12月21日。成田空港第2ターミナル。人もまばらな午後9時の出発ロビーに、浦和MF阿部勇樹が現れた。「2010年のW杯直前に、グラーツでイングランドと親善試合をしたときに、現地で会って以来です
浦和の心臓である阿部勇樹。彼の仕事の一部を担える遠藤航の加入が、日本屈指のマルチプレイヤーをさらに輝かせている。 強力な攻撃陣を擁する川崎フロンターレを1-0で完封勝利した浦和レッズ。これでリーグ戦の完封勝利は3試合、スコアレスドローに終わった横浜F・マリノス戦(4/10)を カウントすれば、零封試合は4試合目だ。 戦績(6勝1敗1分)は昨年(6勝2分)とほぼ同ペースだが、チームの戦い方はまったく異なる。前線から積極的にプレスを掛けてボールを奪って早く攻める。今季は相手を完全に封じ込める圧倒的な戦いに浦和は挑戦しているが、川崎戦でもその姿を見せてくれた。カウンターで危ない場面はあったが、シュートを6本に抑え決定機は一度きり。試合を完全にコントロールしていたと言える。 献身的な守備を率先してこなしていた前線の選手の貢献も非常に大きいが、今の浦和のサッカーの肝になっているのは、ボランチの阿部勇
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