こんにちは。tommy です。どういうわけか名前だけは時々出ていたと思うのですが、自分でエントリを書くのは初めてです。よろしくお願いします。 さて、DECOLOG では、ユーザーが投稿したテキストに含まれる絵文字を各キャリアに合わせて適宜変換して表示しています。携帯サイトでは当たり前にやっていることではありますが、DECOLOG の場合はそれに加えて携帯-スマートフォン間についても相互変換を実現しています。ここではそれをどのように実現しているかを 2 回に分けて解説していきたいと思います。 まず今回は、現状のスマートフォンのブラウザがどのように絵文字を扱っているのかを整理し、次回それに対して実際にどのような仕組みで対応しているかを説明したいと思います。 1. 携帯絵文字の仕様のおさらい 古き良き(?)携帯の絵文字の仕様については既に解説が既に多くありますので詳細は省略します。(きちんとした
この項追記。2012年1月27日、au iPhoneはケータイ絵文字に対応したので、以下の記述はすでに古い。詳しくは「auとSoftBankのiPhoneにおける絵文字対応を比較する」を参照。 auのiPhoneで絵文字が化ける問題について、まとめておく*1(以下、iPhoneはiOS 5であることが前提)。細かい条件によっていろいろ違いがあるのだけれど、大ざっぱには、下図の赤矢印が化ける。つまり、iPhoneの@ezweb.ne.jpアカウントからiPhoneの@i.softbank.jpアカウントに絵文字を送ることはできるが、逆方向の場合は化ける。また、auのiPhone(@ezweb.ne.jp)とauのケータイの間では、送受信ともに化ける*2。 auのケータイから送った絵文字をauのiPhoneで表示すると、化ける(下図)。これは、「auの絵文字入りISO-2022-JP」が「Wi
WG 2ダブリン会議に持ち込まれた絵文字の提案 2009年4月21日火曜日、ここはイギリスのお隣、アイルランドの首都ダブリン郊外です。広大なキャンパスをかまえるダブリン・シティ大学の一画では、前日から11カ国のナショナルボディ(以下、NB)と2つの組織のリエゾンメンバー(連絡担当会員)が集まって、第54回WG 2会議が開かれていました。 大学の正門から真っ直ぐに延びた広い道を100メートルばかり行った突き当たりに、巨大なる工学部校舎が建っています。その建物の奥深く、2階にあるミーティングルームでは、先ほどから重苦しい空気が立ちこめていました。 ここで開かれていたのはWG 2の本会議ではなく、特定のテーマを扱うアドホック会議です。「Ad-Hoc Committee on Emoji Encoding」(以下、Emojiアドホック会議)。──そう、2月のUTC会議を無事に通過したGoogleと
漢字小委員会の模様について、たくさんの皆さんに興味を示していただいたようでありがとうございます。つづきは時間を見て書きます。まだ皆さんにお知らせしなければならないことは残っている。 今回はまた別のお話。国際化の世界でよく知られているエンジニア、風間一洋さんのブログで「携帯の絵文字のUnicodeへの収録」というエントリが公開されました。これによると、Googleが携帯電話の絵文字をUnicodeに提案しようとしているそうです*1。 Emoji for Unicode: Open Source Data for the Encoding Proposal 非常に興味深い動きです。このエントリでは「もうすぐ日本語訳(?)を公開するそうである」とされていましたが、すでに公開されています。仕事が早い。 絵文字のユニコード符号化: 符号化提案用のオープンソースデータ ご存知のように、携帯電話での絵文
本日、Googleブログにて、日本の携帯端末の絵文字に関する取り組みについての記事が公開されました。 Google Japan Blog:絵文字のユニコード符号化: 符号化提案用のオープンソースデータ 現在、日本の携帯絵文字の全てをユニコードの文字として共通符号化しようという提案が進行しています。そのためには、現在使用されている絵文字のうちどれが既にユニコード符号化されているか、新しく符号化しなければならない絵文字はどれかなどを調査する作業が必要です。この提案を支援する目的で、私たちが提案している絵文字のマッピングや変換表、更に絵文字データからHTMLの表などを作成するのに役立つツールなどを 「emoji4unicode 」という名前でオープンソースプロジェクトとして公開します。 共通符号化の提案は、大変すばらしいことだと思いますが、どういう風に各キャリア統一化していくか、っていうところも
携帯の文字コードと絵文字の基礎知識 説明 これは日本の携帯電話の文字コードと絵文字まわりの仕様をまとめた資料です。Encode::JP::Mobile の開発の中で作成されました。 記述に関してはできるだけ公式資料の URL を併記していますので合わせて参照してください。公式資料に言及されていない内容については [unofficial] を併記してあります。 修正・追記歓迎です。 DoCoMo 絵文字リスト: 基本 http://www.nttdocomo.co.jp/service/imode/make/content/pictograph/basic/index.html 拡張 http://www.nttdocomo.co.jp/service/imode/make/content/pictograph/extention/index.html DoCoMo Web 表示できる c
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