記事保存 日経BizGate会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。 従業員数が増加すると、従業員と従業員のコミュニケーション機会は増えていく。 「ほうれんそう」の功罪 しかも増えた従業員の数だけ増えるのではなく、コミュニケーション機会は「順列・組み合わせ」だから指数関数的に増えていく。従業員1人当たりのコミュニケーションにかける時間は増える一方である。それにともない物理的な会議や電子メールに費やす時間もIT上のネットワークコストやサーバー容量も加速度的に増えていく。 社会人になりたての若手社員がまず覚えさせられるサバイバルスキルは、上司や同僚への報告・連絡・相談、いわゆる「ほうれんそう」である。 大きな組織になればなるほど階層の多重化である「縦の細分化」も、機能別の部門分化である「横の細分化」も進んでいくから、従業員同士だけでなく部門間に必要な
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