クラブW杯5位決定戦、2得点を挙げチームを勝利に導いた佐藤寿人。現在、ザックジャパンに呼ばれることは少ないが、オシム監督時代には定期的に出場機会を得ていた。 コリンチャンスの優勝で幕を閉じたクラブW杯。 Jリーグ王者のサンフレッチェ広島は5位決定戦で韓国の蔚山現代を3-2で下し、今シーズンの最終戦を勝利で締めくくった。今季のJリーグ得点王でこの日も2ゴールを挙げた佐藤寿人、そして“相撲取りパフォーマンス”に脚光が当たったが、何より興味深かったのは、広島がこの数シーズンにわたって構築した独特の「可変システム」で、アジア王者を破った点である。 テレビ中継や雑誌のフォーメーション図では「3-4-2-1」と表現される広島のシステムだが、実際にスタジアムでピッチを俯瞰して見ると、この配置はほぼ“フェイク”と言うべきで、違うフォーメーションが浮き上がってくる。 キックオフ時の「3-4-2-1」から「4
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