普段、鞄づくりに真摯に向き合っている職人が 自分だけの「“ ”を持ち運ぶ鞄」を考えてみました。 日々磨き続けている技術や知識を生かし、 土屋鞄の職人ならではの「遊び心」をお届けします。 スイカを運ぶ 青空の広がる、夏の季節に美味しいスイカ。 丸くてどっしりと重いスイカを、手軽に安心して持ち運べたなら……。 そんな思いから、職人・門井はスイカを運ぶ鞄をつくりました。 底面の張り込み 「ディアリオ」 シリーズの製品と同じように、底面は複数の革のパーツを張り込んでつくっています。 このとき、革をねじってしまったり強く引っ張ったりしてしまうと、たわみができてしまうんです。 出来上がったときの鞄の佇まいを想像しながら、力加減を調整しました。 制作した職人 門井 祐典(かどい ゆうすけ) 28歳の時に料理人を辞め、鞄職人への道を歩み始める。 現在では、リーダーとして大人向け鞄の製造チームをまとめている