「ミシュランガイド東京2023」でコストパフォーマンスのよい良質な店「ビブグルマン」を獲得した東京・亀有のラーメン店「手打式超多加水麺 ののくら」の店主、白岩蔵人(しらいわ・くらと)さんが2月20日、急性心筋梗塞のため死去した。同店のツイッターで6日までに発表された。東京都出身。年齢は明らかにされておらず、知人によると40代後半だった。葬儀は近親者で行った。 【写真】ラーメン店「ののくら」の店の前の張り紙 白岩さんを知るラーメンライターの井手隊長氏によると、白岩さんは大学卒業後、時計メーカーで営業職として勤務していたが「自分の作ったものを売ってみたい」と33歳で退職。ラーメン界に飛び込み、35歳で名店「九段 斑鳩」で修業を始めた。2017年12月に独立した。 とにかく真面目な性格だったといい、修業先では「コピー人間になる」と宣言し、店主の所作から思考まで全てまねて吸収した。そのこだわりは麺
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