米ニューヨークで11月に開かれる日本のポップカルチャーなどを紹介する展示会「アニメNYC」(Anime NYC)で、京都アニメーション(京都府宇治市)の作品が特別に展示される見通しとなった。2016年の初開催以降、京アニの展示はなかったが、今年の放火殺人事件を受け、主催する米企業側が哀悼の意を表し、スペースを用意する。慈善の寄付も行う予定。 今年のアニメNYCは過去最大規模となり、数十カ国から最大5万人の来場者が見込まれる。京アニの犠牲者を悼む声が世界中から寄せられ、支援の輪は海を越えて広がる。 2018年のアニメNYCの様子。多様な来場者が世界中から集まる京アニに焦点 アニメNYCは「米国最大都市で開く日本のポップカルチャーの展示会」で、制作サイドや声優、アーティストらとファンの交流の場となっている。 主催者のLeftField Mediaによると、2016年の初開催以降、京都アニメーシ