新型コロナウイルス対策のマスク着用は個人の判断に委ねるとした政府の新指針について、滋賀県の三日月大造知事はこのほど「小学校に入るまでの子どもたちにも分かる言い方を考える」として、着用に関する県独自のガイドラインをまとめる方針を示した。 【グラフ】滋賀の感染状況 政府の新指針は、医療機関や混雑した電車といった着用が推奨される場面を示しているが、13日の定例会見で三日月知事は「分かりにくい」と指摘した。県感染症対策課によると、どういう場合にどういう人が着ける方がいいのかなど、例示された場面以外でも判断に迷わないようにしたいとしている。 また、学校では新学期からマスク着用を求めないことが基本とされたことについて、県教育委員会の福永忠克教育長は同日の定例会見で、県立学校や市町教委にも同様の対応をとるよう通知していく考えを示した。高齢者と同居するなどの理由で着用を続ける児童生徒が差別されないように指