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小説に関するdakouのブックマーク (1)

  • 夫の創作

    スパイラル 家で少し眠っていると彼女が帰ってくる。 足音だけでわかる。いや、そもそも彼女以外に この部屋にくる人間など居ないのだ。 「起こしちゃったかしら」 彼女はそう言いながら煎をビュンビュン投げている。 「あぁ、少し眠っていたけど大丈夫」 「目が覚めたら真面目に聞いて欲しいことがあるの」 彼女は投げた煎を四つんばいで咥えながらそう言った。 「いいよ。もう目が覚めたから」 僕は答える。 「そろそろ私、あなたと別れようと思うの・・・。」 テトリスをやりながら彼女が言った。 「僕が君を好きだとか、一緒に居たいとか、そういう事を 言ってももうダメなんだね?」 「あ、今長い棒が出るの待ってるから少し待って」 彼女は長い棒が出るのを集中して待っている。 「ワッフー、長い棒きたー。テットリスーテットリスー」 「あ、えぇ、そうなの。あなたの事は大切だけどもうダメなの」 彼女はそう続ける。 「いつ出

    夫の創作
    dakou
    dakou 2009/03/29
    これに限って言えば、全体的にコメディ感優先で、リアルっぽさを目指して書いてるわけじゃないのが見え見えなんだから”「」がウソくさい”って指摘は妥当ではないと思う。
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