本日9月15日に発売された季刊エスVol.32(飛鳥新社)では「まかふしぎききかいかい」と題し、伝奇的なストーリーやダークファンタジーなど、奇妙で不思議な世界観を持つ作品の特集が組まれている。 特集では「虫と歌」の市川春子、「青の祓魔師(エクソシスト)」の加藤和恵、「ヒピラくん」の木村真二らのインタビューを掲載。市川は自身の描くものを「不思議なもの」としては捉えていないと語り、「日常の延長にあるものとして『変なものが出てくるかもしれないけど、もしかしたら隣の人もそうかもしれない』という距離感で描いている」とコメントしている。また加藤は「青の祓魔師」の誕生秘話を明かし、アイデアメモからプロット、ネーム、完成原稿に至るまでの制作過程を披露した。 さらに久米田康治の画業20周年を記念したインタビューも。「どんどん欲がなくなってきている。アンケートや新人の新連載も気にならなくなった」と漫画家人生を