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ブックマーク / blog.kohan-studio.com (34)

  • カワウソがペットとして向いていない6つの理由 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】

    生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。 写真はシンガポールの街中に出没する野生のビロードカワウソ。2016年7月撮影。 日(2017年7月7日)から開催されている「カワウソほんと展」という企画展に写真を展示しています。 この展覧会、ペットとしてのカワウソを推す趣旨であったので、打診があったとき、まず断りました。以前からここをお読みのみなさんはご承知の通り、わたしも今まで一貫してカワウソのペット化反対の立場をとってきてますから、そんな場に自分の写真を展示することなど考えられません。 しかし、いやちょっと待てよ、と思ったわけです。 もし、ペット化したカワウソの写真を見にお客さんが多数、集まるのだとしたら、その場で「なぜカワウソのペット化は問題があるのか」を知ってもらうことには十分、意味があるのではないか。またそ

    カワウソがペットとして向いていない6つの理由 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】
  • わたしがカワウソに対してできることと、その限界 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】

    生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。 今回は、あえて写真なしで書いてみよう。 先日のカワウソ講座の後、熊谷さとしさんとブログ上で何度かやりとりをさせてもらった。まずその話の流れを踏まえてほしいので、3記事分、リンクしておくね。ちゃんとコメント部分まではしょらず読むように。コメントのとこが大事なのだ。 熊谷さとしのフィールドニュース!!:市川動植物園コツメカワウソ講演会 熊谷さとしのフィールドニュース!!:贔屓の引き倒し 熊谷さとしのフィールドニュース!!:コツメカワウソ追記 前回の記事にわたしが1目へのリンクを追記したため、ここの読者の方の中にもすでに一部を読まれた方もいらっしゃることだろう。くまがいさんのブログを初めて読まれた方は、ちょっとびっくりしたかもしれんなあw。しかしああいう物言いは、実はくまが

    わたしがカワウソに対してできることと、その限界 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】
    dambiyori
    dambiyori 2013/03/01
    興味とか趣味の社会性というか社会との関わりというかなんかそういうとこの話(でいいのかw)/「運動」とか「活動」をする、だけじゃ無いんだよねぇ。もっといろんな濃度でいろんなものがあるから良いんだと思う。
  • がんばってゼロになる仕事が評価されるためには : Das Otterhaus 【カワウソ舎】

    生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。 何日か前(2009年8月31日)の日経の夕刊社会面に載ってた記事、脱官僚を掲げる民主党政権についての各省の反応という話の中で、国交省河川局幹部の人が、「・・・民主党は治水事業に詳しくない議員も多く、むちゃを言われないか」と困惑しているとあった。 んもう、そういうことをうっかり言うから、痛くもない腹を探られるというか、逆に勘ぐられるんじゃないか、と思ったのだが、考えてみたら今後大変になるぞというのは、今まで自民党議員に対してはさほど苦労なく予算が通っていた、とも取れるので、語るに落ちているとも言える。なにより国民が選んでしまった人たちが治水に詳しくないと言うことは、国民の大多数が治水に関心がないということであって、それって今までぜんぜん「説明」が足りてないってことじゃない

    がんばってゼロになる仕事が評価されるためには : Das Otterhaus 【カワウソ舎】
    dambiyori
    dambiyori 2009/09/02
    普通の人の目に直接届く場所に「ドボク」があるっていう状況を作り出せるかって重要なんじゃないかみたいなことを最近思ったりする。
  • 砂川遊水地排水門・パンケ歌志内川水門 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】

    生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。 お待たせしました。先日現地からポストした、カワッピーの立体があったりして何かと楽しげな、砂川遊水地にある水門を3つほど見てみよう。 砂川遊水地排水門。 写真をクリックすると、Panoramio上のわたしの写真に飛びます。 場所と大きな写真は、いつものとおり写真をクリックしてPanoramioからどうぞ。 初見では「うわー、やっちゃった!」としか思えなかった。遠目にはディズニーランダゼイションにしか見えないのだ。ところが接近して水門の躯体をよく見ると、それはもう堅牢に作られており、そのハードさに感心してしまった。モデルにしたと思われるヨーロッパの城壁の門なんかより、こっちの方がよっぽど丈夫だろう。ヨーロッパ中世には耐震基準とかないからね。日人がマネしたらオリジナルより高

    砂川遊水地排水門・パンケ歌志内川水門 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】
    dambiyori
    dambiyori 2009/08/19
    ファンシーすぎるw
  • カワッピー : Das Otterhaus 【カワウソ舎】

    生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。 先日、現地からナマ更新でお届けした「心のオアシス、砂川遊水地」ですが、その巨大な情報表示板(の裏)に、何やらキャラクターが描かれているのが気になった人もいるのではないだろうか。 この人は「カワッピー」といって、北海道開発局の河川事業キャラクターだ。北海道方面では、なにげに有名キャラらしいですよ。 カワッピーについて ←なぜか旭川開発建設部のサイト内にある説明 カワッピーは普段、こんな仕事をしている。 色あせてもがんばる姿に対しては声援を送りたい。しかし川に空き缶が投げ捨てられても、ピースサインでニコニコしているという勤務態度はいかがなものか。これでは不法投棄をする悪者になめられるばかりであって、河川事業キャラとしての職務を全うできていないぞ。もっと強くなれカワッピー。

    カワッピー : Das Otterhaus 【カワウソ舎】
  • 日刊建設工業新聞に載せてもらった : Das Otterhaus 【カワウソ舎】

    生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。 先日、日刊建設工業新聞からドボク・サミットの件で取材を受けた。日刊建設工業新聞って言ったら物のドボクな新聞だ。これは、かなり、すごい。 で、今週の火曜に紙面に載せていただいたのだが、驚いた。こんなに大きく出てるじゃないか。いいのだろうか。普通の新聞だったらテレビ欄だ。 門外漢だからと言い訳しつつ、もう言いたい放題である。特に水門に関して。 ひょっとしてこんな大言壮語を続けていると、そのうち何か危険なものなどが送られてくるのだろうか。どこからか。「ダムがいらないわけがない!」とか主張している関係で、ダム反対派とかだろうか。 ダム反対派の人に言っておきたい。わたしに何か送りつける前に、もっとダム好きな方がいっぱいいらっしゃるので、そっちが先ですよ。 今のところ、日には

    日刊建設工業新聞に載せてもらった : Das Otterhaus 【カワウソ舎】
    dambiyori
    dambiyori 2009/05/29
    「ダム反対派の人に言っておきたい。わたしに何か送りつける前に、もっとダム好きな方がいっぱいいらっしゃるので、そっちが先ですよ。」えーーーっw/でも、意外とそういう話聞かないんですよね。
  • 『ドボ珍』第2回は萩原さん : Das Otterhaus 【カワウソ舎】

    生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。 東スポで連載中のリレーコラム、『ドボ珍』だ。 耳で聞いただけでは、誰もがそのネーミング止めるやつはいなかったのか、というような顔をするのだが、見ればそれなりに紙面にフィットしてしまっているので、ひとまずこういう場合は結果オーライであるとしたい。 2番手は萩原さん。しょっぱなはどこのダムで打って来るかと思ってたら、黒部ダムだった。王道中の王道。白昼堂々の正面突破。季節的にも話題的にもこれしかない、という納得のセレクション。 まだ見てない人は、ぜひ明日の朝までに買って読んでほしい。 次は大山さん。 タグ :東スポ

    『ドボ珍』第2回は萩原さん : Das Otterhaus 【カワウソ舎】
  • 東スポの買い方講座 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】

    生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。 昨日から、無事に『ドボ珍』がはじまった。ほんとにこのタイトル、この企画でやってくれるとは思わなかったよ。 来週はダムだ。萩原さん頼むぞ! で、ここで問題発生。「毎週水曜掲載」と書いてあるのに、今日の東スポ見たら載ってなかったぞ、と憤ったあなたのための、東スポ講座。 どう?このまるで詐欺のような素敵な日付表示(笑)。こんなの東スポの1面じゃないと許されないよね。さすがだ。 どうしてこんなワンダーな日付表示なのか。実はわたしも最近まで知らなかったんだけど、東スポって実は「夕刊」なのだった。 東京スポーツ - Wikipedia だから、「水曜日の東スポ」を、水曜の午前中に買いに行ってはいけません。それはきっと、「火曜日の東スポ」です。 「水曜日の東スポ」は水曜の午後から夜に

    東スポの買い方講座 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】
  • 黒部の現場へ : Das Otterhaus 【カワウソ舎】

    生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

    黒部の現場へ : Das Otterhaus 【カワウソ舎】
    dambiyori
    dambiyori 2009/04/05
    「黒部の現場へ」
  • トークセッションやるよ : Das Otterhaus 【カワウソ舎】

    生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。 『ドボク・サミット』(武蔵野美術大学出版局)刊行記念! “ドボク・エンタテインメントと新景観” 石川初(ランドスケープ・アーキテクト) × 佐藤淳一(水門写真家) 2009年4月18日(土)19:00〜 まだが出てないというのに、ジュンク堂のイベント情報にうっかり載ってしまったので、とりいそぎお知らせします。 来る4月10日(たぶん)発売予定の『ドボク・サミット』刊行を記念して、“ドボク・エンタテインメントと新景観” と題した、トークセッションを行います。今回はいつもドボク系のトークイベントやってる「新宿店」ではなくて、「池袋店」なのでお間違いなく。たまには池袋もいいもんだよ。 それで今回は何と!『ドボク・サミット』スタディ編の著者のおひとり、ランドスケープ・アーキ

    トークセッションやるよ : Das Otterhaus 【カワウソ舎】
  • 狩野川放水路 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】

    生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。 放水路の中は、平常時には水がない。ただ広大なだけのコンクリート三面張り空間である。これが都内ならスケボーとか持ったガキどもの格好の遊び場になってしまうだろう。そうならないように厳重なフェンスで囲われること間違いなし。 法面の文字の書いてあるところを拡大すると・・・ おお!こりゃまたぐっと来る水位表記だ。説明図にあるようなデータが、そのまま現地/現物に描かれているような直接感。 とにかくこの巨大な放水路がいっぱいいっぱいになるような水が出るというのだから、狩野川おそるべしである。 タグ :*目盛り狩野川放水路狩野川

    狩野川放水路 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】
  • 水門の工場 その4 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】

    生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。 ダム用の高圧ゲートはかっこいい。飛行機で言ったら、戦闘機みたいなものだろう。でも旅客機、輸送機だって好きだ。このシェル構造ローラーゲートは、そういう雰囲気である。材質もステンレスじゃなくて、一般の鋼材(SS)だし。 しかし、こうしてみると水門ってひとつひとつ、手作りなんだよね。まあ船だってボイラだってみんなそうなんだけど、何となくこうやってひとつづつ作られているのを見ると、いとおしくなるよ。 さて、これは何だと思う? 上のギアには、これ(ラック)が組み合わさるのだ。ラックはステンレスで、丸棒が一、実にていねいに溶接されている。これだけでもかなりの存在感。ちょっと現代彫刻っぽい。 そして、これがラックのカバー。 後ろに見えるハンドルがついた機械が、さっき上から覗いた

    水門の工場 その4 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】
    dambiyori
    dambiyori 2009/03/19
    「今、この「自重降下」ってのが開閉機のトレンドらしいです。」ダムもゲート設けない自然調節式っていうのが最近のトレンドで、これはちょっとさびしいです。
  • 水門の工場 その3 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】

    生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。 すっかりステンレスにやられてしまった。んもうステンレスずるいぞ。キミは文句なしにかっこいい。でも最大の欠点は塗装ができないことだよなあ・・・などと倒錯したことを考えつつ、次に目前に展開したのは想像を絶するようなステンレスワールドだった。 「ジェットフローゲート」という、ダムの堤体内に仕込まれるバルブのようなゲートのような装置の部品だ。言われないと水門の仲間とは思えないよね。すでにわれわれは、そういうディープなドボクの世界に入り込んでいるのだ。はたしてみんな、ついてこれてるのかな。 ジェットフローゲートは高圧スライドゲートの一種で、たいていダムの底に近い方から放流する用途に使われるため、とんでもない高い水圧がかかる。だからしっかり丈夫に作る必要がある。 たしかに、これ以上

    水門の工場 その3 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】
  • 水門の工場 その2 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】

    生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。 では、さっそく水門工場の中へ! いきなり登場したのは、「森吉山ダム」向けの取水設備、直線多段式ゲートだ。このローラーゲートを4段、積み重ねて使う。ダムの水位に応じて表層の温水を取水するという、ダムファンにはおなじみのゲート。幅は何と7メートルもある。削り出され、溶接され、磨き出されたステンレスのかたまり。モノとしての存在感がありすぎてこわいほど。いったい1枚いくらするのか。 もちろんローラーもステンレス製で、かなりの美しさ。こんなきれいな物体が完成するとダムの底の方に沈んでしまうというのも、なんか惜しい気がする。あ、これは堤体の中に仕込むわけじゃないので、まだ見える方ですか。 ワイヤーが通る、いわゆる滑車だが、これもステンレス製の鋳物。もうこれでもかこれでもかとオールス

    水門の工場 その2 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】
  • 水門の工場 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】

    生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。 先週は西の方へ取材に行ってきた。その中でも最大の目玉は、 水 門 の 工 場 見 学 ! もちろんそんなの生まれてはじめて。ふつうの人は水門はどこで作っているのか、なんてことは全く知らないまま一生を終るのだと思うけど、うっかり自分もそうなるとこだった。危ないところである。 水門の工場、というのはよく考えると正確じゃないな。水門扉、ゲートの工場ということだ。今回、気前よく工場を見せてくれたのは、広島にある豊国工業という、日一のゲートメーカーである。しかも年度末でとんでもなく忙しいところをいやな顔ひとつせずに大盤振る舞いで見せてくれて、もう大変に大感激だ。 日一、ってそりゃ持ち上げ過ぎだろうと思っているあなた。ほんとなんですよ。豊国工業はこの業界で大手の田原製作所、日

    水門の工場 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】
    dambiyori
    dambiyori 2009/03/16
    「東京湾のおなじみの水門の半分ぐらいはこのメーカの実績」
  • 東スヘルデ防潮水門、その2 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】

    生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。 昨日の続き。東スヘルデ防潮水門のどこがすごいのか。みなさんにもっと知ってもらいたい。なにしろこんな面白い情報を独り占めにしていたら、水門の神様に怒られる。 まずは粗朶沈床の粗朶(そだ)。 こんなちゃっちいもん敷いて当に大丈夫なのか。海底に住んでるゴカイとかにわれてボロボロになるんではないのか。 もちろん昨日書いたように、東スヘルデ防潮水門の下にこれが敷かれているわけではない。ここ(デルタエクスポ)の展示は、デルタ計画で作られたダムの歴史も含んでおり、以前のダムではこれを使ったよ、という意味の展示だろう。 ちなみにオランダでダムといったら、海を仕切って陸を作る堤防のことである。オランダのダムは海にある。つうかオランダに山はない。アムステルダム、ロッテルダム、オランダの

    東スヘルデ防潮水門、その2 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】
  • 首都高C1の赤いシケイン : Das Otterhaus 【カワウソ舎】

    生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。 2月下旬現在、まだ出てない『ドボクサミット』の進行状況の話だ。 日、ついに表紙デザインが決定。 こんな感じで20案ぐらい作ってもらって、決めました。 モザイクかけたりして何様のつもりか、などとお叱りを受けそうではあるが、これとて商品である以上、当然のことながらまだお見せするわけにはいかない(個人的にはほらほら見てね、という心境なのだが、ここはぐっとこらえるのがかっこいい場面だ)。 売れ売れデザイナーのYさんをはじめ、われわれ編集チームは「想定内の」など出したくはないので、え?これなの、みたいな不思議な物体になる予定。これが書店に積まれるとかなり変だよね、という妙な合意の仕方でデザインが決定された。一般の出版社だったら絶対にこうはならないのではないか。このあたりが

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    dambiyori
    dambiyori 2009/02/25
    てっきり建築雑誌の特集がそうなのかと思ってたらちゃんと本が出るんだ。やったー。
  • シンガポール団地 1 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】

    生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。 シンガポールには団地がいっぱいある。 さらにその中にLRT(ライトレールトランジット)が走ってて、このようなわけのわからない、ちょっと悪夢のようだがかっこいい、超未来な風景が展開するのだ。団地のそれぞれの部屋の中は、思いっきり中華空間になってるのだと思うけど。 古いデータから発掘。2003年の撮影。撮ったことをすっかり忘れてた。 画素数が少ないのと、LRTのガラスが色つきなのとで、この世のものとは思えないような写りになってる。 タグ :*団地*新交通システムシンガポール

    シンガポール団地 1 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】
  • 谷在家の斜塔 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】

    生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。 電力鉄塔系はドボクなので、これもドボクだろうか。建築の付属品だけど建築からは明らかにはみ出している。少なくとも建築家がこのビルと同時に作ったものではないと思う。 最初、屋上のタワーの脚部が曲がって、ぐにゃっと倒れそうになっているのかと思った。しかしよく見るとそうではない。タワーに取り付けられた携帯基地局とおぼしきアンテナは、しっかりと垂直である。しかも、タワーにはちゃんとステーが取られている。 アンテナの位置が、どうしてもここに必要だったのだ。しかしアンテナを中心にした十分な強度のあるタワーを建てるには、その位置は端に寄りすぎていた。仕方ないので、斜塔にしてしまった・・・とかそういう経緯か。 それにしても、思い切った構造である。 見れば見るほど、コケそうになる。 「日暮

    谷在家の斜塔 : Das Otterhaus 【カワウソ舎】
  • 池と沼の違いってな〜に? : Das Otterhaus 【カワウソ舎】

    生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。 カッパがいるかどうか。 そうなのか? カッパがいるのは沼の方なのか。 とすると、この川は沼っぽいってことだろうか。 子供と犬はおびえ切っているが、カッパの方は自分のやっている悪事に迷いがあるのか、躊躇するような、困惑した表情だ。動きの中に不思議な静けさを蓄えた、宗教的な味わいすら感じさせる秀逸な絵である。埼玉県の銘が消えかかっているのが惜しいようだが、それとてこの絵の枯れた味わいに寄与していると言えなくもない。 こんな注意看板を集めたサイトやブログなら、すでにいくつもあるものと思う。こんな看板を集めた写真集でもまあ、想定の範囲内だ。そんなんではなくて、こういう看板そのものを集めまくり、国立近代美術館クラスの美術館で展示するような企画をいつかやってみたい。 この手の注意看

    池と沼の違いってな〜に? : Das Otterhaus 【カワウソ舎】