・世論調査でトランプ氏、バイデン候補を僅差で上回る。 ・「バイデン候補勝利確実」という見通し終盤戦で崩れてきた. ・別の調査「生活4年前より良くなった?」の問いに「はい」56%。 アメリカ大統領選の投票日を1週間後に控えた10月27日、世論調査では最も正確な実績を示してきたラスムセン社の全米対象の調査で現職のトランプ大統領への支持率が対抗馬の民主党ジョセフ・バイデン前副大統領を僅差で上回るという結果が出た。選挙全体の結果を左右する重要州のフロリダ州でもトランプ氏がリードしたという。 今回の選挙はコロナウイルスなど異例の要素が結果の見通しをことさら難しくしているが、これまで一般の世論調査が示してきた「バイデン候補優勢」の展望はこの最終段階でもはやまったく不透明となったようだ。 ラスムセンはアメリカの多数の世論調査機関のなかでもまず前回2016年の大統領選挙での調査でトランプ氏優勢を最も正確に