日々発表される統計や調査の結果を読み解けば、経済、健康、教育など、さまざまな一面がみえてきます。今回は厚生労働省『人口動態調査』から「日本人の死因」に焦点をあてていきましょう。 【2001年】都道府県「死因」調査…「上位10」をすべて見る 2020年、亡くなった日本人は137万人厚生労働省『人口動態調査 令和2年』によると、昨年、亡くなったのは137万2755人。1日当たり3750人の方が亡くなった計算です。男女別に見てみると、男性の死亡者数は70万6834人、女性の死亡者数は66万5921人でした。 また死亡率は、人口1000人あたり10.9。男性の死亡率は11.5、女性の死亡率10.3でした。昨年11.2よりも低下しましたが、高齢化が進み、死亡率は増加傾向にあります。 【人口1000人あたりの「死亡率」の経年推移】 1950年 10.9 1960年 7.6 1970年 6.9 1980