2020年の阪神JF、2021年の桜花賞、そして2022年のヴィクトリアマイルを制した「純白の女王」ソダシの現役引退が発表された。 美しい白毛のビジュアルと、凄みを感じさせる強さでファンを魅了しつづけた。 父は芦毛のクロフネ、母は白毛のブチコ、母の父は鹿毛のキングカメハメハ。 言わずと知れた、シラユキヒメを「牝祖」とする白毛一族から出た一頭である。シラユキヒメがノーザンファームで生まれたのは1996年4月4日。父は青鹿毛のサンデーサイレンス、母は鹿毛のウェイブウインド。そう、突然変異で白毛として誕生し、それからは毛色を子孫に遺伝させているのである。 シラユキヒメ自身は9戦して未勝利。3着が1度あるだけで、あとは着外に終わっている。そこから枝葉を伸ばした一族のうち、ソダシと、先週スプリンターズSを制したママコチャの2頭がGI馬となり、ユキチャン、ハヤヤッコ、メイケイエールが重賞を勝っているの
「ダービーを見て、すごく怖かった」レース直後に急逝した悲しみを乗り越え、イグナイターでさきたま杯を勝つまで 先週31日、浦和・さきたま杯JpnIIをイグナイターが制しました。昨年の地方競馬の年度代表馬で、JRA馬と戦うダートグレード競走はこれが3勝目。しかしながら、新子雅司調教師は「今回は怖かった……」と胸の内を明かします。 そのきっかけは、日本ダービーのゴール直後、スキルヴィングが急性心不全で倒れたこと。8年前のJBCスプリントで同じ理由によって管理馬が倒れた悪夢と後悔が蘇ったといいます。大レースで勝つには究極の仕上げが時に求められます。 そこで生きる人たちの「ちょっと馬ニアックな世界」を覗いてみましょう。 好位から直線でグイッと伸びると、スマイルウィ(船橋)をクビ差交わしてさきたま杯を勝ったイグナイター。地方競馬の年度代表馬にあたるNARグランプリ年度代表馬に昨年選ばれた園田・姫路競馬
10年と11年の高松宮記念を連覇したキンシャサノキセキ(牡20)が昨年で種牡馬を引退したことが24日、分かった。社台スタリオンステーションの徳武英介氏は「フジキセキの後継種牡馬として頑張ってくれました。産駒はコンスタントに走りましたし、ダート適性もあったので、人気がありました」と話した。現在は同スタリオンの功労馬厩舎で過ごしている。 現役時代は31戦12勝。重賞は7勝。3歳時からオープンで活躍し、5歳時の函館スプリントSで重賞初制覇。その後はしばらく勝利から遠ざかったが、6歳秋から本格化して、7歳時の高松宮記念でGI初制覇。翌8歳時に連覇を達成すると、レース翌日に社台SSで種牡馬となることが発表された。 種牡馬としては15年小倉2歳Sと16年阪神Cを制したシュウジ、ダートグレード6勝のサクセスエナジーなど、芝ダートを問わずに活躍馬を輩出。サイアーランキングでは19年と20年の11位が最高だ
27日、金沢競馬場で行われた第25回金沢ヤングチャンピオン(2歳・重賞・ダ1700m・1着賞金300万円)は、大逃げから離れた中団馬群でレースを進めた吉原寛人騎手騎乗の1番人気ショウガタップリ(牝2、金沢・高橋俊之厩舎)が、3コーナー過ぎに先頭に立って押し切り、2着の5番人気ダイヤモンドライン(牝2、金沢・佐藤茂厩舎)に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分49秒8(良)。 さらに1.1/2馬身差の3着に6番人気ビックバンブー(牡2、金沢・金田一昌厩舎)が入った。なお、3番人気エムオージェネラル(牡2、金沢・佐藤茂厩舎)は7着、2番人気ノブノビスケッツ(牡2、金沢・加藤和宏厩舎)は8着に終わった。 勝ったショウガタップリは、父エスポワールシチー、母ハートフルビコー、その父ゼンノメイジンという血統。デビュー無傷の7連勝、重賞3連勝を飾った。
11月23日(水)に浦和競馬場(雨・不良)で行われたダートグレード競走・第43回浦和記念(JpnII・ダート2000m、出走11頭)は、序盤は後方から3頭目を進んだ4番人気のクリノドラゴンが、2周目の向正面から徐々に前との差を詰め、直線は逃げるアイオライトをとらえて初めての重賞制覇を果たした。 勝ちタイムは2分6秒3。道中はクリノドラゴンよりも前にいた3番人気のラーゴムが2馬身2分の1差の2着。逃げた7番人気のアイオライトが2着からクビ差遅れて3着。4着は地元浦和のタービランスで、地方馬最先着。1番人気のケイアイパープルは5着だった。 勝ったクリノドラゴンは父がアスカクリチャン、母クリノクレオパトラ(母の父ロージズインメイ)の4歳牡馬。通算成績は28戦5勝(うち地方2戦1勝)で、重賞は初勝利。アスカクリチャン産駒も重賞はこれが初勝利となる。JRA栗東・大橋勇樹調教師の管理馬。鞍上はJRAの
札幌9Rのすずらん賞(2歳オープン・芝1200m)は8番人気コスモイグローク(丹内祐次騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分10秒4(良)。1馬身1/4差の2着に6番人気ナックブレイブ、さらにクビ差の3着に2番人気ミスヨコハマが入った。コスモイグロークは地方・田中淳司厩舎の2歳牡馬で、父ジョーカプチーノ、母クールベット(母の父キングヘイロー)。通算成績は5戦2勝。 レース後のコメント 1着 コスモイグローク(丹内祐次騎手) 「レースを見て、長く良い脚を使えそうだったので、早めに動いて馬場の良い所を走らせました。勝てて良かったです」 (田中淳司調教師) 「枠も良く、ジョッキーが馬場の良い所を通らせて、うまく乗ってくれました。血統や走りから芝が合う感触はありました。今後についてはオーナーと相談します」 2着 ナックブレイブ(勝浦正樹騎手) 「追って味のあるタイプです。行こうと思えばもっと行けました
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