【ニューヨーク=清水石珠実】米新聞大手ニューヨーク・タイムズ(NYT)がサービス利用規約に人工知能(AI)対策を盛り込んだことが14日までに分かった。AIを開発する企業が、同社の記事や写真などのコンテンツを許可なくAIの学習用に収集して活用することを禁じる条項を加えた。米広告業界誌「アドウィーク」が報じた。また、AI開発企業に対して、メディア企業が団体で交渉する計画にNYTが参加しない意向であ
[速報]マイクロソフト、Bing Chatで手書きの画像からHTML/CSSを生成可能に、冷蔵庫の中身から料理のアイデアも、新機能ビジュアルサーチ。Inspire 2023 マイクロソフトは、日本時間7月19日未明から開催中のパートナー向け年次イベント「Microsoft Inspire 2023」において、AIチャットサービス「Bing Chat」に、画像を基に質問ができる「ビジュアルサーチ」機能(Visual Search in Bing Chat)を追加したことを明らかにしました。 ビジュアルサーチの機能はOpenAIのGPT-4モデルを活用したものだと説明されています。 下記はBing Chatのビジュアルサーチのデモ動画として、手書きのWebフォームの画像からHTML/CSSを生成させる様子を紹介したものです。 手書きのWebフォーム画像からHTML/CSSを生成 Bing Ch
広告収入目的の「MFA」と呼ばれる低品質なWebサイトで、生成AIの導入が進んでいることが分かった。中には1日1200本以上の記事を生成しているサイトもあり、自動化が急速に進んでいる様子が伺える。 by Tate Ryan-Mosley2023.06.28 542 9 AIチャットボットを活用して生成された文章によって構成されたWebサイトが、グーグルなどを経由して広告収入を得ている。メディア研究機関のニュースガード(NewsGuard)が作成し、MITテクノロジーレビューに独占的に提供された新たな報告書によって、こうした実態が明らかになった。 140社を超える大手ブランドが、おそらく知らず知らずのうちに、AIで作成された信頼性の低いサイトの広告費用を支払っているとみられる。こうしたAI生成ニュースサイトで見つかった大手ブランドの広告の90%はグーグルが配信したもので、グーグル自身のポリシ
「私はロボットではありません」選ぶ必要なし 新「reCAPTCHA」Googleが公開、ユーザーは何もしなくてOK 米Googleは10月29日、人間とbotを識別するための新API「reCAPTCHA v3」を公開したと発表した。従来のreCAPTCHAは、ゆがんだ文字を読み取ったり、チェックボックスにチェックを入れるなどユーザーによる操作が必要だったが、v3は操作が不要。リスク分析エンジンでユーザーのアクティビティを分析し、どれぐらい不審かをスコア化して示すことで、Webサイトオーナーが対策を講じられるようにした。 reCAPTCHA v1では、アクセスした全ユーザーに対して、ゆがんだ文字を読み取って入力するよう要求していた。reCAPTCHA v2では、「I'm not a robot」(私はロボットではありません)というチェックボックスにチェックを入れる方法がメインとなり、リスク分
Webサイトでの登録やログイン時に表示される「私はロボットではありません」の文言と、ぐにゃぐにゃに曲がった読みにくい文字。これらはWebサイトをクロールする「ボット」を弾き、人間が作業していることを証明する「CAPTCHA」というテストだ。 米国のAI企業Vicariousの研究者たちは、効率良くデータを学習してCAPTCHAに表示された文字を認識できる学習モデルの研究結果を、科学雑誌「Science」に掲載した。CAPTCHAの文字を認識するために必要となる訓練データは、従来のディープラーニング手法に比べて約300倍効率的になったという。 彼らは、少数の例から学習して一般化できる能力を持つ人間などの脳を参考に、神経科学の知見を導入した「再帰的皮質ネットワーク」(Recursive Cortical Network)を作成。 結果として、1文字当たり5つの訓練サンプルを用意するだけでreC
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