大津市の中学2年の男子生徒が昨年10月、いじめを受けた後に自殺した問題で、フジテレビが、いじめたとされる同級生の名前が掲載された資料を放送した際、名前を伏せる加工をしたのに一部が透けて見える状態だったことが分かった。画像はその後、名前がより分かる状態でインターネット上に流れる事態となっている。 フジテレビ広報部によると、番組は6日午前8時〜9時55分に放送された「とくダネ!」。資料は、自殺した生徒の両親が同級生らに損害賠償を求めている訴訟資料の一部で、番組スタッフが入手し、いじめたとされる同級生の名前が見えないよう黒塗り加工をして放送したという。その後、画像が何者かに加工されたとみられ、ネット上で確認できる状態となった。 広報部は「放送映像では分からなかったが、大型テレビで静止画像にしたら透けて見えた。今後は全社的に気をつけたい」とし、ネットに流れている画像については「うちの画像が加工され