今年1月、10代の頃からインターネット業界で天才プログラマーとして知られたアーロン・スワーツ氏がニューヨーク市内の自宅アパートで死亡しているのがみつかった。享年26歳。首つり自殺とみられる。開かれたネット社会を目指して行ったハッキング行為が犯罪として司法の場で裁かれている最中の出来事に、ネット業界では彼の死を"殉職"とみる意見も出ている。「ネットの天才」の死が社会に投げかけた課題とは何だったのか
今年1月、10代の頃からインターネット業界で天才プログラマーとして知られたアーロン・スワーツ氏がニューヨーク市内の自宅アパートで死亡しているのがみつかった。享年26歳。首つり自殺とみられる。開かれたネット社会を目指して行ったハッキング行為が犯罪として司法の場で裁かれている最中の出来事に、ネット業界では彼の死を"殉職"とみる意見も出ている。「ネットの天才」の死が社会に投げかけた課題とは何だったのか
しばらく風邪を引いて寝込んでいた。 毎日インターネットをしていると目が疲れてカルマが溜まって、少しずつ背中が固くて痛くなっていく。それが極限まで進んでどうしようも手を付けられないくらいの固さになると体調を崩すような気がする。数日間悪寒と高熱の世界で魘されて、布団の中でたくさん汗をかきまくって熱が引いた後は、背中がとても軽くて楽な状態になっている。 でもせっかく回復しても、結局インターネットくらいしかやることがないのは変わらない。ディスプレイしか見るものがない。リアル世界の時間の流れの中で何をしたらいいか分からず、5分に一回はネットを見てしまう。また背中が固くなる。インターネットを見ずに済むのは風邪で倒れているときくらいだ。一年ぶりくらいに、4日間ネットをほとんど見なかった。心の平穏があった。 風邪を引いているときは一日中寝ていても退屈しないから好きだ。外に出ないからお金も使わないし、ごはん
唐突に止めるパターンよりも、ブクマが1週間に1回、一ヶ月に一回、半年に一回、みたいに段々期間が空いていって、気付くと全然ブクマしてないというのが多い印象がある。 ブックマークする習慣がなくなっていくんだろうけど、一ヶ月に一回とか半年に一回ぐらいの時はどういう理由でブクマするのかが不思議で気になっている。 このパターン、はてなブックマークに限らず、ソーシャルメディアなど更新が比較的活発に行われるサービスだとよく見かける。最初は習慣的にかなり高い頻度でアクセスするため、落差が激しいのだろう。mixiなんかもこんなパターンが多かった気がする。Twitterでも見かけるが、別のアカウントに移ったなんてことも。
昨日、NHKのクローズアップ現代で「“つながり”から抜け出せない ~広がるネットコミュニケーション依存~」というネット依存に関する番組が放送された。ゲストは津田大介氏。内容についてはこのtogetterにまとまっている。 私も数年前からネット依存については思うところがあり、無駄なネット利用は減らそうとしてきた。関連のtweetをしたら加野瀬さんがまとめてくれた。これに対する反応も多く、ネットユーザーの関心が大きいテーマなのだなと思った。 一方で、今このエントリのために文章を猛然と書いているように、私の「書きたい欲」をネットは受け止め、発表場所を与えてくれた。いくらかの読者を得ることもできた。そうしてネットに表現したから生まれた人間関係もあるし、調べ物や買い物など便利に使っている部分もある。そういうネットの良さを享受しつつ、ネットにかける無駄な時間やエネルギーは減らしたいと思っているのだけど
「女の子とお酒を飲むのにどうしてお金を払わなきゃならないの? 会社の子と飲んだらタダじゃん」 「ブロガーの文章を読むのにどうしてお金を払わなきゃならないの? ブログで読んだらタダじゃん」 生物学的な意味での女性と飲むだけなら、そこそこ体裁が整った文字列の集合体を読むだけなら、ゼロ円で簡単に叶えられます。 負担を強いられるだけの付加価値を見出せなければ、なぜそこでお金を払う必要があるのかさっぱり分かりませんよね。 先日、話題になったブロマガも、あちらこちらで言論のバーゲンセールをしてる人たちがたくさんいるじゃないですか! イヤイヤどちらかというと皆さま方にはそろそろ蛇口をしぼる方向でお願いしたいんですが…というのは個人的な意見なのでさておき。 どうして無料で手に入るコンテンツでお金を取ろうとするの? 純粋に応援してる私の気持ちを利用してるの?金だけが目当てだったの?? そりゃあいつもブログ読
ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること ニコラス・G・カー 篠儀直子 青土社 2010-07-23 売り上げランキング : 60919 Amazonで詳しく見る by G-Tools 「ネットとの接続によって脳や文化に何が起こるか」を考える本 刺激的なタイトルにだまされてはいけません。これはインターネットの害を通俗的に煽る本などではなく、メディア史や脳科学、心理学などの知見を総動員して、「現在のネット環境が人間の脳や文化にどのような変化をもたらしているか」を解説していく本です。かんたんにまとめると、ネットがヒトに与えた影響には良い面も悪い面もあり、ネット以前の社会には戻れない今、その「悪い面」に注意を払う必要があるというのが筆者の主張だと思います。分厚い本なのに読みやすく、かつ面白く、何度も読み返してしまいました。 興味深かった点など この本の中で特に興味深かった点を自
祝!岩崎夏海結婚!! 連日ごくごく限られた範囲でもめている「ゲーセン少女」問題です。 http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4077578.html 私はこの「ゲーセン少女」をみて、はじめて「まおゆう」にたいして憤っていた人が何に腹を立てていたのかと実感した。 フィクションだからではない、実話をフィクションだといったからじゃない、そこに「タチの悪いウソ」を感じた人がいたという話なのだ。 ただ、私は彼らの指摘を呼んだ上で、まおゆうは素晴らしいと思ってる。 彼らの指摘は間違いではないが、些細なこと、後で考えればいいや、という程度に受け止めた。その問題は私にとっては作品の是非を損なうほど重要度が高くなかった。 私にとって重要な部分については許容範囲内、しきい値内に入ってたということだ。 ところが、「ゲーセン少女」に対しては、私はただのウソじゃなくて、「
そうだね、あの頃のインターネットは楽しかった。 そう、今よりもずっとね。 毎日…いや毎時間・毎分・毎秒新しい何かがあった。 発見、出会い、ネタ…笑ったり感心したりすることがつきなかった。 黄金時代と書いてベル・エポック、いつまでもこんな時代が続くのだと思っていた いつしか世界は色褪せた Tumblrではtwitterではいつまでも同じネタがぐるぐる回っている。 もう秋場所もタバスコも見飽きたのに 新鮮な見方を提供してくれたあの人は釣り師に落ちた 毎日のように面白い写真をアップしていた人は、ただの無断転載だった 自虐的なネタを繰り返してた人が、他罰的な嘲笑を繰り返すようになった 変わったのはインターネットなのか? 確かに14400kbpsのモデムは今は100MbpsのFTTHになり、途切れがちな音声はなめらかな動画に変わった だがそれだけだろうか? 変わったのは自分の方ではないか? 知識を得
「人がいなくなって廃墟のようになってもTwitterを使っているのか?という質問に対する岡田育さんの返答 - Togetter」を読んで。 「イヤッホー!! インターネット最高ゥォォォ!!」って言うのは、成人した頃、つまり社会に出てからの自らの成長の時期とインターネットが登場して成長していく時期が重なっている部分が大きい30代ならではな感情なのかもしれないなーと感じたまとめ。 20代以下と40代以上が「インターネット最高!」と叫ばない理由 20代以下は30代より早い子供の頃からインターネットの存在を間近に感じながら成長してきてるので、ネットをより身近なインフラとして捉えてて、そこを通じで行う何かも自分の人生に当然のように織り込み済み。なので、特に際立って「インターネット最高!」と叫ぶ必要がない。だって、それは当然そこにあるインフラなんだから。 40代以降はすでに自分がある程度固まってしまっ
こんにちはこんにちは!! 最近テレビCMすごいですね…! GREEとかモバゲーの携帯向けゲームの。 いわゆるソーシャルゲームと呼ばれているやつですね! でもこれ、はてなブックマークや2chみたいな「ネットに強い人たち」が集まる界隈だと、 だいたいちょっとバカにされて(?)いるんだよね。 「情報弱者から搾取してる」 「あんなものパチンコと同じだろう」 「無料で釣って騙してる」 「遊んでる側も、作ってる側もクズみたい」 こんな意見をよく見かけるよ。 うん、よくパチンコと比較されて「同じような悪いもの」とされている気がする。 それでぼくも似たような感覚を持っていたんだよね。 たしかに今は儲かるんだろうけど、 ああいうのは、なんとなく良くないものなんじゃないかなぁって。 それで、先日、友だちのzakiさんと飲みにいった時のこと。 たまたまその話題がでて、 ぼくが「パチンコと似ている」ってことを言っ
私が10代の頃は、安室奈美恵、華原朋美、SPEED、MAX、ポケットビスケッツにブラックビスケッツ、SMAPなどの全盛期だった。しかし、私は実際のところ、あまり流行りの音楽に興味はなかった。学校の友達に「どの歌手が好き?」と聞かれたら、一応「安室奈美恵が好き」などとは言っていたものの、それは単に話を合わせるために言っていただけであって、本気で好きなわけではなかった。あの時代の音楽は、友だちと話を合わせるための材料や、カラオケで皆で盛り上がるための材料として機能していたと思う。 インターネットが十分に普及していなかったあの頃は、周囲に音楽通の人がいない限り、接する音楽といえば、学校で習う音楽かテレビやラジオで流れてくる流行りの音楽ばかりで、実質そのどちらかしか選択肢がなかった。 なので、10代の頃の私にとっては、たまに良いなと思う音楽もあったものの、全体的にはそのどちらにもたいして興味は持て
【スマホ】思わず笑ってしまった情弱バカの珍言・珍動 part1 - あんどろいど速報 ブコメにも書いたんだけれど。 こういう話題の時によく「調べもしないで」という話が出るけれど、調べ方がわからないという人も(潜在的に)かなりいるんじゃないかと感じることがある。 僕が気になっているのは、pc自体触れたことがほとんど無いとかgoogleなにそれおいしいの、という人たちのことじゃなくて、むしろ自分のpc持ってる(あるいは家にある)し検索サイトも知ってて毎日使ってるような人たちでも、必要な情報にたどり着くのが難しいってのは珍しくないのでは、ということ。 こう考えるようになったのは自分の授業での体験がきっかけ。論文検索サイトとしてCiNiiとgoogle scholarを教えることが多いんだけど、「教えてもらったサイトで検索しても論文が見つかりません」という質問を受けることが多い。「調べたけど出てこ
命名した。 inumash そういうの全部分かってて煽ってるんだけど、ベタに批判されちまったなぁ。(後略) http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/CloseToTheWall/20080430/p1 #miyadai 無知だとさw全部分かって言ってるんだよ。あんたの立場からそう見える、こっちの立場からそう見えるってだけ。(後略) http://twitter.com/miyadai/status/11168608702 ザイールなんて国がないのは知っている。政治に興味のない情弱どもの目を少しでも引いて、潜在的な問題に気づいてもらえればそれでいい(後略) http://twitter.com/kituneponyo/statuses/11744127608 これはきっと、批判を無化して高みに居続けたいという心理が生み出す妖怪なのだろうなあ。 も
メカAG氏のブログ記事が面白かった。 メカAG氏の指摘を誤読し、ソースを元に組み立てない議論なんてなんの意味があるのかみたいなコメントも多くあったが、そのとおり、確かに根拠をきちんと明示して論理的な議論を組み立てるためであれば、むしろソースはとても大事なのだが、ソースをコピペだけして、はい、論破。みたいなのは極端にしても、ソースと自分の主張と現実との因果関係をまともに説明できないのに議論しているつもりになっているひとばかりがネットに溢れている。 ネットでよく見る非論理的な論客を昔、twitterでこう評したことがある。 ・ ゾンビ型論客 ・・・ 議論でいくら斬られても痛みを感じず、気づきもしない。 ・ スケルトン型論客 ・・・ 議論で斬られたはずの論点が、時間がたつと再生する。 ・ スライム型論客 ・・・ 斬ると議論が分裂する。 彼らは論理的な思考力がそもそも備わっていないので他人の理屈を
# // FF14は激しく過疎っている、誰もやっていない、全然人が増えない 【速報】 『FF14β』に人が居ない FF14の過疎が深刻過ぎて無料期間30日延長wwww FF14の過疎が深刻過ぎて無料期間延長wwww 虚偽。 OBTの間、日ごとにログイン人数が減少して行き、これがアンチに大きな希望を与えたが、正式サービスが始まると同時に状況が変わった。いくつかあった予測のうち、結局「ワイプする事が事前に確定していたので誰も真面目にやらなかった」が一番現実に近い予測だった。 CE版発売当日はそもそも商品が自宅に届かなかった者が多く、また登録やパッチ処理にかなりの時間を食われる事もあって、同時ログイン数は伸び悩んだ。2日目、基本的な手続きが終わったあとは全サーバに平均1600人前後が収容され、全体人数は約27200人となった(実際には激しい偏りがあり、3ケタしか入っていないサーバもある一方で、2
1年前の情報すらあやふやになっているような気がする。 ばぁーっとネット上で盛り上がり、あとは一瞬で消える感じ。 するとその情報をまとめたり整理したりする人間がいなくなるから、情報は古くなっても更新されず、いい加減なものがあっても誰も気づかない。 そしてその情報を誰かがコピーし、ネット上に広め、その一部分だけをコピーした人間がまた別の媒体で広め、ネット上には、劣化したコピーの情報がどんどん広がり、やがてはそれも忘れ去られる。 原典にあたるっていうか、オリジナルの情報の価値が下がってきてるんじゃないかと思えてくる。 まるで噂に翻弄される学生のように。Wikipediaってのは元々素人が編集してるいい加減な情報も混ざっているから、そういったものを誰かが真実だと思い込んで勝手に広めることで、ネット上にありもしない噂程度の情報が拡がっていき、それが真実かどうかを誰も検証せず、Wikipediaに載っ
宮嶋っちェ……(挨拶。 薄化粧 posted by (C)有芝まはる殿下。 DMC-G1 Carl Zeiss Jena Flektogon auto 1:2,4/35 F2.4 1/1000s ISO-100 ↑のやりとりだけ貼りたかったんだけれど、ちょい引っ張るために、間持たせ。 個人的には、「まおゆう」って面白さとしては、やる夫の歴史系の秀作(例を挙げるなら、関ヶ原とか)にやや劣る部分もあるかなぁ程度の興味なのですけれど、そうは言っても、ある種の物語的ストーリーテリングのツボはついてて、読めば読んだで娯楽として成立するなぁ的なものとして、遅々としながら読み進めてはみたり、的な感じで。 いやまぁ、ツカミの段階で「勇者と魔王くっつくの早すぎ、そこをもっとジラしてキュンキュンさせろよ」とか思っててなかなか入り込めなかったのも事実ですが(笑)。 こういう「敵対する異人種において、最も知的好奇
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