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ブックマーク / science.srad.jp (26)

  • 米スターバックス、環境負荷の低いGreener Storeを全世界で10,000店舗オープンする計画 | スラド サイエンス

    米スターバックスは13日、環境負荷の低い店舗を設計・建築・運用するための「Starbucks Greener Stores」フレームワークを発表し、2025年までに全世界で10,000店舗のGreener Storeをオープンする計画を明らかにした(プレスリリース、 GeekWireの記事、 USA TODAYの記事)。 スターバックスは2001年に米国グリーンビルディング協会(USGBC)に参加し、小売店舗向け環境評価システム LEED for Retailプログラムの開発に参加。現在は1,500店舗のLEED認証店舗を世界20か国で展開している。Starbucks Greener StoresはLEED認証プログラムを基礎とし、持続可能性に関する第三者認証機関のSCS Global Servicesや世界自然保護基金(WWF)などとともに開発されたもの。スターバックスだけでなく幅広い小

  • MITの数学者、スパゲッティを手で曲げて短い断片を作ることなく2つに折る方法を発見 | スラド サイエンス

    スパゲッティを手で曲げて短い断片を作ることなく2つに折る方法をMIT数学者による研究チームが発見し、その仕組みを解明した(MITのニュース記事、 論文アブストラクト、 Ars Technicaの記事)。 スパゲッティなどの乾麺を手で曲げて2つに折ろうとすると短い断片ができてしまうのは、最初にスパゲッティが中央近くで折れた時の反発力で振動が生まれ、さらに折れてしまうためだ。この謎を解明した研究は2006年イグノーベル物理学賞を受賞しているが、短い断片を作らずに2つ折りにする方法は判明していなかった。 研究者はスパゲッティを手で折る実験を繰り返し、曲げるのと同時にひねりを加えることで2つに折れることを発見。ただし、非常に強いひねりを加える必要があったため、装置を作って実験したところ、最初に360度近くまでスパゲッティをひねってから曲げると完全な2つ折りができることが判明する。 この結果は太さ

  • EM菌で「消毒」していた鶏舎内でサルモネラ検出率が年々上昇したという事例 | スラド サイエンス

    サイエンスライターの片瀬久美子氏が、『EM菌で鶏舎を消毒していたら「鶏舎内環境からのサルモネラ検出率」が年々上昇してしまった農場の事例』を紹介している。 これは2011年度に徳島県の畜産関係業績発表会で発表されたもので、公文書開示請求によって入手したものとのこと。文書自体も公開されている。これによると、ある養鶏場で中毒の原因菌として知られるサルモネラ菌の検出率が年々上昇するという出来事があったそうだ。この養鶏場ではEM菌液を鶏舎内に頻繁に散布し、消毒薬は使っていなかったという。そこで徳島家畜保健衛生所にて調査を行なったところ、EM菌液についてサルモネラ菌を排除する効果は見られたものの、消毒効果が証明されている1%消石灰水と比べて効果は弱く、鶏舎内での使用を考えると消毒効果は期待できないという結論が得られたという。 また、その結果を踏まえて問題の養鶏場に消石灰水での消毒の利用を指導したとこ

  • 気温データを学習させた人工知能、人間活動による地球温暖化はほぼないとの予測を出す | スラド サイエンス

    人工知能(ニューラルネットワーク)を用いた検証で、地球温暖化は人間活動によるものではなく、長期的な気温変動周期によるもので自然現象である、という結果が出たという(マイナビニュース、GeoResJ誌掲載論文)。 研究では、樹木の年輪やサンゴの骨格年輪といった間接データから得られる過去2000年間の北半球での長期的な気温データをニューラルネットワークに入力して学習させ、「産業革命が起こらなかった場合」に気温変化がどうなるかを予測させたそうだ。その結果、「産業革命が起こらなかった場合」を想定した予測では1830~2000年において間接データと同様の値が得られたという。

  • 台湾、ニホンウナギを「最も絶滅の危険度が高い種」に指定 | スラド サイエンス

    台湾政府は近年資源量が急減しているニホンウナギについて、同国の絶滅危惧種リスト(レッドリスト)で「最も絶滅の危険度が高い種」に指定することを明らかにした(毎日新聞、産経新聞、佐賀新聞)。 ニホンウナギは近年乱獲等により急激に数を減らしており、既に日や国際自然保護連合 (IUCN) でも「絶滅する危険性が高い絶滅危惧種」に指定されているが、今回の指定はより危険度が高いものとなる。台湾では稚魚(シラスウナギ)の輸出を禁止するなど対策を進めているが、日に違法に輸出される例が後を絶たず、状況の深刻さが増しているようだ。 ニホンウナギについては、このままの状態が続けばワシントン条約で国際取引が禁止される可能性も高いという。日ではこの期に及んで土用の丑の日でウナギをべようと各地でキャンペーンが打たれているが、事態はそれどころではないように思える。

    台湾、ニホンウナギを「最も絶滅の危険度が高い種」に指定 | スラド サイエンス
  • 高糖分、高脂肪の食事は認知機能を損なう。原因は腸内細菌? | スラド サイエンス

    高糖分、高脂肪の生活は心と体の機能を損なわせるとの研究が発表された(Slashdot)。 オレゴン州立大学の行った実験でマウスに高糖分もしくは高脂肪の事を4週間与えたところ、精神機能および身体機能両方に衰えが確認されたとのこと。特に認知的柔軟性の衰えが顕著であったという。 人に置き換えると、たとえばいつもの帰り道が途中通れなくなってしまい迂回路を探さなければならないといった場合、認知的柔軟性の高い人であればその状況に直ちに適応できる。しかし認知的柔軟性が損なわれていた場合、この作業は非常にストレスが多く苦痛や困難を伴うものになるとのことだ。 認知的柔軟性が衰える原因は腸内細菌のバランスの変化にあると考えられるという。腸内細菌は神経伝達物質を放出することが知られており、感覚神経や免疫システムを刺激し様々な生物学的機能に影響を与えているとのこと。脳も同様に影響を受けるといい、その経路や作用

  • 他人の不幸を喜ぶ感情、2歳児にも備わっている | スラド サイエンス

    他者の不幸を喜ぶ「シャーデンフロイデ」という感情は、人間の2歳児にも既に芽生えているようだ。シャーデンフロイデは不平等に対する反応であり、種が生き残るための重要な感情なのだそうだ。犬や猿でもその行動からシャーデンフロイデを感じていることが分かっている(OZY)。 イスラエルのハイファ大学が、2歳から3歳の子供とその母親、そしてその友達からなる3人グループ35組にシャーデンフロイデの実験を行った。子供達を仲良く遊ばせている間、母親は読書に耽るという「平等」の状況を作った場合と、母親が友達だけを膝に乗せて絵の読み聞かせを行うという「不平等」の状況を作った場合で、母親がテーブルに置かれたコップを倒して水をこぼした時の子供の反応を調べた。 すると「不平等」な状況では、子供は飛び跳ねて手を叩いて喜び、一方の「平等」な状況では、そうした喜ぶような反応は見られなかったとのこと。この結果、 シャーデンフ

  • 開発が進むコンドーム以外の男性用避妊法 | スラド サイエンス

    男性における避妊法といえばコンドームもしくは男性不妊手術(パイプカット)しかなく、基的にはコンドーム一択であった。しかし、最近では新たな男性用避妊法の開発が進んでいるという(WIRED、Slashdot)。 まず1つが、精液を不完全な状態にするという「H2-ガメンダゾール」だ。通常精子は精巣の中で頭部と尾部を形成するが、H2-ガメンダゾールはこれを阻止するとのこと。不完全な精子はそのまま睾丸にまた吸収され、精液の中に精子が含まれなくなるという。ただし現段階では精液にH2-ガメンダゾールが残留するかどうか分かっておらず、女性の体内に入った際の影響を調査している段階だそうだ。 もう1つはブロモドメイン阻害薬「JQ1」だ。JQ1は遺伝子の発現を制御する物質であり、たとえばがん細胞に「がん細胞になることを忘れさせる」ことができるため、抗がん剤して近年期待されている。JQ1を研究していたハーバード

  • 無能な人は自身の無能さに気付けないため自信過剰になる傾向がある | スラド サイエンス

    1999年、学術誌「Journal of Personality and Social Psychology」で「ダニング=クルーガー効果」なるものが紹介された。これは、「無能な人には己の無能さを認識するに必要な高い知見が欠如しているため、己の無能さを認識することができない」というものである。そのため、無能な人はその無能さに悩まされたり、混乱したり、慎重になったりすることはなく、むしろ不相応な自信を持ってしまう傾向があるのだそうだ(Slashdot、Pacific Standard)。 これは机上の空論ではなく、実際に行われた実験で証明されているとのこと。その人物が持ち合わせている知識や技術が、文章力や感情知能、論理的推論、銃の安全管理、討論、金融知識など何であろうと、いずれにしても無能な人は大概にして自分の能力を過剰に評価してしまうという結果が得られているとのこと。

  • 脳の前障に電気刺激を与えると意識を失うことが発見される | スラド サイエンス

    ジョージ・ワシントン大学のMohamad Koubeissi氏が率いる研究チームが、脳の一部である前障に電気刺激を与えることで、「意識のスイッチ」をオフにすることができたと発表しているそうだ。前障に電気刺激を与える実験はこれまで行われておらず、これが世界で初めとなる (New Scientist、Slashdot)。 同チームは脳深部刺激電極を用いて、癲癇持ちの女性の脳の各エリアに電流を流すことで、癲癇の発生場所を特定する検査を行っていた。 刺激電極を前障の横に配置して高周波電気刺激を流したところ、女性は意識を失い、読書を止めて空中をぽかんと見つめていたとのこと。また聴覚及び視覚的反応もなく、呼吸も徐々にゆっくりになっていったという。そして電流を止めると忽ち意識を取り戻したのだが、電流を流していた間のことについては一切記憶がなかった。実験は2日間に渡って行われ、 前障に電流を流す度に同様の

    cocokarafine
    cocokarafine 2014/07/09
    "脳の前障に電気刺激を与えると意識を失うことが発見される" 「癲癇持ちの女性の脳の各エリアに電流を流すことで…」なぜ癇癪持ちで実験?
  • 「エスキモーダイエットは心臓疾患になりにくい」というのは間違った認識だった? | スラド サイエンス

    グリーンランドのエスキモーは冠状動脈疾患(CAD)の発生率が低いという。一説にはこれはエスキモーの事のためともされているが、これを覆す論文がCanadian Journal of Cardiologyに掲載されたとのこと(MPR、Slashdot)。 オタワ大学心臓研究所のGeorge J. Fodor氏の研究チームが過去に発表された研究論文を再調査し、エスキモーやイヌイットの人達と白色人種の人達との間でCADの疾病率に違いがあるかどうかを調べた。すると、CADの有病率および、CADのリスク要因について調べた研究論文は一つしかなく、これによれば、イヌイット、アメリカ人、ヨーロッパ人の間で、疾病率はほぼ同じであったとのこと。また、大概の研究では、グリーンランドのエスキモー、カナダ及びアラスカのイヌイット、そしてエスキモーでない人達との間に、CADの疾病率にほとんど違いは見られないと結論づけ

  • ナノ素材「グラフェン」は家庭用ミキサーで作れる | スラド サイエンス

    炭素原子を水平に結合させたシート状の構造体「グラフェン」は非常に薄く、かつ熱や電気をよく通すため、トランジスタの素材にすればコンピューターの高速化・小型につながると期待されている。しかし、工業規模での製造が難しいとされてきた。アイルランドと英国の国際研究チームは、この問題を「家庭用ミキサー」を用いて解決することに成功したそうだ(AFPBBニュース)。 この手法は、グラファイト(黒鉛)の粉末を「剥離液体」を満たした容器に入れて高速で混ぜ合わせるというもの。これにより、厚さ約1ナノメートル、長さ100ナノメートルのグラフェンの極薄シートが液体中に漂う状態で生成されたという。 工業用の「せん断ミキサー」だけでなく、家庭用の調理用ミキサーでの再現にも成功しているという。実験で生成されたグラフェンは数グラムだが、規模を拡大すれば数トン規模での生産も可能という。

    cocokarafine
    cocokarafine 2014/04/23
    "ナノ素材「グラフェン」は家庭用ミキサーで作れる"低コストで大量生産が実現したら最薄素材として使い所が発展しそう。
  • 2012年に大気汚染が原因で死亡した人は700万人、WHOがレポートを公開 | スラド サイエンス

    世界保健機構(WHO)が25日に公開したレポートによれば、2012年に大気汚染が原因で死亡した人の数はおよそ700万人であったとのこと。世界の総死亡者数のうち8人に1人が大気汚染が原因で死亡した計算となる。 今回のレポートでは、大気汚染が人体に及ぼす健康被害の推定値が前レポートに比べて2倍以上となっており、大気汚染は最大の環境健康リスクであるとしている(slashdot)。 とりわけ、屋内空気汚染及び屋外大気汚染と、脳卒中や虚血性心疾患など心血管疾患との関連性、そして大気汚染と癌との関連性が新たなデータにより明らかとなった。大気汚染が急性呼吸器感染症や慢性閉鎖性肺疾患などの呼吸器疾患を引き起こしているといわれてきたが、新たなデータが加えられることとなる。 また、東南アジアや西太平洋地域では、屋内空気汚染で亡くなる人の数が屋外大気汚染より多い。これは、料理を行うに炭や木材、バイオマスストーブ

  • 塩と水とタンパク質で作られた人工血液 | スラド サイエンス

    ルーマニア・Babeş-Bolyai 大学の研究チームが、塩と水、ヘムエリトリン(タンパク質の一種)で人工血液を作ることに成功したという。ネズミを使った実験では副作用もなかったとのこと(Daily Mail記事、家/.)。 1、2年内には、臨床試験を行うことを目指しているという。しかも、水を加えると瞬時に血液となる「インスタント血液」の開発も視野に入っているようだ。 人工血液の研究は以前から各所で行われているが、副作用などの問題でまだ実用化には至っていない。なお、「ヘムエリスリン」というのは「海洋無脊椎動物で酸素の運搬に使われる多重体タンパク質」だそうだ。

    cocokarafine
    cocokarafine 2013/11/06
    "塩と水とタンパク質で作られた人工血液" good read
  • 幼児には昼寝させた方が良いらしい、昼寝は効果的な学習に不可欠 | スラド サイエンス

    Proceedings of the National Academy of Sciences に掲載された研究報告書によれば、幼児にとって昼寝は、記憶を脳に固定させる役割があり効果的な学習に不可欠なのだそうだ(家/.、Science記事)。 マサチューセッツ大学の心理学者Rebecca Spencer氏のチームは、3歳から6歳未満の未就学児40人を対象に、昼寝をしたときと昼寝をしなかったときの記憶力の違いを調べた。実験ではや傘などの絵柄のついたカードを用いた、いわゆる「神経衰弱」のようなゲームで子供達を遊ばせ、およそ2時間後に昼寝をとらせた。平均して1時間15分程の昼寝から目覚めると、すぐにカードゲームを再開させた。一方で、午前中にゲームを行わせ、昼寝をとらせずに、再びゲームを行う日もあった。そして全員、翌朝もカードゲームで遊ばせた。 この結果、昼寝をした場合には子供の記憶力は昼寝前

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    cocokarafine 2013/09/27
    "幼児には昼寝させた方が良いらしい、昼寝は効果的な学習に不可欠" good read
  • 壁の遮音効果を小さな穴で台無しにする方法 | スラド サイエンス

    来、壁は音を遮断するはずなのだが、壁にごく小さな穴を空け、その穴をプラスチックのラップで作った膜で覆うだけで、音を筒抜けにすることができることが発見された。北海道大学のOliver Wright氏が韓国の大学の研究者らと共同で研究を行い、Physical Review Lettersにレポートを発表している(家/.、Inside Science記事)。 同レポートによれば、ドリルで壁面に小さな穴をあけて片側をプラスチックラップで作った膜で覆ったところ、まるで壁が存在しないがごとく音を伝達することができたとのこと。一方で、壁に穴を空けただけで剥き出しにしておいた場合、音の大部分は壁に遮断されてしまう。伝達された音のボリュームは、穴の大きさに応じて、元音源の75%から100%近くにも及んだそうだ。

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    cocokarafine 2013/06/26
    壁の遮音効果を小さな穴で台無しにする方法
  • 抗生物質で加齢を抑制できる可能性 | スラド サイエンス

    生物なら誰でも年齢を重ねていくが、スイス連邦工科大学の研究チームは、その加齢のシステムの持つ謎の解明に一歩近づいたらしい(AFPBBニュース)。 研究チームはミトコンドリアを研究し、遺伝子発現の速度によって寿命に影響を与える3つの遺伝子から成るグループを発見した。これら遺伝子の発現率が50%少ないマウスは他のマウスより250日間ほど長く生きたという。次に実験対象を線虫に切り替え、抗生物質を投与して遺伝子作用を模倣したところ線虫の寿命を60%延ばすことに成功したという。 チームは、抗生物質の使用でほ乳類の加齢を抑制できるかどうかの確証を得るためには、さらなる研究が必要と強調している。

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    cocokarafine 2013/05/31
    抗生物質で加齢を抑制できる可能性
  • 炭素排出量の増加で巨大カニが出現 | スラド サイエンス

    アメリカは飲み物などが巨大であることか知られているが、蟹も巨大化しているという。とある研究によると、炭素で飽和させた水の中で蟹を育成すると、通常の場合よりも成長速度が速く、しかも大きく育つことが判明したという。なお、蟹以外にもロブスターとエビも同様の結果になったという。つまりこれらの甲殻類は、温室効果ガスの排出量が増えるともに巨大化することを意味している(The Washington Post、ScienceWorldReport家/.)。 水の中でCO2が増加すると弱酸性になる。これはカキやサンゴのような炭酸カルシウムの殻を持つ生物に取っては不都合だ。殻が弱くなり、捕者に捕まりやすくなるからだ。ノースカロライナ大学の海洋地質学者 Justin Baker Ries氏はThe Washington Postとのインタビューの中でカキ、ホタテガイ、および他の貝が、成長の早まった蟹により

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    cocokarafine 2013/04/11
    炭素排出量の増加で巨大カニが出現
  • うちわで得られる涼感はあおぐのに使うエネルギーよりも大きい | スラド サイエンス

    暑い日にうちわで風を送ることに意味はあるのか。結局、あおぐことで体温が上昇するだけではないのか、という誰もが一度は感じる疑問に米カリフォルニア工科大学の理論天体物理学教授、スタール・フィニー氏が答えている。結論から言えば「うちわであおぐことには効果がある」そうだ(ウォール・ストリート・ジャパンの記事)。 人間の体は発汗による蒸発を起こすことで体温を下げる。しかし、肌にまとわる空気の温度や湿度は、時間が経つにつれて高くなり、蒸発は起きにくくなる。肌をとりまく1~3ミリの動きのない空気の層である「境界層」は、屋内の自然な空気の対流では動かないためだ。つまり、うちわは境界層の空気を温度・湿度が低い空気に入れ替える役割を果たしているわけだ。 エネルギーの問題については、人間は安静にしている場合100ワットのエネルギーを使っているらしい。うちわをあおぐと、約1ワットエネルギー消費が加わるかもしれない

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    cocokarafine 2012/08/10
    うちわで得られる涼感はあおぐのに使うエネルギーよりも大きい
  • レンズをなくすことで電子顕微鏡の限界を突破する新技術 | スラド サイエンス

    対物レンズを取っ払った形になりますが,他の集光用のレンズ系はありますので. あ,元論文はこれです. http://www.nature.com/ncomms/journal/v3/n3/full/ncomms1733.html [nature.com] オープンアクセスなので誰でも閲覧可. 原理としては,X線回折の仲間になります. 通常のX線回折では,物体に入射したX線(今回の場合は電子線)が各所で散乱されたり位相変調を受けたりします.そしてその散乱波が重ね合って干渉パターンを作るわけですが,これは物体のフーリエ変換に相当します.フーリエ変換はもう一度繰り返せば元の関数に戻りますから,この干渉パターンをそのまま逆フーリエ変換出来れば原理的には元の物体の形状が再生出来るわけですが,ここで検出器の限界が問題になります.つまり,干渉波の強度(振幅)は記録出来るのですが,位相が記録出来ないのです.

    cocokarafine
    cocokarafine 2012/03/13
    レンズをなくすことで電子顕微鏡の限界を突破する新技術 (via @ReadItLater) レンズを使わない事で、レンズ性能に依存しないイノベーション