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ブックマーク / www.miyadai.com (37)

  • TPP問題で僕が意見を変えるに到った理由について中野剛志との座談の中で語りました。 - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > TPP問題で僕が意見を変えるに到った理由について中野剛志との座談の中で語りました。 « 太田出版の公式サイトで宮台真司×山直樹 25,000字対談「性表現と都条例を考える」が緊急公開されました | 僕の原発事故ツイートのうち行政官僚制との関わりについての部分 » 次の号の『サイゾー』に掲載される座談会から宮台発言を抜粋しました。 〜〜〜 宮台◇ 僕は昨年からTPPについて「やむなし」という立場を取ってきました。しかし、データを読み解いていくうちに、考え方を変えなければいけないと思うようになりました。 ひとつのきっかけは、韓国のデータです。確かに韓国は、ダイナミックラム、液晶パネル、携帯電話、リチウムイオン電池でも世界でトップクラスのシェアを獲得しています。こうした韓国企業の躍進は、97年の通貨危機以降、積極的なFTA戦略が行われた

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    castle 2011/04/19
    「関税のことばかりを主張するのはおかしい。今日では関税よりも為替が重要」「関税撤廃をした上、食品表示を厳格化すれば、日本の農産物は影響を受けない可能性も。問題は米国が非完全障壁だと文句をつける可能性」
  • リバタリアニズム・リベラリズム・コミュニタリアニズムの円環 - MIYADAI.com Blog

    ■付録CD-ROMには「マル激」の第138回「戦後保守主義の終 焉」を収めた。政治コラムニスト中村啓三さんを迎え、総選挙投票 日を2日後に控えた11月7日に収録した。 ■まず自民党保守流とは何だったか、小泉政権が保守流では ないとはどんな意味かを論じた。次に保守流の行き詰まりは各 国で再分配政策とネオリベ政策の行き詰まりを招いたものと同じ だとして「第三の道」の現実性を論じた。 ■今回は、番組で紹介した各種の思想やそれに基づく政策パッケー ジの意義を、理解するのに必要な基礎知識を紹介しよう。 【リベラリズムとコミュニタリアニズム】 ■70~80年代にかけて、政治哲学において、リベラリズム、コ ミュニタリアニズム、リバタリアニズムの間に活発な論戦がなさ れ、原理的問題はほぼ論じ尽くされた。 ■自由至上主義と訳されるリバタリアニズムに対し、リベラリズ ムは自由の前提たる公正(平等)を実現

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    castle 2010/07/09
    「最大多数の最小不幸:何が幸いかは、個人ごと共同体ごとに違うはず。でも痛いのは嫌、苦しいのは嫌、死ぬのは嫌、という具合に、幾つかの不幸については立場可換が成立しやすい。そこから順に手当てしようという」
  • 東京都青少年健全育成条例改正についての意見書 - MIYADAI.com Blog

    ──────────────────────── 東京都青少年健全育成条例改正についての意見書 ──────────────────────── 2010年3月15日 宮台真司 私は大学で社会学を教える東京在住の大学教員で、3歳と0歳の女児の父親でもある。映画批評や音楽批評や漫画批評に長らく関わってきた者として、今回の条例改正、とりわけ非実在青少年に関わる非罰則規定(第七条 二)について意見を申し上げたい。 第七条 二 年齢又は服装、所持品、学年、背景その他の人の年齢を想起させる事項の表示又は音声による描写から十八歳未満として表現されていると認識されるもの(以下「非実在青少年」という。)を相手方とする又は非実在青少年による性交類似行為に係る非実在青少年の姿態を視覚により認識することができる方法でみだりに性的対象として肯定的に描写することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を阻害し

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    castle 2010/03/16
    「法律や条例は集合体全体の規範的意思の表明」「猥褻物が猥褻物として機能するか否から社会的文脈次第」「猥褻観念は非性的であるべき空間や関係や対象に性的なものが持ち込まれ当てがわれる場合に生じる性的感情」
  • 上のエントリーからの続きです。 - MIYADAI.com Blog

    3 日の選択:米国的処方箋への無自覚な追随 日は、コンビニ&ファミレス的なものを、思考停止的に許容してきました。背景には日米安保体制があります。2009年の総選挙で、自民党が大敗して政権交代が起こった理由とも密接に関係します。自民党が大敗した理由は、二つあります。 第一に、自民党が農村政党だったからです。農村政党というのは、農業政党ではなく、農村で集票する政党です。集票の動機づけは、農村過剰人口を都市部に移転して、重化学工業化を推進した後、果実を農村に公共事業を通じて再配分する図式によります。 土木を通じた再配分で投票に向けて動機づけられる。これは時限装置です。なぜか。土木を通じた再配分は、1970年までの福祉国家政策時代の欧州と同じで、人々を中央政府に依存させるからです。結果、農業は衰退し、農業従事者も激減、農村人口も減ります。 つまり、農村政党は、農村を依存的にさせることで空洞化さ

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    castle 2010/02/25
    「(日本には)血縁ネットワークでホームベースを作り出す血縁主義の文化もなく、階級ごとにハビトゥスが違う階級文化の伝統もない。あったのは、長い間いっしょにいると絆が出来上がるという事実性優位の文化だけ」
  • 裁判所関係者向けの、最近の講演です。 - MIYADAI.com Blog

    若い世代のコミュニケーション ―その変化の背景そして処方箋― 宮 台 真 司 自己紹介 宮台真司と申します。もともとは理論社会学で博士号を取りました。国家権力の構造を数理的に記述する研究です。そのあとサブカルチャー研究や若者研究にシフトし、みなさんのお目にふれるようになったと思います。 宗教や性愛、特に売買春のフィールドワークを1980年代から90年代前半ぐらいにかけて全国的に展開をしました。1993年にブルセラ女子高生の存在を世に知らせる記事を朝日新聞に載せたことから、いろんな反響が起こりました。 思春期の少女たちに対する思い込みがポンチ絵にすぎないことをはっきりさせるために、マスコミを使ってキャンペーンを展開したのですが、最近の僕は、出発点である国家権力の分析に戻りました。『日の難点』もそうした方向性です。 問題設定の意味 題に入ります。御依頼いただいた主題が、「若い世代のコミュニ

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    castle 2010/02/25
    「〈生活世界〉が〈システム〉に置き換えられていく動きを「近代化」「合理化」」「便益の増大は良いことだが、絆の崩壊は悪いことだ、故に絆を守る為に多少の便利さの犠牲は仕方ない」「「手付かずの自然」も人為」
  • 外国人参政権問題について週刊SPA!12月15日号にコメントしました - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > 外国人参政権問題について週刊SPA!12月15日号にコメントしました « マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。 | 富田克也監督『サウダージ』に出演しました。 » 宮台のコメント部分だけ抜粋します。 僕自身は外国人参政権に反対の立場です。 ********************* ■外国人参政権を考える上で、在日韓国・朝鮮人とそれ以外を分ける必要があります。在日韓国・朝鮮人以外の永住外国人は、’90年の入国管理法改正(永住権のない外国人を柔軟に受け入れることを目的として「定住者」という新しい在留資格を創設するなどした。これで日系外国人の在留が激増)大量に入国した日系人が中心です。 ■在日韓国・朝鮮人については国籍取得が容易なので、参政権を求めるのであれば国籍を変えていただきたい。帰化をすればエスニック・アイデンティティに瑕

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    castle 2009/12/28
    「在日韓国・朝鮮人は国籍取得が容易なので参政権を求めるのであれば国籍を変えていただきたい~国籍とエスニック・アイデンティティを分けて考えるのが国際標準」「(税負担は)「インフラ使用料」で、全く別の話」
  • MIYADAI.com

    Fatal error: Call to a member function on a non-object in /home/miyadai/public_html/nucleus/plugins/NP_LinkList.php on line 159

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    castle 2009/11/24
    「妻「あ…なんだぁ…よかったぁ。散歩かぁ。ナンパに行くよって聞こえたよぉ」 僕「なわけねえだろ。ナンパしたあと、どうするってんだよ」妻「ウチでお茶でもしませんかって。そういう仕事してるじゃん」」
  • 「対等な日米関係」のすすめ  マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。 - MIYADAI.com Blog

    http://www.videonews.com ■マル激トーク・オン・ディマンド 第440回(2009年09月12日) 「対等な日米関係」のすすめ ゲスト:孫崎享氏(元外務省国際情報局長) <プレビュー> http://www.videonews.com/asx/marugeki_backnumber_pre/marugeki_440_pre.asx 民主党は「対等な日米関係」という表現を好んで使う。民主党はマニフェストにもそれを盛り込んでいるし、民主、社民、国民新党の連立合意文書にも「緊密で対等な日米同盟関係」という文言が盛り込まれている。先日物議を醸した鳩山論文でも「対等」が強調されていた。しかし、「対等な日米関係」とは何を指しているのか。そもそも現在の日米関係は当に対等ではないのか。 日の安全保障の根幹を成す日米同盟は、これまで何度か変質を繰り返してきた。著書『日米同盟の正体』

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    castle 2009/09/15
    「アメリカの軍事力にただ乗りしながら、軽武装で経済に専念する事で、経済的にアメリカを脅かすまでになった日本の国力を殺ぐために、自国の国際的な軍事戦略に日本を巻き込むための様々な工作を行うようになった」
  • 自殺対策支援NPOライフリンクのイベントへの出席報告、ならびに政権交代への所感 - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > 自殺対策支援NPOライフリンクのイベントへの出席報告、ならびに政権交代への所感 « 仕事を楽しむためのwebマガジン、B-plusで、インタビューに応じました。 | マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。 » 数あるNPOの中で突出して有効な活動を行ない、活動開始から3年で自殺対策基法の成立にまでこぎ着けた、ライフリンクの清水康之代表。 僕が最も尊敬する人物の一人です。 ライフリンクが主催する東京ビッグサイトの国際会議場・大会議室で800人以上集めるイベントに、今年もまた出席させていただきました。 声がかかるたびに、こうした仕事で声がかかるような状態が早くなくなればいいな、と願わざるを得ません。 だから、ここで告知することも躊躇していたのですが、清水康之氏をサポートするために、ここに報告させていただきます。 概要はNHKの当

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    castle 2009/09/09
    「経済が回らなくなった途端、社会の穴が随所で露呈した」「権威主義(まかせる政治)か参加主義(引き受ける政治)か/談合主義か市場主義(自由放任主義)か」「米国が市場主義でやれるのは宗教国家だから」
  • やっぱり日本にも保守政党が必要だ マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。 - MIYADAI.com Blog

    http://www.videonews.com ■マル激トーク・オン・ディマンド 第432回(2009年07月18日) やっぱり日にも保守政党が必要だ ゲスト:杉田敦氏(法政大学法学部教授) <プレビュー> http://www.videonews.com/asx/marugeki_backnumber_pre/marugeki_432_pre.asx 自民党政権が、いよいよ土壇場を迎えているようだ。東京都議選の惨敗で、このままでは次期衆院選での敗北が必至という状況を迎えながら、自民党内ではいまなお内輪揉めが続き、窮余の一策さえ打ち出せないでいる。そこにはもはや、半世紀にわたり日を治めてきた長期政権政党の姿は見いだせない。 しかし、より深刻なのは、自民党が自らの政党としてのアイデンティティを見失っているかに見えることだ。この期に及んでも、党内から聞こえてくる声は、誰の方がより人気があ

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    castle 2009/07/24
    「自民党は「再配分保守」」「人間の理性を過度に信じ、正しい政策を行えば必ず社会は良くなると過信する傾向があるリベラル政権には、対抗勢力として、伝統や慣習の中に蓄積された叡知を信頼する保守政党が必要」
  • 『調査情報』2009年7-8月号(489号)に次著を予告する長文を掲載しました - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > 『調査情報』2009年7-8月号(489号)に次著を予告する長文を掲載しました « マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。 | マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。 » ──────────────────────── 「昭和を知らない子供たち」へ 〜〜社会の記憶から消去された「昭和の終わり」〜〜 ──────────────────────── ■昭和から平成への改元は1989年。崩御の日に最初の著書『権力の予期理論』の後書を書き上げた。何ヶ月も続いた「自粛ブーム」や女子高生たちが大勢並んだ「ご記帳ブーム」のせいで、80年代のバブル的ないしポストモダン的な狂騒が何だったのか、よく分からなくなっていた。 ■しかしそれは表層のこと。『権力の予期理論』の執筆時に私はテレクラ・フィールドワークに明け暮れていたのだが、テレクラ

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    castle 2009/07/05
    「「〈生活世界〉や我々という観念自体が〈システム〉による生成物に過ぎない」との観念が広く受け入れられた」「「セックスが蔓延して、濃密さが消えた」とでもいうべき状況が拡がって」「生身の性愛に実りがない」
  • マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。 - MIYADAI.com Blog 「輿論(よろん=public opinion)」と「世論(=popular sentiment)」

    http://www.videonews.com ■マル激トーク・オン・ディマンド 第430回(2009年07月04日) 世論という名の魔物とのつきあい方 ゲスト:菅原琢氏(東京大学特任准教授) <プレビュー> http://www.videonews.com/asx/marugeki_backnumber_pre/marugeki_430_pre.asx 世論という魔物が、政界はおろか、日中を跋扈しているようだ。 支持率の低迷で、自民党内からも公然と退陣を求める声が上がるなど、麻生降ろしが格化し始めている。もともと国民的人気が高いという理由から、選挙の顔として擁立されたはずの麻生首相だが、今は人気の無さを理由に、首相の座から引きずりおろされようとしている。これも世論らしい。 かと思うと、宮崎県で圧倒的な人気を誇る元タレントの東国原知事の国政進出をめぐり、自民党の大幹部が右往左往するな

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    castle 2009/07/05
    「小泉首相が、人気取りをしなかったところに、そもそもの勝因がある(政治学者菅原琢)」「その後(小泉後)の自民党政権は、逆に人気ばかりを気にするあまり、思い切った政策を打ち出すことができなくなっている」
  • 映画評:クリント・イーストウッド監督『チェンジリング』 - MIYADAI.com Blog

    ───────────────────────────────────────── イーストウッド作品『チェンジリング』は、「遅れ」が〈システム〉を凍りつかせると同時に、人生をも凍りつかせてしまうという事実を描く、目を背けたくなるような傑作である。 ───────────────────────────────────────── ■3月下旬から4月上旬にかけての連日の米国講演旅行(アジア学会シカゴ年次大会、テキサス大学、ミシガン大学)の強行軍を終えて帰国した夜中、時差ボケでどうせ眠れないだろうと考えて、クリント・イーストウッド監督の『チェンジリング』を六木に観にでかけた。 ■不思議なことに観客の9割が非日人だった。この映画の日における評判がイマイチであることは知っていた。六木の場所柄もあるだろう。でも私はいつもこのシネコンで映画を観ている。上映を待つ間、「あれ、自分はまだアメリカ

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    castle 2009/05/20
    「〈システム〉にはコンピュータと同じように作動クロックがある。人々の反応速度が作動クロックにシンクロしたものである限りにおいて〈システム〉は円滑に回転する。シンクロしない人間が現れると阻害される」
  • (上にアップロードしたものの続き[容量限界ゆえ]) - MIYADAI.com Blog

    【最後に:永続するだろうバトクロワイヤル過程】 「現実」の位階秩序が崩れ、平行して「現実」と「虚構」との間の序列が崩れた結果、こうした崩れを前提として、「虚構の現実化」に勤しむ「セカイ系」と、「現実の虚構化」に勤しむ「バトルロワイヤル系」とが、拡がるようになりました。いいかえれば「ゲームを現実のように生きる人々」と「現実をゲームのように生きる人々」が増えています。1996年には前者が目立つようになり、2001年頃からは後者が目立つようになりました。 社会学の思考伝統は、「前提を遡ること」や「文脈を参照すること」によって、自明性を突き崩すところにあります。前提のそのまた前提のそのまた前提…。文脈のそのまた文脈のそのまた文脈…。遡及すればするほど、不動の枠組がヘナヘナになって、確かな正義も大きな権威も消えてしまう――。社会学の分析には、そうした「再帰性による相対化(relativization

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    castle 2009/03/14
    「今後のソーシャル・デザインにおいては、デザイナー同士の間での「ハシゴの外し合い」が不可避かつ不可欠になります」「「虚構」にも構造や仕組が存在して、「虚構」が「この現実」の一部として享受されている」
  • テレビ論をかきました - MIYADAI.com Blog

    ──────────────────────── 政治的ニュースが重要になる中、テレビがメディアとして持ちうる力とは? ──────────────────────── 【マスメディアの凋落は「場」の凋落と関係する】 広告収入やセットインユース(スイッチが入った受信機器の総数)の減少という形で、新聞やラジオやテレビなどが凋落しつつある。他方で、労働市場の縮小や麻生内閣の疲弊で世の中は暗いムードである。そんな中、一部の局は四月編成からニュース系へのシフトを強める模様である。 これは合理的対応だ。音楽の世界では、ITMSに見るようなアーカイブス化&インターネット化と、享受者の「島宇宙化」を背景として、CDシングルを購入して新曲にアクセス(して話題に乗り遅れないように)する必要が消えた。程度の差はあれテレビの娯楽番組もそれを追いかけよう。 だが娯楽系からニュース系へのシフトで生き残れるほど世の中

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    castle 2009/03/14
    「(テレビの安売りにより)テレビが個室化した結果、家族みんなが揃ってテレビを見るお茶の間という「場」が消えた」「オーセンティシズム(本物志向)はその時々の場当たり的対応では醸成できない」
  • 米国での学会用の英語配付資料の日本語版 - MIYADAI.com Blog

    ──────────────────────── 1992年以降の日サブカルチャー史における意味論(semantics)の変遷 ──────────────────────── 序 『サブカルチャー神話解体』以降の2つの変化 【『サブカルチャー神話解体』以降】 私は『サブカルチャー神話解体』(1993)などの著作を通し、戦後日のサブカルチャーの変遷史を、社会システム理論の枠組を用いて記述してきました。社会システム理論の枠組は、従来の「上部構造と下部構造の二元論」から区別される「コミュニケーション一元論」の枠組で、コミュニケーション以外のものを要素としないシステムのダイナミズムを記述します。 戦後復興の時代から高度経済成長の時代まで、すなわち1970年代前半までは、日のサブカルチャーは、経済決定論や下部構造決定論によって説明しやすかったのですが、耐久消費財がゆきわたって「モノの豊かさ」

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    castle 2009/03/09
    「「現実」と「虚構」との差異がフラット化したせいで――すなわち「現実の至高性(paramountness of the reality)」が失われたことで――「現実の虚構化」と「虚構の現実化」の区別が実質を失いました」
  • 正社員の既得権益とは、より正確に言うと、中高年正社員の既得権益のこと  [videonews.com] マル激トーク・オン・ディマンド更新しました - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > [videonews.com] マル激トーク・オン・ディマンド更新しました « [videonews.com] マル激トーク・オン・ディマンド更新しました | [videonews.com] マル激トーク・オン・ディマンド更新しました » ■マル激トーク・オン・ディマンド 第410回(2009年02月14日) 雇用問題の丸は正社員の既得権益にあり ゲスト:城繁幸氏(Joe’s Labo代表) <プレビュー> http://www.videonews.com/asx/marugeki_backnumber_pre/marugeki_410_pre.asx 経済危機の波がいよいよ日にも押し寄せ、大手、中小を問わず企業ではリストラの嵐が吹き荒れている。特に非正規労働者への影響が大きく、業界団体の試算では今年3月末までに失業する製造業の

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    castle 2009/02/23
    「若い正社員達は合理化による人員削減や非熟練非正規労働者を抱えた現場で苛酷な労働を強いられ」「正社員の既得権益とは、中高年正社員の既得権益。それを守るために若い正社員や非正規労働者が苛酷な目に遭って」
  • 『ダークナイト』でのジョーカーの輝きはヒース・レジャーの熱演が理由ではない - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > 『ダークナイト』でのジョーカーの輝きはヒース・レジャーの熱演が理由ではない « 書籍発売日の変更 | マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。 » ──────────────────────────────────── 『ダークナイト』でのジョーカーの輝きはヒース・レジャーの熱演が理由ではない 〜ヘブライズム(神義論)とヘレニズム(逆神義論)の反復する対立と西洋的なもの ──────────────────────────────────── ■クリストファー・ノーラン監督『ダークナイト(闇の騎士)』(08)のエンドロールに、映画でジョーカー役を演じた後にオーバードーズで急逝したヒース・レジャーと、同じく急逝した特殊効果技師のコンウェイ・ウィックリフに捧げられていることが記されている。 ■巷での評判通り、この映画で最も強い印象

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    castle 2008/12/25
    「そこには明確に構造化された意味論(概念と命題の体系)がある。意味論の持つ力こそが私達を屈服させ」「この意味論の持つ力は、神義論を逆転させ」「悪の存在にもかかわらず神が支配していると言えるのはなぜか」
  • 公共機関のために準備中の文章です。誤りのご指摘などお待ちします。第2部【上の第1部に続きます】 - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > 公共機関のために準備中の文章です。誤りのご指摘などお待ちします。第2部【上の第1部に続きます】 « 某全国紙に掲載されるはずだった秋葉原通り魔事件のコメント | 公共機関のために準備中の文章です。誤りのご指摘やご意見をお待ちします。第1部 » ◯ ■1960年代後半に、先進各国で次々に反体制運動(異議申し立て運動)ないし大学紛争(学園闘争)が起こった。異議申し立ての主題は、ベトナム戦争だったり大学管理体制だったり授業料値上げだったりと一国内でも多様だったが、この多様性がこれらの闘争の共通性を逆に示唆していた。一口でいえば、実存的ないし実存主義的だったのである。 ■1966年に新聞上で戦われたミシェル・フーコーとジャン・ポール・サルトルの論争に、構図の一端を見出せる。サルトルが意味の獲得に向けて投企する主体の自由を賞揚するのに対し、フ

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    castle 2008/07/01
    「〈生活世界〉を生きる「我々」の幸いのために〈システム〉があるはずだったのに気がつくと、何が〈生活世界〉か、「我々」とは誰かを含め全てが〈システム〉の生成物に過ぎないという〈システム〉のマッチポンプ」
  • 公共機関のために準備中の文章です。誤りのご指摘やご意見をお待ちします。第1部 - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > 公共機関のために準備中の文章です。誤りのご指摘やご意見をお待ちします。第1部 « 公共機関のために準備中の文章です。誤りのご指摘などお待ちします。第2部【上の第1部に続きます】 | [videonews.com] マル激トーク・オン・ディマンド再放送します » ◯ ■近年「ニート」(NEET、not in education, employment and training、学生でないのに就業せず職業訓練も受けない成人)という英国政府が用い始めた言葉によって、我が国でも若者が社会性を失う現象--非社会性--が名指され、社会問題になっている。国レベルでも自治体レベルでも、政治や行政が「ニート対策」に取り組み始めている。 ■だが、我が国における問題化のされ方と他国のそれとはかなり異なる。我が国では「自立」できない若者への「自立支援」とい

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    castle 2008/06/27
    「英国では、「個人の不全」の問題より「社会の不全」の問題として議論」「経済的に自立した若者が、自立したが故に社会的な相互扶助を軽視するなら、社会は分厚さを失い、個人がグローバル化に直接に晒される」