チェルシーの監督時代は、経営陣と選手補強を巡ってたびたび衝突し、結局チームを自分から去ることになったモウリーニョ 「逆転は不可能」 1月30日、レアル・マドリーがオサスナに敗れ、首位バルセロナとの勝ち点差が7に広がったことを受け、スペインのメディアはこのような論調を強めている。 昨年11月29日の直接対決でバルセロナが5-0と圧勝したのに加え、22節終了時点の得失点を見ても、バルサの70得点・11失点に対し、レアルは52得点・19失点と、明らかな差がある。“スペシャル・ワン”モウリーニョをもってしても、バルサの安定した強さを上回るチームを作れずにいるという事実が浮き彫りになっている。 そういう苦しい状況に置かれていても、モウリーニョはレアルにポジティブな変化をもたらそうとしている。 それは、GMバルダーノをチームから遠ざけることである。 現場の最高権力者を巡る、GMと監督のつばぜり合い。
![不振に喘ぐレアルで繰り広げられる、モウリーニョ対GMの“仁義なき戦い”。(中嶋亨)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7e7f921d25e8e0589ba717f2e2414e1cc85af70b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fe%2F2%2F-%2Fimg_e267c5624f13876caef4cbdfb4d5c5a0350177.jpg)