https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/blog/bl/pkEldmVQ6R/bp/pVB8n9G9Eg/ 1979年3月、日本中の注目が法廷に集まった。 社会を震撼させた「あさま山荘事件」の実行犯である「連合赤軍」元幹部に、初めて判決が宣告されるからだ。 元幹部・吉野雅邦(現在73歳)は、同志14人の命を奪った“リンチ殺人”に加担したなどとして、検察官から死刑を求刑されていた。犠牲者の中には、自らの子どもを身ごもった妻の金子みちよさん(享年23)も含まれた。 その日、裁判長は3時間近くにわたって、とつとつと判決理由を説明した上で、最後に主文を告げた。 結論は「無期懲役」。死刑ではなかった。そして、裁判長は吉野に直接語りかけた。 「被告人は生き続けて、その全存在をかけて罪を償ってほしい」 事件から50年、生きて償うことを課した裁判長の言葉を吉野は
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