているのではなく、問題を解決しようとしている」と述べた。 ポンペオ長官とムニューシン財務長官は11日のニュース番組で、米政府は北朝鮮が米国側との会合に先立ち、すべての核・ミサイル実験を中止することを見込んでいるとの考えを表明。会談の最終目標は朝鮮半島の非核化であり、金委員長はこれに同意していると述べた。 ポンペオ長官は、朝鮮半島周辺での米軍の演習は会談開催まで継続されると述べた。 米朝首脳会談の場所や日程はまだ決まっていないが、トラン
アメリカ合衆国オバマ大統領が来日、13日におこなわれた日米首脳会談とその後の共同記者会見で、沖縄の米軍普天間飛行場移設問題について、鳩山総理は「できるだけ早く」結論を出す、と大統領に語りましたが、翌14日には記者団に対し、沖縄県名護市に移設する現行計画にこだわらない考えを示し、来年1月の名護市長選を見極めて判断する可能性を示唆したとの報道がありました。この報道を受けて長島防衛政務次官はNHKの番組で「ビックリした」と戸惑いを隠さなかったといいます。 一方アメリカ軍兵士によるひき逃げ事件では、容疑者が14日以降日本側の取調べを拒否しており、沖縄の駐留アメリカ軍を巡る問題は非常にデリケートな状況にあるといえるでしょう。 本稿はその沖縄問題を国家IT戦略にからめて考えたいと思います。 -軍事革命RMA(Revolution In Military Affairs)- 過去にアメリカ海兵隊の軍事戦
夢の中にいて、こんなの現実にあるわけないじゃないか、夢だよ、とわかっていることがある。そんな夢物語。こんなの現実にあるわけないよね、という非現実的な政治が現実だと言われてメディアに映るようになってくると、まったく夢がどこまで夢なのかわからなくなる。 銀座の紅茶店で今は休眠中の著名ブログのブロガーに声をかけられた。 「終風さんじゃないですか、ちょうどよかった、あなたもブロガーなんだから仕分け人に行きましょう」と言う。 仕分け人に行く? 仕分け人になるということか。ええ! 私は答える。 「ブロガーなんて世間じゃ無ですよ。ブログ界で話題のカツマーさんですら世間ではそれほど知られていないから、いくらもともと人の話を聞かない人だったとはいえ、イラ菅さんにですら笑顔でいなされちゃったじゃないですか。池信先生やダンコーガイ氏ですら、世間で知る人ぞなきですよ。ブロガーなんて意味ないですよ」と私は答える。「
仕事も家庭も世界が舞台! オーストラリア人の夫と3人の子どもと共にロンドンにて世界級ライフスタイルを実践中! 先月のThe Economistの記事で私の周りで話題になった記事がありました。 フランスの自殺率がヨーロッパの中で飛び抜けて高い、というこの記事(下記にリンクを貼っていますが、the economistはこちらで書いたようにサイトは一部有料化の流れなので、後で読みたい人はコピペするなどしてください)。 The Economist : Bonjour tristesse 右のグラフでもわかるように、国民100,000人あたりの自殺数がイタリアやイギリスの2倍以上、ドイツより40%高い(もちろん日本の自殺率はフランスより高いのですが・・・)。 私の周り(非フランス人)の反応は「おいおい、フランスといえば週35時間労働制で(*1)私たちの半分の時間しか働かず、夏は2ヵ月のバカンス。 失
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