タグ

ブックマーク / mochimasa.hateblo.jp (49)

  • 2012-01-23 - Not so open-minded that our brains drop out. | ホメオパシージャパンがJCBに加盟店契約解除を通告された件

    すでにいくつかのブログで指摘されているように*1 *2 *3、ホメオパシージャパン株式会社がクレジットカード会社のJCBに加盟店契約解除を通告され、今現在ホメオパシージャパンのショップと同社の製品を扱う販売店において、クレジットカード決済が行えない事態が発生しているようだ。 ホメオパシージャパンの言い分 突然の加盟店契約解除の理由につきまして株式会社JCBに問い合わせましたところ、弊社商品が消費者の皆様にご迷惑をおかけした、事故が起きたからということではなく、また、ホメオパシーをご存じないJCB会員に不安を与えたということでもない、とのことであり、加盟店解除の理由として伝えられましたのは、「常識から考えて、ホメオパシーは効果がある健康品とは思えない。むしろ消費者に心配を与える可能性を感じる。日において社会的認知がないことが問題と感じている。社会的認知があれば、ネット等に見られるようなホ

    2012-01-23 - Not so open-minded that our brains drop out. | ホメオパシージャパンがJCBに加盟店契約解除を通告された件
    chochonmage
    chochonmage 2015/10/06
    今更ながら。なんでブクマしてなかったんだろ。
  • ニセ科学だらけの桃太郎 - Not so open-minded that our brains drop out.

    昔々、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。 おじいさんがディプロマミルへ学位を買いに、おばあさんがEM団子*1を投入されて無駄にBODが上昇した川へ洗濯に行くと、川上から大きな桃がルイセンコルイセンコと流れてきました。 「あれまあ、大きな桃だこと。きっと完全無農薬の奇跡の*2桃に違いない。」 家に持ち帰って桃を割ってみると、桃の中からインナーチャイルドが生まれてきました。 「桃から生まれたから、名前は桃太郎にしましょう」 シュタイナー教育*3を受けて、すくすくと育った桃太郎は、ある日おじいさんとおばあさんに言いました。 「おじいさん、おばあさん。僕は鬼ヶ島へ鬼退治に行ってきます」 桃太郎が鬼ヶ島ヘ向かっていると、向こうから犬が江戸しぐさ*4に倣って道の隅を歩いてやってきました。 江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統 (星海社新書) 作者: 原田実出版社/メーカー: 講談社発

    ニセ科学だらけの桃太郎 - Not so open-minded that our brains drop out.
    chochonmage
    chochonmage 2014/10/25
    わはははは。わしは傑作だと思うな。『大きな桃がルイセンコルイセンコと流れてきました』でまず吹かされた。こだわりの『朝日新聞Webronzaのホメオパシー肯定キジ』
  • なぜか数字を塗りつぶしたグラフをクレベリンゲルの実験結果として公開する大幸薬品(追記あり) - Not so open-minded that our brains drop out.

    3月27日、消費者庁は「二酸化塩素を利用した空間除菌を標ぼうするグッズ」を販売する17社に景品表示法に基づく措置命令を行った*1。これらの商品はには宣伝されたような空間除菌効果を裏付ける根拠がなかったという*2。 命令をうけた17社のうちの1社であり、命令の対象になった『クレベリンゲル』等の商品を製造する大幸薬品は、この措置命令を受けて以下のような発表を行った。 弊社では、自社のみならず研究機関や企業・団体の協力も仰ぎ、研究室や一般居住空間を用いて数多くの二酸化塩素とクレベリンについての実験を繰り返してきました。そのうえで、「二酸化塩素の素晴らしさ」を自信を持ってお伝えし、消費者の皆様に納得してお買上げいただける製品づくりに取り組んでまいりました。この度の件で、対象となる商品をご利用いただいているお客様をはじめとする関係各位にご迷惑をおかけしましたことを、詫び申し上げます。 なお、今回の指

    なぜか数字を塗りつぶしたグラフをクレベリンゲルの実験結果として公開する大幸薬品(追記あり) - Not so open-minded that our brains drop out.
  • 『カルト資本主義』なる本のダメなところ。『ドラえもん』はオカルト? - Not so open-minded that our brains drop out.

    『カルト資主義』というがある。ざっくり言えば、オカルトに傾倒している様々な企業等を批判した内容だ。書のいう「カルト資主義」とは、そうした組織がカルト的全体主義によって個人を思考停止に陥らせていることを指しているようだ。 カルト資主義 (文春文庫) 作者: 斎藤貴男出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2000/06メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 111回この商品を含むブログ (34件) を見るカルト資主義―オカルトが支配する日の企業社会 作者: 斎藤貴男出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1997/06メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (5件) を見る 単行の出版は1997年*1だから、かれこれ17年も前のということになる。それでも、JALの再建で辣腕を奮った稲盛和夫氏の思想、鳩山由紀夫首相夫、そして今でも問題にな

    『カルト資本主義』なる本のダメなところ。『ドラえもん』はオカルト? - Not so open-minded that our brains drop out.
    chochonmage
    chochonmage 2014/01/12
    本記事ご言及のはてブで「名著だと思う」って書いちったわたしどす。ご指摘受けて再読しようと思って探してるんですが埋もれてるらしくていまだ見つけられず。
  • 「『サプリメントは効果なし』記事の不勉強」へのツッコミ - Not so open-minded that our brains drop out.

    BLOGOSの『「サプリメントは効果なし」米医学誌がバッサリ』という記事に対して、『「サプリメントは効果なし」記事の不勉強』という批判記事が書かれた。 私は、後者を書いたid:appleflower氏の、元論文をきちんと読もうというスタンスに完全に同意するところである。しかしながら、この件に関して言えば、同氏の指摘に対して同意しがたい部分がある。そこで、エントリーでは後者の記事に関してツッコミを入れようと思う。 ツッコミの前に。そもそもサプリメントは効くのか効かないのか 言うまでもないことだが、私は頭ごなしにサプリメントが何かに効くとか、何かに効かないと主張するつもりはない*1。それはひとつには、大変つまらないことに、私がこの分野の専門家ではなく、自信を持って明確な結論を下せないということにある。 もう一つの理由は、サプリメントが効くかどうかということは、条件次第の問題であって、単純には

    「『サプリメントは効果なし』記事の不勉強」へのツッコミ - Not so open-minded that our brains drop out.
    chochonmage
    chochonmage 2013/12/27
    appleflower氏はサプリ屋さんなんだな。http://www.anzai-assoc.com/
  • アメリカ人男性から未知のタイプのY染色体発見→Y染色体アダムの年代が塗り変わる - Not so open-minded that our brains drop out.

    いわゆる"Y染色体アダム"に関する興味深い論文*1が発表された。この研究結果が直接的に示したのは、Y染色体アダムはこれまでの研究の推定よりも、かなり昔の人物だっただろうということだ。それ自体は予てからこの問題に関心をもっていた人でなければ、どうということは無いように聞こえるかもしれない。私が個人的に面白いと感じたのは、むしろこの発見の経緯とこの結果が示唆する人類の起源についての興味深い仮説の方だ。 "Y染色体アダム"とは誰か この話を格的に始めるとなかなか題に入れない。ここでは簡単な説明に留めることにしよう。詳細で厳密な説明は、例えばリチャード・ドーキンス著の『祖先の物語』の上巻で確認してほしい。 祖先の物語 ~ドーキンスの生命史~ 上 作者: リチャード・ドーキンス,垂水雄二出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/08/31メディア: 単行購入: 1人 クリック: 45回この

    アメリカ人男性から未知のタイプのY染色体発見→Y染色体アダムの年代が塗り変わる - Not so open-minded that our brains drop out.
  • 鳩山由紀夫元首相と日本ホメオパシー医学協会会長の由井寅子氏のファーストコンタクトが確認される。 - Not so open-minded that our brains drop out.

    ホメオパシー医学協会会長の由井寅子氏と民主党衆院議員の鳩山由紀夫元首相との接触が確認された。 由井氏はあの『毒と私』を鳩山氏に渡す 由井寅子氏は民主党の『統合医療を普及・促進する議員連盟』の会合に参加し、同議連の会長を務める鳩山氏に自著『毒と私』とDVDを手渡したそうだ。 由井会長からは会議終了後、鳩山前首相に、ホメオパシー治癒のエビデンスとしてホメオパシーでの発達障害など難病の治癒症例集のDVDおよびホメオパシーバッシングの真相を由井会長自身が執筆した「毒と私」を贈呈しました。 (引用: http://news.jphma.org/2012/09/95-ddab.html 強調は引用者による ) 由井氏側の発表では『ホメオパシーバッシングの真相を由井会長自身が執筆した「毒と私」』とあるが、これは私がこのを読んで理解した内容とは大きく異なる。私の理解によれば、同書は『死亡事故の責任を

    鳩山由紀夫元首相と日本ホメオパシー医学協会会長の由井寅子氏のファーストコンタクトが確認される。 - Not so open-minded that our brains drop out.
    chochonmage
    chochonmage 2012/09/24
    なんかタチが悪そうな邂逅だなー。
  • 放射能の影響でチョウに異常が生じたとする大瀧准教授、ホメオパシーセミナーでかく語りき - Not so open-minded that our brains drop out.

    時事通信が報じた*1ように琉球大学の大瀧(松)丈二准教授らのグループは、福島第一原発の事故に由来する放射性物質の影響によりチョウの一種ヤマトシジミに異常が生じているとする論文を発表した。論文はオープンアクセスの科学雑誌Scientific Reportsに掲載され、ウェブで誰でも閲覧できる状態になっている。以下がその論文へのリンクである。 The biological impacts of the Fukushima nuclear accident on the pale grass blue butterfly : Scientific Reports : Nature Publishing Group 論文の信憑性について 信憑性についての考察は下記に詳しい。 ヤマトシジミの奇形は原発の影響によるものなのか - むしブロ+ また、Twitterでも以下のような議論がなされている。

    放射能の影響でチョウに異常が生じたとする大瀧准教授、ホメオパシーセミナーでかく語りき - Not so open-minded that our brains drop out.
    chochonmage
    chochonmage 2012/08/15
    周知の事実かもしれませんが、松本(大瀧)丈二氏はホメオパシーの本書いてまっせ。『ホメオパシー医学への招待―現代医学を超えた21世紀の代替療法』http://p.tl/hycC はっきりとニセ医療の片棒担ぎ。
  • 食養関係者が統合医療大学院大学開設を画策→杜撰すぎて門前払いに - Not so open-minded that our brains drop out.

    各紙が報じている通り*1、「統合医療大学院大学」なる大学の開設申請が、文部科学相の諮問機関によって「不可」とされた。書類審査の段階で、"門前払い"された格好だ。 同大は、西洋医学と漢方などの補完代替医療を組み合わせた「統合医療」を担う人材育成を目的としていたが、同審議会は、教育課程が体系的に編成されていない点などを指摘。通常、審査は秋まで続けるが、09年度に導入した「早期不可」制度を初適用し、書類審査のみで打ち切った。 (引用元: 読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120618-OYT1T00955.htm 強調は引用者による。) 大学設置を画策していたのは誰か? 文科省のwebサイトにある資料*2 によると、申請者は「学校法人統合医療学院設立準備委員会」とある。委員会のメンバー等の詳細は不明だが、朝日新聞によれば医師の渡辺昌氏が「

    食養関係者が統合医療大学院大学開設を画策→杜撰すぎて門前払いに - Not so open-minded that our brains drop out.
  • 不死の生命体ソマチットとスターウォーズと空海と - Not so open-minded that our brains drop out.

    NATROM氏の記事によれば、歌手で俳優の武田鉄矢氏がラジオで「ソマチット」についてのを紹介したらしい。エントリーでは武田氏とNATROM氏に便乗し、武田氏が読んだという『ソマチット 地球を再生する不死の生命体』の内容の一部をご紹介したいと思う。*1 ソマチット―地球を再生する不死の生命体 (bio books) 作者: 福村一郎出版社/メーカー: ビオマガジン発売日: 2010/06/24メディア: 単行 クリック: 1回この商品を含むブログを見る なお、NATROM氏も懸念しているように、書の内容は、少なくとも潜在的には悪質なビジネスの裏付けに使われ得るものだし、実際そういったビジネスとそう遠くないと思われる製品や人物の固有名詞が登場するのも事実だ。だから、冗談や皮肉を並べる前に率直に述べておきたいのだが、こので展開されている主張の大部分は、ほとんど疑う余地もないほど明明白

    不死の生命体ソマチットとスターウォーズと空海と - Not so open-minded that our brains drop out.
    chochonmage
    chochonmage 2011/11/20
    その役に立たないナマクラな「ダイヤモンドのナイフ」、私が引き取ろう。
  • やる夫で学ぶマクロビの歴史と桜沢如一の生涯 2 - Not so open-minded that our brains drop out.

    第1回では、マクロビオティックの創始者 桜沢如一がその原形である養と出会い、独自性をもった事法・思想であるマクロビオティックが成立するまでを説明した。エントリーでは、マクロビ自体からは少し離れて如一の破天荒な政治活動の来歴をご紹介する。 危険分子『桜沢如一』 如一は1941年春、偕行社という陸軍の関連団体で講演を行った。 ___ /     \ キリッ /   \ , , /\ /    (●)  (●) \   『日を滅ぼすものはたれだ』 |       (__人__)   | \      ` ⌒ ´  ,/ .      /⌒〜" ̄, ̄ ̄〆⌒,ニつ |  ,___゙___、rヾイソ⊃ |            `l ̄ .      |          | 講演の中身は反戦演説だったという。真珠湾攻撃が行われるのはその年の12月である。如一はこの緊迫した時期に大胆にも軍関係者

    やる夫で学ぶマクロビの歴史と桜沢如一の生涯 2 - Not so open-minded that our brains drop out.
    chochonmage
    chochonmage 2011/08/12
    へーぇ。ある種の魅力があった人なのは間違いないんだな。麻原彰晃なんかもそうかもしれないけど、きっと会ってみないとわからない何かか。
  • やる夫で学ぶマクロビの歴史と桜沢如一の生涯 1 - Not so open-minded that our brains drop out.

    マクロビオティック (マクロビオティクス、略してマクロビとも) は一般的には健康的な事法の一つとされ、最近では「ハリウッドでも人気」というような触れ込みで日でも紹介されることも多い。しかし、その触れ込みと「マクロビ」という単語の横文字の響きとは裏腹に、その源流が戦前の日にあったことは、どれほど知られているのだろうか。 エントリーでは、その創始者 桜沢如一(さくらざわ ゆきかず)の視点からその歴史と思想について概説し、その理論の妥当性について批判的な解説を加えていく。 幼少期の母との別れ 桜沢如一は1893年(明治26年)に孫太郎と世津子の子として和歌山で生まれた。 毛沢東と同級生なんだお! ____         ,. -‐―――‐-、 / ̄ ̄\      /⌒  ⌒\      γ::::::世津子:::::::::::ヽ、 /   _ノ  \   /( ⌒)  (⌒)\   

    やる夫で学ぶマクロビの歴史と桜沢如一の生涯 1 - Not so open-minded that our brains drop out.
    chochonmage
    chochonmage 2011/08/11
    「トンデモの歴史」もやる夫だと読んじゃうなー。
  • 朝日新聞WEBRONZAの記事が案の定ホメオパシーの擁護に使われている件 - Not so open-minded that our brains drop out.

    朝日新聞社が運営するニュースサイトWEBRONZAは昨年の12月13日に発達障害の一種である注意欠陥多動性障害(ADHD)にホメオパシーが有効であるとする記事(以下、問題の記事)を掲載した。この記事の内容が臨床試験に対する不十分な理解に基づいて書かれたものであり、読者に誤った情報を与えてしまうものだったことは12月26日のブログの記事で指摘した*1。その後、WEBRONZAには朝日新聞科学医療グループの久保田裕氏により、この問題を総括した記事が掲載されたが、一方で問題の記事自体は何の訂正もなく放置されている。私は問題の記事のせいでホメオパシーがADHDに有効であると信じてしまう人がでないようにと、問題の記事に注釈なり追記なりを付けるようにブログの記事、twitterでの公式アカウントへのメンション、朝日新聞社の問い合わせ窓口で再三にわたって要請してきたが、朝日新聞WEBRONZA側は無視

    朝日新聞WEBRONZAの記事が案の定ホメオパシーの擁護に使われている件 - Not so open-minded that our brains drop out.
    chochonmage
    chochonmage 2011/08/01
    こうなったからには@WEBRONZAが『自分たちが一次情報を集め、ウラを取ることによって本当のホメオパシーの情報』を伝える事以外に責任を取る方法があるとは思えない。中の人達、ジャーナリストの意地とかないの?
  • モテる科学力を磨くための4つの心得「無精卵を食べられない女をアピールせよ」等 - Not so open-minded that our brains drop out.

    元ネタ: 『モテる女子力を磨くための4つの心得「オムライスをべられない女をアピールせよ」等』 http://youpouch.com/2011/04/26/162331/ こんにちは、分子生物学を専攻しているMochimasaです。私はお金も権力もありませんしキモメンですが、科学に関してはプロフェッショナル。今回は、モテる科学力を磨くための4つの心得を皆さんにお教えしたいと思います。 1. あえて4〜5世紀前の学説を飲み会で持ち出す あえて4〜5世紀前の学説を使うようにしましょう。そして飲み会の場で好みの理系男子がいたら話しかけ、わざとらしく古い学説を持ち出してオチョクってみましょう。そして「あ〜ん! この学説当にマジでチョームカつくんですけどぉぉお〜!」と言って、男に「どうしたの?」と言わせましょう。言わせたらもう大成功。「天体とか詳しくなくてぇ〜! ずっと天動説信じてるんですけどぉ

    モテる科学力を磨くための4つの心得「無精卵を食べられない女をアピールせよ」等 - Not so open-minded that our brains drop out.
    chochonmage
    chochonmage 2011/05/07
    問題はこーゆー理系オトコにモテたところで、女にメリットがなさそうなところか。
  • 案の定、由井寅子氏が放射能に対処するホメオパシーのレメディについて語りだしたらしい件 - Not so open-minded that our brains drop out.

    すでに先日のエントリーでホメオパシー提唱者たちが震災に便乗しようとしていることを指摘した。加えて、そのエントリーでは過去に震災に便乗したホメオパシー提唱者たちには、原子力関係のデマを広めているケースがあったことも紹介した。エントリーでは現在進行形でホメオパスが原子力に関する悪質なデマを広めていることを指摘しようと思う。 日ホメオパシー医学協会会長であり、ホメオパシージャパン系ホメオパシー団体の実質的なトップであるホメオパスの由井寅子氏は、13日の第3回 日ホメオパシー医学国際シンポジウムにおいて、以下のような内容について発表したようだ。 由井寅子JPHMA会長の発表は、3月11日に発生した東北地方太平洋大地震被災者への心のケア、福島原発の放射性物質漏えいで起こりえる危険性と被害と対応するレメディーの紹介から始まりました。 この未曽有の事態に対し、各家庭でホメオパシーのホームキットを利

    案の定、由井寅子氏が放射能に対処するホメオパシーのレメディについて語りだしたらしい件 - Not so open-minded that our brains drop out.
    chochonmage
    chochonmage 2011/03/14
    『これは、言うなれば、子ども銀行の紙幣を義援金の募金箱に入れるに等しい行為だ』←言い得て妙。例え善意であっても迷惑千万。加えて「こども銀行券でモノが買える」とふれ回るのは犯罪行為。
  • ホメオパシー記事の訂正を拒む朝日新聞WEBRONZA - Not so open-minded that our brains drop out.

    朝日新聞社が運営するニュースサイト WEBRONZAにホメオパシーが注意欠陥・多動性障害(ADHD)に有効であるとする研究を紹介しホメオパシーを肯定的に扱った記事が掲載されたのは昨年の12月13日だった。その後、twitterで批判的な議論がなされ*1、当ブログでは具体的に不備を指摘するエントリーを掲載した。その要約は以下の通りである。 実験の対象になったADHDの被験者62人は事前の非二重盲検試験でホメオパシーが「効く」ことが確認済みの人で、予め「効かなかった」人は除外されている。しかし、そのことは問題のWEBRONZAの記事には書かれていない。*2 論文では二重盲検の結果、ホメオパシーの効果に肯定的な結果を得ているが、その効果の程度は非二重盲検と比べてわずかだったと解釈されている。にも関わらずWEBRONZAでは二重盲検試験の結果、「ホメオパシー薬が症状のいくつかを顕著に改善させた」と

    chochonmage
    chochonmage 2011/02/11
    英語の元論文を検証する大作業を含んだエントリをwebronzaはリンクという形で「拝借」して自分の記事にしているのだ。菓子折りも原稿料もあるわけでなし、せめてMochimasa氏の要請にはしっかり耳を傾けるのが礼儀だろ。
  • 元自衛隊 陸将補の池田整治氏のメルマガの陰謀論が中二病じみている件 - Not so open-minded that our brains drop out.

    約一年前のエントリーで指摘したように、池田整治氏は週刊SPA!の誌面で予防接種は有害且つ陰謀の産物であり、病気の予防にはホメオパシーが有効だとする持論を展開してしまったアレな元自衛隊員である。当時は現役の一等陸佐だった池田氏だが、昨年の12月、一定の条件を満たした退職者に認められる特別昇任によって陸将補に昇任して退職していたようだ*1。ちなみに池田氏は防衛大学校国際関係論の卒業で、陸上自衛隊小平学校の人事教育部長という職にあったらしく、学生に「百匹目の猿現象」を教えたりと、大変有意義な教育活動に従事されていたようだ*2。 そんな池田氏の名前を久しぶりに拝見したのは、今日あるブログ読んだときだった。『続・ホメオパシーが朝日新聞で叩かれたワケ・・・ 』と題されたそのブログにはこんなことが書いてあった。 去年、朝日新聞でのホメオパシーの不当な扱いに関する裏事情を、池田 整治(いけだ せいじ) さ

    元自衛隊 陸将補の池田整治氏のメルマガの陰謀論が中二病じみている件 - Not so open-minded that our brains drop out.
  • 朝日新聞WEBRONZAのホメオパシー記事、そんな事後対応で大丈夫か? - Not so open-minded that our brains drop out.

    朝日新聞社のニュースサイトWEBRONZAにホメオパシーに好意的な記事*1が掲載され、それに対してTwitterでは批判的な意見が飛び交い*2、私もその記事の不備を指摘するエントリーを書いた。WEBRONZA側もそれらの批判に応え、朝日新聞科学医療グループの久保田裕氏による「ホメオパシー論争、改めて整理しよう 」と題した記事を掲載し、twitterに寄せられた意見に対しては公式アカウントから返答がなされた*3。しかし、その対応にはまだ不満が残る。 WEBRONZAは自分の言葉と責任で検証を 久保田氏の記事では発端となった記事の問題点を整理し、私のエントリーに言及している。 ホメオパシーの効果はプラセボ効果ではない、ということを示す二重盲検試験がADHDの子どもを対象にして行われている、ということが紹介されている。この二重盲検の論文に関しては、たとえば、ブログ「Not so open-min

    chochonmage
    chochonmage 2011/01/09
    私は現在までの「対応」に一定の評価はしているが、万一WEBRONZAがこのまま終息させたりするならば心底軽蔑する。
  • 朝日新聞WEBRONZAの記事で紹介されたホメオパシーでADHDが顕著に改善したとする二重盲検の話は本当か? - Not so open-minded that our brains drop out.

    追記:朝日新聞WEBRONZAさんへ: 記者がヒトデの脚なら、編集長/編集長はヒトデのどこなんでしょう? 私の記事にリンクをはるのは一向に構いませんが、それだけでは何一つ検証したことにはなりませんので、万が一にも誤解なきようにお願いします。それから、ヒトデは軟体動物ではなく棘皮動物です。 http://astand.asahi.com/magazine/wrscience/special/2010122800005.html http://astand.asahi.com/magazine/wrscience/2010122800018.html 朝日新聞が運営するニュースサイトWEBRONZAに、スイスのホメオパシー事情を紹介した記事が掲載された*1。記事の筆者の岩澤里美氏自身がホメオパシーの効果を実感したという体験談まで載っていて、かなりホメオパシーに好意的な記事だという印象をうけた*

    朝日新聞WEBRONZAの記事で紹介されたホメオパシーでADHDが顕著に改善したとする二重盲検の話は本当か? - Not so open-minded that our brains drop out.
    chochonmage
    chochonmage 2010/12/28
    webronzaには対応の一つとして筆者の自称「ジャーナリスト」岩澤里美氏ご自身の真意の説明と批判への反論をぜひ。/そもそも「被験者の親子たち」が「偽薬が与えられると予想する」ようなデザインで盲検になるのかな?
  • 山口ホメオパシー訴訟は和解で終結。しかし、ホメオパシー団体は"言いたい放題" - Not so open-minded that our brains drop out.

    ホメオパシー助産師が乳児に対するビタミンKの投与を怠り死亡させたとする山口での訴訟は、被告の助産師側が原告側に和解金を支払うという形で終結した。朝日新聞によれば、 生後2カ月の長女が死亡したのは、ホメオパシーという民間療法をする助産師が適切な助産業務を怠ったためだとして、山口市の女性(33)が助産師を相手取り、約5600万円の損害賠償を求めた訴訟で、助産師側が女性に和解金を支払うことで合意したことが21日、分かった。和解金は数千万円とみられる。 (引用元: http://www.asahi.com/health/news/SEB201012210082.html) この裁判は民事裁判であり、この決定の是非について第三者がとやかく言うことではないだろう。問題は、被告の助産師が所属していた日ホメオパシー医学協会の訴訟後の対応である。 JPHMAとしては、裁判中であったため、件に関しては当初

    山口ホメオパシー訴訟は和解で終結。しかし、ホメオパシー団体は"言いたい放題" - Not so open-minded that our brains drop out.
    chochonmage
    chochonmage 2010/12/23
    『原告の家族構成について書く行為は、プライバシーの侵害と言われても仕方がないだろう』←同感。Mochimasaさんが暴いた「隠しビタミンK2シロップ攻撃」もここにきてさらに重要な意味を持つ。