ロンドン(CNN Business) スウェーデンでこのほど、運転手などを乗せない自動運転トラック「T―Pod」の公道での試験運用が始まった。 スウェーデンの新興企業「Einride」は、物流の中心地であるヨンショーピング市の道路で、電気で走行する無人トラックの運用を開始した。 試験運用は2020年末まで行われる見通し。同社によれば、バックアップのための運転手を乗せない完全に自動走行するトラックが公道の走行を許可されたのは今回が初めて。 自動運転トラックは離れた場所からオペレーターが監視を行う。必要な場合にはトラックをコントロールできるという。他企業の自動運転車は、運転を引き継ぐために車内に運転手を乗せて公道を試験走行している。 トラックにはカメラやレーダー、3Dセンサーを搭載。周囲360度を認識できるという。 トラックが走行するのは倉庫から貨物ターミナルのわずか300メートルだが、5度の