ドラマ『家政婦のミタ』の主題歌に起用された「やさしくなりたい」が、自身最大のシングルヒットとなっているミュージシャン、斉藤和義。デビュー19年目の斉藤が飛躍を遂げた背景には、デビュー当時より今に至るまで変わらず“自然体”で活動をしてきたこと、そして様々なツールを活用し、キャリアアーティストでありながら新たな世代のファンを獲得してきたことにあった。 「やさしくなりたい」週間ランキング推移(下段に表示) 最終回で平均視聴率40%を記録する大ヒットとなったNTV 系ドラマ『家政婦のミタ』。斉藤和義による主題歌「やさしくなりたい」もまた、通算38 作目にして自身最大のシングルヒットとなった(累積10.5 万枚 2/20付)。 とはいえ“苦節18 年にして”云々という形容は彼の活動にはそぐわない。継続的なライブ活動でファン層を広げ、アルバム・アーティストとして安定したセールスをキープしてきた。