2006年DVD販売 全体は前年比マイナス 日本映像ソフト協会が、2006年のビデオソフト統計調査を発表している。調査によると昨年の日本のDVD売上高は、3252億8000万円と前年の3477億700万円から減少した。DVD単独では、初の前年割れである。 こうした落ち込みは、販売用DVDの売上げ不振によるものである。特に映画興行ともども不調だった洋画のDVD販売の落ち込みによるところが大きい。 アニメDVDはレンタル需要で前年比増 こうしたなかで、2006年の一般向けと子供向けを合わせた日本のアニメDVDの売上高は、937億7200万円と前年の915億5600万円を2.4%上回った。昨年に続いての売上高増加となっている。 しかしこの売上高の増加は、2006年を通じて急激に普及をみせたレンタル店向けのアニメDVDの販売に支えられた面が強い。販売用に限ればDVD市場全体の傾向と同様で、