文化放送より 冒頭で工藤が「調子が悪い」と評してるのは直前に敬遠された中村のこと 斉藤アナがここまで感激している背景には、順位、打率、防御率すべて最下位にある埼玉西武ライオンズの不調があった。打つ方は中村の不調(バットの規定変更による)もありチャンスを作っては凡退、中継ぎは今年も計算が立たず先発が好投してもひっくり返されてしまう。成績以上に試合の展開の流れが悪くファンの間にも重い空気が漂っていた。 『ライオンズナイター』の中でももっともライオンズびいき色の濃い実況アナウンサーである斉藤アナにとって、この米野の一打はまさにたちこめる暗雲の切れ間から差し込む一条の光であったのだ。