26日(水)に川崎競馬場で行われる第60回川崎記念(4歳上、交流GI・ダート2100m、1着賞金6000万円)の出走予定馬が発表された。 JRAからは昨年のJBCクラシック(交流GI)、東京大賞典(交流GI)を制したスマートファルコンが、地方からは昨年の帝王賞(交流GI)を制し、3度目の地方年度代表馬に選出されたフリオーソなどが登録を行っている。11日現在の出走予定馬は以下の通り。 ( )内は性齢、所属・騎乗予定騎手 【JRA所属馬】出走枠は5頭 スマートファルコン(牡6、栗東・未定) テスタマッタ(牡5、栗東・未定) バーディバーディ(牡4、栗東・未定) メイショウタメトモ(牡6、栗東・未定) レッドアイ(セン5、栗東・未定) 【JRA補欠馬】補欠順位順 キクノアポロ(牡5、栗東・未定) クリュギスト(牡5、栗東・未定) メイショウオニカゲ(牡6、栗東・未定)

本多騎手が落馬　頭部強打で意識不明の重体 本多正賢騎手（２７＝船橋・佐々木功）が４日の川崎１Ｒで落馬、頭部を強打し、意識不明の状態となった。顎も骨折しているとみられる。 落馬事故が起こったのは１コーナー。本多騎手が騎乗していた１番人気ダージーブライアン（牡３＝船橋・椎名）が他馬と接触しバランスを崩した。同騎手はコースに放り出される形になり、後続馬に巻き込まれた。意識がないため、市立川崎病院に救急搬送された。

内田博幸騎手（４０）＝美・嶋田潤＝が２年連続でＪＲＡ賞最多勝利騎手となった。同賞はＪＲＡ所属馬での地方、海外成績も対象となるため、ＪＲＡ１１８勝、地方７勝の計１２５勝をマークした内田に決まった。今年は１月１１日の中山競馬で落馬して左前腕部を骨折するアクシデントがあったが、２月に復帰してからはエイシンフラッシュでダービーを制するなど大活躍。「ケガは言い訳にしたくありません。ＪＲＡの勝利数はノリさん（横山典騎手）に勝てなかったけれど、地方と合わせて２年連続で受賞できたことに価値があると思いますし、来年もしっかり頑張りたいですね」と話した。　ＪＲＡのみの勝利数では１２０勝の横山典弘騎手（４２）＝美・フリー＝がトップで、他に地方１勝。惜しくもＪＲＡ賞最多勝利騎手賞は受賞できなかったが、９月２６日の中山競馬での落馬負傷で６週間ものブランクがありながらの１２１勝は称賛される。　騎乗馬が得た賞金額では、

白毛のアイドルホース・ユキチャンが引退。重賞３勝の能力と毛色は子供に引き継がれる（写真：サンケイスポーツ） 日本競馬で初めて、白毛馬による重賞制覇を果たしたユキチャン（川崎・山崎、牝５、父クロフネ）が２８日、競走馬登録を抹消された。５月の川崎マイラーズ（９着）以降、北海道安平町のノーザンファームで休養していたが、脚元の回復具合が思わしくないため引退、繁殖入りすることになった。 【写真で見る】白毛馬として初の重賞勝ち馬となったユキチャン 母シラユキヒメから白毛を受け継いだユキチャンは、０７年にＪＲＡの後藤由之厩舎からデビュー。０８年６月の交流ＧＩＩ関東オークス（川崎）では武豊騎手を背に、８馬身差の圧勝劇を演じ、白毛馬として初の重賞勝ちを飾った。秋には秋華賞（１７着）にも出走。白毛馬として初めてＧＩの舞台にも立った。その後、０９年６月のマリーンＣ（６着）を最後に、川崎の山崎尋美厩舎に移籍。

１２月　７日（火）「『ＪＢＣレディスクラシック』の新設が決定」ほか [全国競馬情報] 2010/12/07(火) 17:48 ●●「ＪＢＣレディスクラシック」の実施が決まる●● ・ダート牝馬体系の核となる競走として「ＪＢＣレディスクラシック」（３歳上牝馬、１着賞金：概ね４０００万円、距離：概ね１８００メートル）の新設が、平成２２年度第２回ＪＢＣ実行委員会において決定された。これにより来年２０１１年１１月３日に行われる第１１回ＪＢＣの実施場となる大井競馬場では、クラシック、スプリントと合わせて、１日にＪＢＣの３競走が施行されることになる。 「質の高い競走の実施により選抜された優良馬を生産界に還元すること」がＪＢＣ創設の目的の一つであり、牝馬競走の実施は当初から計画されていたが、近年ダート、芝ともに牝馬体系の整備が進展し上級馬資源が充実してきたとの判断から、１１年目にして遂に実現の運びとなった

ふるさと納税でばんえい支援を」と訴える須田さん - 2010年11月28日掲載十勝毎日新聞紙面より - ばんえい十勝の応援活動を続ける競馬評論家須田鷹雄さん（東京、須田鷹雄商店社長）が、ふるさと納税制度によるばんえい競馬振興基金への寄付を全国の競馬関係者・ファンに呼び掛けている。この呼び掛けで昨年は国内の著名競馬関係者らから個人の現金寄付７５件約１５１４万円が集まる成果を生んでいる。同制度では寄付のほぼ全額が控除される仕組みで、納税者が税の使い道や貢献したい自治体を選べるメリットがある。須田さんは「ばんえい十勝を応援したい全国の人々の気持ちをくみ上げることができる」として今年も１２月末までの寄付手続きを訴えている。 ばんえい競馬振興基金は２００７年の新生競馬開始に際して馬主協会、調騎会が寄付した基金を元に始まり、翌年から帯広市へのふるさと納税（「おびひろ応援寄附金」）対象事業になった

昨年度２歳牝馬（ひんば）としては史上初めて地方競馬の年度代表馬に選ばれた「ラブミーチャン」が２６日、９カ月ぶりに本拠地の笠松競馬に出走した。 ７月に北海道でＪＲＡのレースに出て以来、約５カ月ぶりの競走となった。北陸、東海、近畿、中国の交流レースとして有力馬が集まるなか、単勝３．７倍の２番人気に。休養明けとあって４位に終わったが、多くのファンがカメラに姿を収めるなど注目度は健在のようだった。