サポ不満爆発 監督と選手にひわいな罵声…浦和 ◆J1第12節 仙台1-1浦和(15日・宮城スタジアム) 一部の浦和サポーターがまた暴れた。仙台戦は28本のシュートを打ちながら、1―1。最近5戦で1勝3敗1分けと、勝ちきれないチームへのいらだちが爆発した。 試合後、敵地にもかかわらず、選手バスが待機するスタジアム裏に約50人が殺到。選手、監督を罵倒(ばとう)した。「オ〇ニー・サッカー。オ〇ニー・フィンケ」―。フィンケ監督がバスから降り、コールリーダーと約10分の会談。坪井、阿部も“暴徒”との話し合いに巻き込まれた。仙台の選手バスが通り過ぎる際には外国籍選手に向かって人種差別発言を合唱し、野卑な狂想曲が終わった。 これまでも一部の浦和サポーターが幾多の問題を起こしてきた。にもかかわらず、宮城スタジアムのガラス戸をドンドン蹴りつける者に、それを見守る浦和スタッフ。橋本社長は「仙台の方には謝罪した