先週、「Googleの海外での(法人)税率が2.4%」というBloomberg等の報道がありましたが、今回はこれをベースに、ネット時代の国際税務がどうなっていくかを考えます。 問題意識として、 Google以外のグローバルIT企業の実効税率はどのくらいなのか? (Googleだけがこんな低税率なのか?) なぜこのようなスキームが可能になるのか? 他の国に税金をほとんど払わないというのは非倫理的(evil)なことなのか? Googleのようなネットだけでの商売が今後増えると、各国ではほとんど課税できなくなってしまうのではないか? 最終的には、企業はタックスヘイブンに本社を置いて、どこにもほとんど税金を支払わなくなるのではないか? (未来の税金はどうなるのか?) といったあたりを考えたいと思います。 もし、尖閣諸島周辺に中国船や日本の船が近づいたら、(目にみえて非常にわかりやすいので)、どちら