兵庫県南あわじ市で見つかった弥生時代中期の銅鐸(どうたく)7個のうち、大きい銅鐸に小さい銅鐸をはめ込んだ「入れ子」の銅鐸1組2個を取り外して調査した結果、大小の銅鐸のつり手にあたる「鈕(ちゅう)」と、内部につり下げて打ち鳴らす棒「舌(ぜつ)」にひもやその跡が残っていることが分かり、県教委などが12日、発表した。銅鐸や舌からひも自体が見つかったのは初めて。 調査を行った奈良文化財研究所埋蔵文化財センターの難波洋三センター長は「銅鐸の鳴らし方など具体的な使い方を知る上で貴重な発見」と話している。 同研究所が7月に調査を実施した。内部の砂を除去した上で入れ子状態の銅鐸を取り外して調べた結果、大きい銅鐸の鈕に、植物性繊維でよられた直径約2ミリのひもと、ひもの繊維片を確認した。 それぞれ左右逆の方向によられていることから、複数のひもが巻き付けられていたとみられる。小さい銅鐸にもひもの跡が残っていた。
右が1718年から伝わる現物。左は復元・新調されたもので、巡行ではこちらが函谷鉾(かんこぼこ)の前懸(まえかけ)として飾られる。 日本三大祭りの一つで、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている祇園祭が京都で始まり、さまざまな行事が今月末まで行われる。そのハイライトの一つが、各町が所蔵している山や鉾(ほこ)と呼ばれる山車やみこしが市内を巡行する山鉾(やまぼこ)巡行だ。重さ約7トン、高さは屋根まで約8メートル、周りは毛綴(けつづれ)など豪華な装飾品で飾られ、40人以上が綱で引き市内を巡行する。 1000年以上の歴史があるこの祇園祭に、聖書と関係するものが大事な役割を果たしているといったら意外だろうか? 山鉾の一つ、京都市下京区の函谷鉾(かんこぼこ)町に伝わる函谷鉾の前懸(まえかけ)に使われている16世紀ベルギー製のタペストリー(毛綴)には、旧約聖書の創世記24章に記されている「イサクの結婚」の
大英博物館収蔵のルーンが刻まれた黄金の指輪について調べたことをまとめてツイートしました。 6月5日補足ツイート追加 傷を治す呪文が書かれてある事については@AtmicNumber32さんより教えて頂きました。ありがとうございます! 続きを読む
弘法大師・空海による開創から1200年を記念する大法会が開かれている高野山(和歌山県高野町)で19日、天台宗総本山の比叡山延暦寺(大津市)による慶讃(けいさん)法会が営まれた。天台宗の開祖・最澄は空海のライバルとされ、延暦寺による高野山での法会は初めてという。 空海と最澄は平安時代初めに中国・唐で仏教を学んだが、教えの違いなどから疎遠となり、両宗派も長年交流が途絶えていた。それでも平成17年の天台宗開宗1200年法会では、高野山の僧が参列するなど関係も修復された。 今回の法会は、高野山の総本堂・金堂で半田孝淳(こうじゅん)・天台座主(ざす)を導師に延暦寺の僧約20人により営まれた。木ノ下寂俊(じゃくしゅん)・天台宗務総長は「天台宗と真言宗の祈りが一つになった」と話し、添田隆昭(りゅうしょう)・高野山真言宗宗務総長も「機会があれば比叡山に赴きたい」と笑顔で語った。
【ティフアナ共同】中米諸国から米国を目指す移民キャラバン(集団)のうち数百人が25日午前(日本時間26日未明)、米西部カリフォルニア州サンディエゴと国境を接するメキシコ北西部ティ...続きを読む
ケニア北東部にある国立自然公園の夕暮れ(2008年6月24日撮影、資料写真)。(c)AFP/Roberto SCHMIDT 【1月11日 AFP】ケニアの村で8日、呪術師が死者の蘇生に失敗し、その理由として「疲れたから」と言ったことから待ちわびていた村人たちが1日を無駄したと激怒した。 9日のケニア紙スター(The Star)によると、同国南東部クワレ(Kwale)地区の村人たちは8日、死者蘇生が行われると知り、「奇跡」を目撃すべく歌を歌いダンスをしながら呪術師のサミュエル・カヌンドゥ(Samuel Kanundu)さんのもとへ向かった。 呪術師が儀式を始める前、村の長老ヌダロ・コトタ(Ndaro Kokota)さんは、「死者蘇生など今まで見たこともなかったから、直接見てみたかった」と話した。呪術師は集まった村人たちに対して、これまでに5人の死者を蘇生させたと自慢し、2013年10月に死亡
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600年以上の歴史があり、長崎県の対馬の秋祭りなどで奉納される国選択無形民俗文化財の女性神楽「命婦(みょうぶ)の舞」が伝承の危機に直面している。 これまで3人いた「命婦」は現在、長崎県対馬市厳原町樫根の主婦長瀬寿喜代さん(65)のみ。長瀬さんや島の神社関係者らは「歴史ある貴重な文化財を自分たちの代で絶やすことはできない」と継承者の誕生を切望している。 命婦の舞は、中世頃に伝わったとされ、「命婦」と呼ばれる女性が神楽太鼓をたたきながら祝詞を唱え、その後、神職の太鼓に合わせて鈴を振り、四方を向きながら厳粛に舞う。1996年に国選択無形民俗文化財に指定された。 藩政時代は「命婦家」として命婦を世襲する家があったほか、島内から命婦を選抜して伝承させてきたとされる。先祖が命婦家だったという同市豊玉町仁位の神職、国分文一さん(59)によると、古文書には全島から選ばれた8人の「神楽乙女」が舞の試験を受け
2012年に解散した旭町の地神講中(じじんこうちゅう)が代々受け継いできた江戸時代後期の掛け軸を用いた学習講座が8月9日、厚木南公民館で一般向けに初めて行われた。 地神講中とは、地域の農家で作られた組織のこと。年に2回、春分と秋分の頃に五穀豊穣を願って、土地・畑の神様(地神)の祭りを行い、代々受け継がれる地神などが描かれた掛け軸を飾って酒宴が設けられ、農業の情報交換が行われていた。 講座で使われた掛け軸は講中解散の際に市郷土資料館に寄贈されたもの。これらの掛け軸、実は「処分に困ってお炊き上げしてしまおうかと思っていた」という。寄贈時に対応した同館の大野一郎館長は、4点全て江戸時代後期のもので、当時の風俗や人々の暮らしが垣間見える歴史的にも価値のある品であったため、「譲ってください」と申し出、灰になるのは免れた。 掛け軸の一つ、「堅牢地神」は江戸時代後期の厚木の文化人、齋藤利鐘(としかね)の
飛鳥時代の宮殿に付属した国内最古の本格的庭園跡、明日香村の飛鳥京跡苑池(えんち)(国史跡・名勝)で、南北二つの池のうち南池に浮かぶ中島の周囲から約100本の柱穴跡が、県立橿原考古学研究所の調査で確認された。皇族らが儀式や宴(うたげ)で利用した舞台のような施設があったとみられる。中島の下層からは、7世紀中頃の苑池造成当初とみられる島の痕跡も出土し、同研究所は、苑池の変遷や利用実態を知るうえで貴重な発見だとしている。(守川雄一郎) 2日、橿原市の同研究所であった公開講座で東影悠主任研究員が報告した。 柱穴跡(直径1~1・2メートル)は、昨年度の調査で、南池(東西65メートル、南北55メートル)の中島(東西32メートル、南北15メートル)の周囲から、3~8列並んだ状態で出土した。島からは見つかっておらず、島を覆う舞台のような施設とみられる。7世紀末のうちに設置・撤去され、使用は短期間だったらしい
このたび朋友書店より『西周期における祭祀儀礼の研究』という本を出版しました。 A5版242頁、本体価格6000円、ISBN978-4-89281-139-5 です。 以下、本編目次を揚げておきます。(〓は外字部分) 序論 西周祭祀儀礼研究における二つの問題 第1節 西周祭祀儀礼研究と二重証拠法 第2節 西周祭祀儀礼研究と文化人類学的手法 (1) 文化人類学的手法の問題点 (2) 歴史学的手法への展望 第3節 本書の構成 第1章 献捷儀礼の変化 はじめに 第1節 献捷儀礼の概要 第2節 西周前・中期の献捷儀礼 (1) 献捷儀礼中の燎祭 (2) 献捷儀礼中の〓祭 (3) 周王主催の祭祀について 第3節 西周後期・春秋期の献捷儀礼 (1) 貢納としての献捷儀礼 (2) 廷礼の形式による儀礼 小結 第2章 祭祀儀礼の場の変化(一) 〓京 はじめに 第1節 〓京の位相 (1) 〓京の地望 (2) 〓
宮内庁は、天皇陛下が80歳、傘寿の誕生日を迎えられたことを受けて、天皇陛下への総理大臣の内奏や宮中祭祀(さいし)の新嘗祭の様子を初めて映像で公開しました。 宮内庁が公開したのは、天皇陛下の公務や宮中祭祀、それに、日常生活の様子などで、映像のほかに写真もあります。 総理大臣内奏 このうち、天皇陛下が安倍総理大臣から国事行為に関する報告を受けられる「内奏」の様子を映した映像は、ことし10月、皇居宮殿で撮影されたものです。 具体的な内容は明らかにされない「内奏」の映像が公開されたのは初めてです。
宮内庁は、京都であった大正天皇の即位式の際に、東京との間を往復した「お召し列車」の写真を含む鉄道関係の写真や巻物など約150点を、27日からホームページで公開する。 公開するのは、大正天皇即位時(1915年)に鉄道院(当時)が作成した写真集2冊や、1872年に日本で初めて鉄道が開通した際の開通式の見取り図など。 写真集には、富士山を背景に走るお召し列車のほか、「三種の神器」の鏡を輸送するために造られた「賢所乗御車(かしこどころじょうぎょしゃ)」の貴重な内部写真もある。 「賢所乗御車」が走ったのはこの時と、昭和天皇の即位式(1928年)の時のみ。今回公開される内部写真によると、三種の神器の中でも特におそれ多いとされる鏡を運ぶため、御簾(みす)や台が備えられていたことがわかる。 このほか、華やかな飾りを施したソファやドレッサーの写真もあり、お召し列車の豪華さが伝わる資料となっている。サイトはh
新護衛馬、名前は「優成」です 皇宮警察に「着任」 (中略)2009〜12年に地方競馬の川崎競馬(川崎市)に所属し、「ミウラオオスケ」の馬名で9戦1勝した。 http://www.asahi.com/national/update/0808/TKY201308080128.html しっかりと大任を果たしてもらいたいですね! 旧名ミウラオオスケ号、現「優成」号の血統表は以下の通り。 (ミウラオオスケの血統表 | 競走馬データ - netkeiba.com) 父アジュディケーティング、母父カコイーシーズ。母アオバコリンは、私は記憶になかったのですが、TCK女王盃やマリーンCの3着があるお馬さんでした。ちなみに、祖母のコリンヌドゥブルイェール(Colline de Bruyere)と天皇賞馬ヘヴンリーロマンスはいとこの間柄になります。 カコイーシーズは種牡馬としてはどうもぱっとしなかったのですが
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