タグ

ブックマーク / nov1975.hatenablog.com (109)

  • 法の理念には賛同できるが運用する人間が不安というジレンマをどう解決すればいいのか - novtan別館

    秘密保護なんちゃらにしても児童ポルノなんちゃらにしてもヘイトスピーチなんちゃらにしてもさ、理念そのものについて文句を言うつもりはないんですよ。どれもある程度必要なことだと思っている。でも、その対象があまりに曖昧で恣意的な運用が可能、という風に見えてしまうととたんに不安になるわけです。お偉い先生が「文言的にこういう風に適用されるはずがない」とおっしゃってもさ、なんで「先生」なんつー敬称になっているのかわからない僕達の代表者たる市民が「こんなのもあんなのも捕まえちゃうからねーえへへー」ってトチ狂ったことをおっしゃるわけじゃないですか。日政治当に駄目だなーってところはこういうところで、支持者にしても反対者にしてもAll or Nothingな表明をしちゃう人が多くてさ、「法案の理念は支持するが今の文言だとダメ」みたいな立場の人はどっちつかずのコウモリと見做されがちだしさ。 とにかく「ちゃ

    法の理念には賛同できるが運用する人間が不安というジレンマをどう解決すればいいのか - novtan別館
  • 自己責任論と国家の責任 - novtan別館

    辛坊治郎が遭難した件。どうも彼は自己責任論者と見做されているようだけれども、明確なそれを示す話がない(イラク人質事件は微妙な模様)。 さて、こういう問題の時に、考えなければならないこと。愚行権に基づく(まあ愚行に限ったことではないが国民の)行動について、国家はコストを負担する。海難は基無料だし、山岳の場合も民間が出動するに至らない(警察のみで完結する)場合は費用がかからない。これもある種の文化に対するコスト負担といっていいだろうけれども、危険なことを避けようとしている人から見ると納得感の少ない費用ではある。 だから「自己責任」なんだから助けなくていいよみたいな話出てくるんだけど、そういうわけにも行かない。こういう言い方するのもなんだが、一定量の愚行についてはそれを保証するのが社会のデザイン。大雨の日に河原でキャンプとか、アホかと言いたくなるようなことは沢山あるけれども、理由によらず救助が

    自己責任論と国家の責任 - novtan別館
  • 結局取り調べの可視化を拒否した警察とPC遠隔操作事件の行方 - novtan別館

    片山容疑者が取り調べを拒否、という言い分を続けている警察ですが、実際に取り調べを拒否しているのは実質警察です。可視化をすることで取り調べに応じるという片山容疑者に対して、頑なにそれを拒んでいるのは警察側ですよね。可視化されると都合がわるいことでもあるのか、と勘ぐられることよりも可視化されないことが重要っていう判断ってことですよね。どんな事情があったとしてもこれでは「自ずから明らか」と言われても仕方がないくらいの拒否っぷり。警察は事態を明らかにすることよりも重要なことがあるんでしょうねえ。 当件、誤認逮捕、自白強要から始まり容疑者否認のまま丸であるところのウイルス作成容疑について立件を見送るなどヤケクソなのか?と思うくらいのグダグダっぷり。多分誤認逮捕した相手も「そんなウイルスに感染するのは後ろ暗いことをしているからだ」くらいのドロドロとした怨念でもあるんじゃないかしら。児童ポルノ法改正の

    結局取り調べの可視化を拒否した警察とPC遠隔操作事件の行方 - novtan別館
    copyright
    copyright 2013/06/11
    この件を見ていると、日本ってどれだけ中世なんだよって思うのだが。
  • ワタミは最大多数の幸福を目指している! - novtan別館

    デフレ不況下で利益率の低い飲業において多数の人を雇って経済を回している、そういう会社ですよね! 気でそう思っているんだろうと。 http://www.watanabemiki.net/journal/post-475.htmlで渡邉美樹氏が上げた数字の中には「過労死」というものは入っていなかった。これに違和感を覚えた人も多かったようだ。 確かにね、ワタミは頑張っているんだと思う。頑張っているんだよ。不況だからしょうがないじゃない。値段上げて売り上げ落ちて社員が首になったら末転倒だぜ?そうだよね? そうかな?当にそうかな? 江戸時代の農民には自由がなかったけど生きていただけで幸せだったはず!的な主張にも思えるよね。 この話にかぎらず、自民党(だけではないけど)の政治家には前近代の価値観を元に美徳となすような風潮が特に最近多く見られる。高度成長期には多分そんなことはなく(0というわけで

    ワタミは最大多数の幸福を目指している! - novtan別館
  • ワタミが自らブラック企業告白をしている件について - novtan別館

    そりゃ選挙にでるのにブラック呼ばわりされたら体裁が悪いってのもわかりますが、事実なんだからしかたがないよね、という話ですよね。 ワタミの外事業の年収は、平成24年度において433万円であり、厚生労働省公表の宿泊・飲サービス業平均年収370万円を上回っています。 http://www.watanabemiki.net/journal/post-475.html 平成24年賃金構造基統計調査によると、飲店事業規模1000人以上の月間給与平均298.6千円、賞与他495.3千円となっています。つまり、平均年収は…4079千円…あれ?宿泊も入れた全体で大卒で絞ると380万くらい。ピッタリ来る数字はどこかにきっとあるでしょう。とまあ確かに平均よりは多い…けd,次のを見てみてください。 時間外労働時間については、ワタミの外事業の平成24年度月平均は38.1時間。これは、36協定で定めた上限4

    ワタミが自らブラック企業告白をしている件について - novtan別館
  • 「本音で語る」というのは「水伝の真偽を気にせず広める」と大して変わらない件について - novtan別館

    またぞろ炎上していますが。 夏野剛氏「橋下さんは真っ向から自分の主張をきちんとする。こういう政治家が増えないと日は沈没する。」 - Togetter この人前もこんなこと言って問題になってたよね。 程度の低いことを「音」と言って「音で語れるのスゴイ!」ってのはさ、小学生が「お前のカーチャンでべそ!」「カーチャンバカにするな!!」「当なんだからしょうがないだろ〜やーいやーい」ってやっているの変わんないだろ?事実だったとしても言っていいことと悪いことがあるし、事実かどうかわからないなら尚更。政治に関わるというのはそういうことじゃないの? 中国の古代からこの方、歴史を人を動かす政治というのは練りに練った文章から始まっているよね。自らの浅薄な考えを「音」として提示して喜ばれた奴がいるか?「ストレートな物言い」だって芝居のセリフみたいに言葉を選んでいるわけで。 音だろうがなんだろうが、筋

    「本音で語る」というのは「水伝の真偽を気にせず広める」と大して変わらない件について - novtan別館
    copyright
    copyright 2013/05/19
    「本音だから非難されるんじゃなくて、本音があまりに低レベルだから非難される」
  • ユニクロは蠱毒でも作ろうっていうんですかね - novtan別館

    別にね、経営者を育てるってのはいいんですよ。いいんだけど、全員が経営者になるあるいはそういうモチベーションで働いて相応の待遇を与える、というデザインになっている会社ではないじゃないですか。普通そんな会社ないし(投資系とかコンサル系とか?)。 強くないと生き残れないってのはそうかもしれないけど、それを担う人材を作るのに全員がそうなれないことをわかっていてふるいにかけるためにそれを「強制する」のは蠱毒か虎の穴か。いずれにせよろくなもんではありませんよね。 そういう人間を作りたいんであれば、エリート幹部候補生を別採用してちょっとでもダメそうなら首、でも最初から待遇良し、とかにしないとどうもね。会社の組織形態だけは古い日の組織を維持しつつ、働き方は理屈をつけて無理をさせるというのは無能の一歩手前に近い反社会的経営者ではないですか。いかに業績を上げるということについて有能であっても、企業の社会的責

    ユニクロは蠱毒でも作ろうっていうんですかね - novtan別館
  • で、このニセ科学大臣どうするよ - novtan別館

    安倍ちゃんも早くこいつ切らないと詐欺の片棒担いだ大臣の任命責任とか取らされるぜ? 「EM」とは文中にある比嘉照夫琉球大名誉教授(71)が提唱する概念で、「有用微生物群」のこと。比嘉氏の著書『新 地球を救う大変革』によれば、〈環境を浄化し、すべてを蘇生の方向へ導く力をもっています〉という。比嘉氏は同書で、EMが放射能にも効果があると主張する。現代科学の常識からすると、かなり“独特”な印象を受けるが……。 下村氏は12年6月23日のブログでも、板橋区ホタル生態環境館の阿部宣男館長から聞いた「ナノ銀」による除染法について肯定的に紹介している。《放射線量そのものを低減し無害化する方法であるが、文科省や原子力研究開発機構などの理解が得られず、あまり進んでないという。(中略)勉強し、国会で質問することにした》。 「放射能は菌と銀で除去」? 下村文科相の“絶賛”科学とは 〈週刊朝日〉|AERA dot.

    で、このニセ科学大臣どうするよ - novtan別館
  • 音楽の価値とは? - novtan別館

    面白いエントリが話題になっていた。 音楽お金を払って聞くという価値観が存立していない状況であった。虚しさに震えた。 こうした子供達が将来大きくなって、今の音楽コンテンツに夢を求めて投資をしてくれる日はくるのだろうか。 音楽の価値とは?? : Broadcast To The Blog うん、これはもっともな話である。 音楽お金を払う、ということはそもそもどういうことなのか。 かつては、音楽は貴重な娯楽の一つだったし、僕が若いころは商業音楽の全盛期だったと思う。遠い昔、レコードの価格は給料に比べてかなり高かった。その後大量消費時代が来て、そしてインターネットが来襲した。 続きのエントリでこの人はこう言っている。 だから難しい事言わないで、無料でもなんでも楽しめばいいよ!! 音悪くても、お金払わなくても、レコードだろうがCDだろうがスマホだろうが関係ないでしょ!! 音楽の価値とは?? の続

    音楽の価値とは? - novtan別館
  • 無責任なのは誰か - novtan別館

    これ、自分のことを言っているのであればまだわかるんだけどさ。 埼玉県内の公立学校で100人以上の教員が退職手当減額前の1月末での退職を希望している問題で、同県の上田清司知事は22日の定例記者会見で「無責任のそしりを受けてもやむをえない」と釈明した。 http://mainichi.jp/feature/news/20130123ddm041100129000c.html いや、確かに また、県が退職金が減額される改正条例を2月の施行にした理由を「1月1日が望ましいと思ったが、組合もあり最小限の周知期間が必要だった」と説明。4月施行で減額を遅らせた場合には逆に人件費の負担増が約39億円に上り、別の批判を招く恐れがあったとして理解を求めた。 http://mainichi.jp/feature/news/20130123ddm041100129000c.html とも言っているので 1月末の退

    無責任なのは誰か - novtan別館
  • 理性的であるべき層が体罰の肯定をするのはなぜか - novtan別館

    体罰と躾のボーダーラインはどこか、というような話をし始めると結論は出ない人が大半だと思う。原始的な行動心理学に照らすと罰を与えることが行動に影響を与えることは確かなことだし、そういった行為によって人間の行動を規範的に変えることはできるだろう。もっとも、それは一般的には洗脳であると思われる。 「痛い目に合わなきゃわからない」というのは裏を返せば「俺は頭がいいからわかるけどな」ということであり、社会の正義の側に立っている確信のもとに発せられる言葉だと思う。しかし当にそうか?例えば自衛隊に入れろとかなんとか言っている人は自衛隊の訓練によって(これは自衛隊としては必要なことではあるが)思考を方向づけられることに耐えられるのか?仮に耐えられるとして、それは矯正されたのか、それとも「誤魔化している」のか。世間に対して「正しい人間」として渡り歩いてきた人間の精神が高潔なことを保証されているわけでもない

    理性的であるべき層が体罰の肯定をするのはなぜか - novtan別館
  • 電子出版オリジンにおける著作隣接権の行き先 - novtan別館

    アイディアだけ。 今、審議されようとしている、出版社に著作隣接権を与えようと言う話。主に書籍の電子化にまつわる話で自炊代行やら複数の権利者への対応やらその辺りを焦点にして行われるものと理解している。 これは、既存の版面をもつ出版物においての問題としては方向性はさておき、議論の対象になるのは真っ当な話と思う。一方、電子出版オリジンの著作物においてはどうなるんだろ。一度出版物として世にでたものを原稿とみなすのは難しい?だとしたら電子から紙になるものの著作隣接権は電子の出版側が持つの?いやいや、組版するところから権利スタートでしょとか、興味がつきません。何処かで議論済みだったりしないかな… kindleで自費出版が流行ってるけどamazonが権利持つことにはならないだろうし、従来型の権利関係に比べて、編集者が必要ないものについてはインセンティブが高くなるかもしれないし、編集作業に対して今までのよ

    電子出版オリジンにおける著作隣接権の行き先 - novtan別館
  • 電子書籍とコンテンツ所有の概念について考える - novtan別館

    ついにkindleも上陸し今年は電子書籍元年になるか!という空気になってきましたが、一方でAmazonの業績はいろいろあって芳しくなく、その他のネット企業も軒並み業績を落としている中で今のスキームは当に大丈夫なんだろうかと心配もあります。 以下、大雑把で主観的すぎるかもしれませんが、あらためて書籍と言うコンテンツの形態とその意義について考えて見たいと思います。 ウェブ時代になって我々は息を吸うようにコンテンツを消費していますけれども、そうなっている原因の一つに、映像文化テレビとともに歩んできたことが大きいのではないかと思います。テレビは広い意味では我々がお金を払っているのですが、単体で番組を考えた時に、その一つ一つはタダです。その代わり、基的にはその場に居合わせて一度だけ見ることしかできない。これはビデオの登場によって変わって行きましたが、それでも録画はその時しかできない。その代替と

    電子書籍とコンテンツ所有の概念について考える - novtan別館
  • 音楽業界各社の警告を僕は評価する - novtan別館

    違法かになるからって今更DMRフリーにするなんていうなクソどもがという趣旨のエントリを書いたのもわりと最近の話ですが、いよいよ刑事罰化が始まるに当たって、音楽業界各社や文化庁がいろんなガイドラインを出してきていて、いや別にそれまでだって違法だったのが刑事罰になっただけでじゃあなぜそれまではガイドラインがなかったんだ的な議論を抱かずにはいられないわけではありますが、まあ、なんというか…昔のアダルトサイトみたいな趣のある警告ですよね。あるいはACの怖い系の広告。 これはもう、メジャーポップス業界がメインカルチャーから離脱する宣言にしか見えてこないひねくれ者の僕ですけど、この、「サボってるやつへの説教をその場にいるやつにすることでサボってるやつが酷い目にあっても自業自得感の強化」みたいな免罪符感覚な「俺たちは言ったよ!警告したかんな!」テイストがたまりません。どんな日語だ。 間違いなくこの法律

    音楽業界各社の警告を僕は評価する - novtan別館
    copyright
    copyright 2012/10/04
    「もう音楽は素人が気軽に手にとることができるものではなくなりつつありますね。」
  • 電子書籍はゴミだ - novtan別館

    少なくとも楽天はそう思っているのだろう。Rabooの終了が意味するのは、端末が故障したらRabooで購入した電子書籍は跡形もなく消え去ると言うことだ。 たぶん、電子書籍というのは、サービスを売っているのと同じと考えるべきなのだ。少なくとも現時点では。決してモノを買っていると思ってはならない。電子書籍の値段はサービスの値段だ。運がよければそれはモノを買ったのと同じ価値を持つかもしれない。そのような状況下における電子書籍の値段は高すぎるのではないのか。 書籍の著者からするとそんなこといわれても…と思ってしまうだろう。クソな電子書籍サービスにおいても、真っ当な電子書籍サービスにおいても書籍の内容自体は等価値であり、サービスの違いによって値段が大きく変動しても困ってしまうだろう。消費されるだけのテキストなど、クソサービスで、クソ安く販売されても消費者的にはウェルカムなのであるから。 実は、電子書籍

    電子書籍はゴミだ - novtan別館
  • 緩慢な自殺をし始めた音楽業界 - novtan別館

    別に業界がなくなったって音楽は不滅だぜ… 今更、コピーフリーを宣言する、というのは音楽業界の壮大な罠だ。違法ダウンロードと違法コピーの区別はつかない。カジュアルにコピーすることを可能にさせて著作権侵害のハードルを下げておいてダウンロードで捕まえる。主に犠牲になるのは中高生だろう。 ダウンロードの刑事罰化を実現した今となってはもっとも重要なことは、冤罪を起こさない、冤罪でなくてもよくわからなくてやってしまったことについて短絡的に罪を問わない、という事だと思う。そのために必要なのは、きちんとしたコンテンツ管理だ。だから、音楽業界(にかぎらずコンテンツ業界)が今回の刑事罰化への対応として一番やらなければならないのは、「捕まえやすくなったからDRMフリーね」じゃなくて、消費者保護のためのコンテンツ管理システムの強化なんだよ。いいか、お前ら自分たちでその道を選んだはずなんだぞ?DRMフリーにしたらコ

    緩慢な自殺をし始めた音楽業界 - novtan別館
  • ダウンロード違法化への抗議として不買運動をしようと思ったらそもそも最近何も買ってなかった件 - novtan別館

    そういう人多いのでは? ダウンロード違法化が業界にとってカンフル剤にならないのは明らかなんだけど、当事者はそうは思っていないような気がしています。とすると、これで何も変わらなかったら次は代替コンテンツを潰しに来るんだろうな、と。今回のは著作者隣接権が強化されただけという評価も結構ありますが、逆に言うと、ダウンロード違法化というのはそれを実現するための表向きの理由であるかも知れない。 だとしたら、これは稀代の悪法で、たかだか特定業界の商業的な便宜を図るために、やろうとすれば大抵の人は逮捕とまでは行かないでも捜査の対象にできるような手段を権力者に与えてしまったということになる。さすがにまずいよね。 なので、コンテンツ業界の人は早く不法ダウンロードとかで捕まるといいよ!報道も含めて勘違いしているみたいだけど、著作権は商業コンテンツ以外にも発生するんだから、みんなで釣り針垂らしまくってかかったそば

    ダウンロード違法化への抗議として不買運動をしようと思ったらそもそも最近何も買ってなかった件 - novtan別館
  • テクノロジーの進歩が社会を不幸にするとき - novtan別館

    ついにダウンロード違法化が現実のものになりそうです。 思えば、このブログの全盛期の大きなトピックはこれでした。結局継続的に参加できずFOしてしまいましたが、MiAUの果たした役割はあったと思うし、結果、こういった事態になってしまったことは残念です。 ダウンロード違法化の件にかぎらず、ウェブの進化が従来起こりえなかったカジュアルな違法状態を作り出し、結果としてカジュアルな取締が行われるような自体を招いた、というのはちょっと評価としては斜め上かも知れませんが、事実なんじゃないかと思います。Winnyだって、完全に悪の利用方法だけを想定した存在というわけではないしね。 インターネット黎明期、違法なコンテンツといえばAnonymousFTPとニュースグループに点在していたし、Webが隆盛してきたあとは中国サイトとかね。そういう明らかな違法状態からはだいぶ脱却してきたとは思う。キレイなインターネット

    テクノロジーの進歩が社会を不幸にするとき - novtan別館
  • インターネット浄化作戦 - novtan別館

    もう何年も前から同じ事ばっかり言ってる気がするけど、しつこく。 ダウンロード違法化→刑事罰化のながれも、違法サイトへリンク張ったら違法判決も、小女子焼くのが犯行予告も、冗談言ったらヘイトスピーチ認定も、「きれいなインターネッツ」を実現するためのものだ。 インターネットなんてきれいじゃなくていいんだよって思う反面、社会インフラはきれいじゃないといかんよなーとも思う。アングラの生息地帯だったことからネットで遊んでる身としては、まあ窮屈になったなという思いはある。でも、その窮屈さってのはネタがネタとして通じなくなったな〜くらいのものではあります。 ただ、色々なものが「違法」と明示されることは少し怖いことでもあります。中傷で訴えられる代わりに著作権法違反で逮捕されたりするのはやっぱりおかしいし、ダウンロードの刑事罰にしたって何が合法で何が違法かが「ファイル」というレベルで可視化できない中で「誤って

    インターネット浄化作戦 - novtan別館
  • ダウンロード違法化で音楽業界を心配するのも馬鹿馬鹿しいので - novtan別館

    津田さんもついに怒るを通り越して諦めにかかったダウンロード違法化問題ですが、結果として、そもそもの問題である音楽業界(あるいは映画業界?)が隆盛を取り戻すことはなく、一方でウェブを使うだけで一定のリスクが存在する環境を作り上げた、というだけに終わりそうな予感がしております。もっとも、後者が適用されることはあまりないとしても。 正直、僕の所属している音楽クラスタは(マスマーケットとしての)商業の話とは無縁でありますし、ダウンロード違法化によって生じる問題とその対策の話だけしてればいいかなという気に。ポップス業界自体が斜陽産業になりすぎると、確かに僕のクラスターの中でもプロに近い人ほど影響を受けるから困ることは困るんだけどね… もう建前で心配してあげるのはやめて、はっきりウェブの自由(もちろん制限付きである)の敵として業界を認定した上で、活動する人が増えるんじゃないかと思ったりもする。

    ダウンロード違法化で音楽業界を心配するのも馬鹿馬鹿しいので - novtan別館