米ベインキャピタルが、旅館や日帰り温泉施設を運営する大江戸温泉物語グループの売却手続きに着手したと報道が伝わったことで、温泉・温浴施設に特化した不動産投資信託(REIT)の大江戸温泉リート投資法人の価格が1年10カ月ぶりの高値をつけた。 26日の同法人の価格は一時前日比1.7%高の9万2400円と、2017年11月以来の高値水準を回復。日中上昇率は3カ月ぶりの大きさとなった。 複数の関係者が匿名を条件に明らかにしたところによると、ベインは1000億円超での売却を目指しており、ソフトバンクグループや複数の投資ファンドが1次入札に参加した。新規株式公開(IPO)の選択肢も検討しているという。ファイナンシャル・アドバイザーには野村証券を起用した。 ベインは2015年に同グループを買収しており、当時の日本経済新聞の報道によると買収総額は約500億円だった。 ベインの広報担当にコメントを求めたものの
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