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歴史に関するdameganoのブックマーク (122)

  • 『日本国紀』監修者・久野潤氏の反論に応える②

    前回に引き続き、『日国紀』の監修者の一人である久野潤氏の反論に応答する。 私は12月11日の朝日新聞朝刊のコラムで「私の見る限り、古代・中世史に関しては作家の井沢元彦氏の著作に多くを負っている」と指摘した。 通説と思いつきの同列やめて これに対し久野氏は 「すでに校正段階で筆者もその件で百田氏に直接尋ねたところである。自らの知見に基づいて部分的に井沢説を採りつつ論を展開するのは、百田氏の著作である以上自由であろう。」 と反論している。 ただ私の見る限り、同書の古代・中世パートで通説と大きく懸け離れた主張を展開している部分は、古田武彦氏の九州王朝説を除くと、井沢元彦氏の著作に大きく依拠している。百田氏の独自説というと、「百済は日の植民地に近い存在だった」ぐらいではないだろうか。 井沢元彦説をつまみい 17pなどは「作家の井沢元彦氏は~」と書き出しているので問題ないが、明記していない箇所

    『日本国紀』監修者・久野潤氏の反論に応える②
    damegano
    damegano 2019/01/11
    「仮に『百田尚樹の痛快!日本史講義』みたいなタイトルだったら、私はわざわざ朝日新聞で批判しなかった。」まさにそれ。焚きつけた幻冬舎の責任でもある。人斬り呉座先生、ニッコニコで反論書いてそうだ。
  • 室町武士は‘‘サイヤ人’’だった!? カオスな時代、権力者たちのサバイバル描く「室町幕府全将軍・管領列伝」 (好書好日)

    ――書は室町幕府の歴代の将軍と実権を持っていた管領について、幕府の開始から滅亡まで章立ててまとめています。高校までの教科書では名前も出てこないような人物まで、家臣や主君、親族同士で激しい権力闘争を繰り広げた様が描かれています。しかし、なぜメジャーな戦国や幕末のヒーローではなく、室町幕府の権力者たちを取り上げたのでしょうか。 僕は大学時代に中国古代史を専攻していましたが、父が日古代史の研究者であることもあって日史も好きでした。中国古代史に関しては今でも半分研究者のつもりですが、日中世史などについてはあくまで素人です。 ただ数年前、NHK大河ドラマ「真田丸」で有名になる前の「国衆」(大名より規模の小さい在地の領主)という概念を取り上げた「全国国衆ガイド 戦国の‘‘地元の殿様’’たち」(2015年、星海社新書)というを企画しました。それがきっかけで日中世史の新書を多く担当することにな

    室町武士は‘‘サイヤ人’’だった!? カオスな時代、権力者たちのサバイバル描く「室町幕府全将軍・管領列伝」 (好書好日)
    damegano
    damegano 2018/11/29
    「史料に基づかないことを読者サービスで書かなくていいので、研究者としてあなたが考えることをそのまま描いて欲しいと。」編集者のこういう姿勢が良書を生む
  • 歴史と歴史学は別物? イメージ固執のファンに苦言も:朝日新聞デジタル

    過去の出来事を調べて考察する学問である歴史学や考古学。近年、それが一般の人たちの間に広がりをみせています。歴史好きの女性を意味する「歴女」や、土偶好きの「土偶女子」、古墳好きの「コフニスト」。でも、専門の研究が進むにつれて、今までの歴史像も大きく変わり始めていて――。受け止めかねる人も出てきているようです。 ゲームと連動する人気 10月23日に東京・内幸町の帝国ホテル東京で開かれた、国宝「山鳥毛(やまとりげ)」里帰りプロジェクトの記者会見。主催した岡山県瀬戸内市の武久顕也市長は「刀剣の里といわれた備前刀の伝統を受け継ぐ地域のシンボルとして、ぜひ、名刀・山鳥毛の里帰りを実現したい」と訴えました。 「山鳥毛」は越後(今の新潟県)などを支配した戦国武将・上杉謙信の愛刀だったことで有名です。現在所有する岡山県内のコレクターが、瀬戸内市に譲渡を持ちかけ、市が評価額5億円で応じる形で今回のプロジェクト

    歴史と歴史学は別物? イメージ固執のファンに苦言も:朝日新聞デジタル
    damegano
    damegano 2018/10/29
    たしかにここ最近の歴史学は既存のイメージをぶち壊していて面白い。けれどそれは丹念な史料の読み込みを行って初めて出てくるものであり根拠がある。I氏とかH氏のような作家の想像力に任せた妄想珍説とは違う
  • 『外国人が見た日本』/内田宗治インタビュー|web中公新書

    いまや、東京の銀座や京都の清水寺といった有名スポットだけでなく「こんなところにも」と思うような場所でも外国人観光客を見かけることが多くなりました。 そもそも外国人観光客は日に何を求めてきたのでしょうか。また、日側は何を見せたいと思ってきたのでしょうか。『外国人が見た日――「誤解」と「再発見」の観光150年史』を刊行した内田宗治さんにお話を伺いました。 ――書執筆のきっかけについてお教えください。 内田:きっかけは何段階かあるのですが、最初は2011年東日大震災時のイギリスBBCの報道です。 「地球最悪の地震が世界で一番準備され訓練された国を襲った。犠牲は出たが他の国ではこんなに正しい行動はとれないだろう」 多大な被害を受けたにもかかわらず、他の多くの国で見られるような略奪もなく、秩序が保たれていることを絶賛する報道でした。どこかで同じことを読んだことがあるなと思ったら、1923年

    『外国人が見た日本』/内田宗治インタビュー|web中公新書
    damegano
    damegano 2018/10/25
    「逝きし世の面影」との違いを読んで確かめてみたい。あちらは既に消滅した社会として描いているけど、こちらは連続性を描いているような印象?
  • 肉食の社会史 中澤克昭著 「禁欲」が「禁忌」となる道すじ - 日本経済新聞

    人が獣の肉をべ始めたのは明治時代になってからで、それまでは仏教の影響で人々は肉を避けてきた――。日中世史研究に携わる著者によると、そんなイメージは時代や地域、人々の階層差を無視した、かなり乱暴な説である。平安時代までの天皇は野で狩った鹿やイノシシの肉を正月の膳でべるのが習わしだったし、摂関家のような高位の貴族はタカ狩りで得たキジの肉を焼き物や吸い物にして味わっていた。武士が腕を磨い

    肉食の社会史 中澤克昭著 「禁欲」が「禁忌」となる道すじ - 日本経済新聞
    damegano
    damegano 2018/10/13
    「武士が腕を磨いた技芸には狩猟が欠かせず、イヌを食べることも珍しくなかった。」言われてみれば犬追物で獲物になった犬をそのあとどうしたかを考えれば、無駄にせず食べたと考えるのが自然だよなぁ。
  • エコの代名詞「有機農業」が、ナチスと深く関わった過去(藤原 辰史)

    「有機農業」や「エコ」という単語を目にすると、私たちは「何かいいものである」と思いがちだ。しかし、かつてこうした農法がナチスと接近した過去を持つと聞けばどうだろうか。有機農業が称えがちな「自然」や「美しい風景」は、一歩間違えると、ナチスが推奨した「混じり気のない優秀な人間」を「自然のなかで育てる」という人種主義に接続しかねない。有機農業の発想を今後生かしていくためにも、こうした過去と向き合う必要がある。 二つの有機農業 第一次世界大戦の大量殺戮と大量破壊の傷跡から少しずつヨーロッパが復興し始めた1925年、いまなお大きな影響力をもつ二つの有機農業がインドとドイツで産声をあげた。ひとつは、インドール農法である。 インド中部のマディヤ・プラデート州のインドールという都市で、イギリスの植物学者アルバート・ハワードが体系化した農法である。化学肥料をいっさい用いず、堆肥の土壌改良力を活かす。日を含

    エコの代名詞「有機農業」が、ナチスと深く関わった過去(藤原 辰史)
    damegano
    damegano 2018/10/09
    「排除の構造がないか」「人口論に陥ってないか」「なんのための景観保全か」有機農業がナチスに利用された歴史から学んだ教訓。
  • (日本史ひと模様)原敬 故郷の無念秘めた反骨の「平民」 本郷和人 :日本経済新聞

    原敬は「平民宰相」というニックネームで知られるが、原家は実は盛岡藩の家老、上級武士であった。明治の元勲で彼以上の生まれの人は皆無である。ではなぜ「平民」かというと、反骨精神に溢(あふ)れた原が爵位を固辞し続けたためであった。原の号は「一山」という。これは戊辰戦争の時に官軍が「白河以北、一山百文」と歌いながら進軍してきた史実による。彼は賊軍とされた故郷の無念を心に秘めて官・政界で仕事をした。自分

    (日本史ひと模様)原敬 故郷の無念秘めた反骨の「平民」 本郷和人 :日本経済新聞
    damegano
    damegano 2018/10/06
    「原敬は「平民宰相」というニックネームで知られるが、原家は実は盛岡藩の家老、上級武士であった。」出だしからファッ?!ってなったわ
  • 〈鋼鉄の処女〉が鎮座する「拷問博物館」で、先人の知恵に触れる(齋藤 海仁) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    拷問——なんともいやな言葉だ。この拷問に関する資料を豊富にそろえた博物館が東京のど真ん中にある。江戸時代の拷問「石抱」の石や、さらし首、磔〈はりつけ〉の台、ヨーロッパの拷問具「ニュルンベルグの鉄の処女」、処刑台「ギロチン」など、おどろおどろしいものが陳列されているが、そこから見えてくるのは、残酷という言葉だけでは片付けられない、先人たちの知恵の積み重ねだった。 江戸の犯人逮捕は”できるだけ殺さず生け捕り” 「拷問博物館」と呼ぶ人もいるーー「明治大学博物館」は、明治大学駿河台キャンパスの地階にあった。 エスカレーターで地下1階に降り、さらに暗い階段をおそるおそる下りて地下2階へ。真っ先に目に飛び込んだのは——来たあ! 皮剥ぎの刑を受ける血塗られた恐怖の蝋人形――なんてことはまったくなくて、由緒正しき古文書だった。 それもそのはず、明治大学の前身は明治法律学校。ここはもともと学生に法学の歴史

    〈鋼鉄の処女〉が鎮座する「拷問博物館」で、先人の知恵に触れる(齋藤 海仁) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
    damegano
    damegano 2018/10/06
    死刑制度の残存する日本を人権派は蔑むけど、日本は江戸時代から下手人をその場で殺すこと無く、きちんとお白州で法の裁きとして処刑している。テロリストの「疑い」で射殺する方が野蛮だなと思ってしまった。
  • 失われた文明の痕跡? 岩に刻まれた絵、サメやクジラも インド - BBCニュース

    インド西部マハラシュトラ州で、数万年前に岩に刻まれたとみられる絵が発見された。考古学者らは、これまで知られていなかった文明の証拠なのではと胸を躍らせている。BBCマラーティー語のマユレシュ・コンヌールが取材した。

    失われた文明の痕跡? 岩に刻まれた絵、サメやクジラも インド - BBCニュース
    damegano
    damegano 2018/10/02
    このペトログリフが本当に先史時代の失われた文明なのかはともかく、ロマンは感じる。
  • 牧野成定 - Wikipedia

    牧野 成定(まきの なりさだ)は、戦国時代の武将。三河国宝飯郡牛久保城主。牛久保城主牧野貞成(右馬允・民部丞)の養子となり、牛久保城主を継ぐ。牧野保成(出羽守)の義理の甥。実は牧野氏成(新九郎)の子(寛政重修諸家譜)。初代の越後長岡藩主・牧野忠成の祖父にあたる。 通称(仮名)は新次郎、右馬允、民部丞とも称したという[1]。 牧野成定は戦国時代の東三河宝飯郡の牛久保城を拠点とする国人領主で牛久保城主。 祖父成勝の頃から既に今川氏の勢威に服していたが、成定が城主であった永禄4年(1561年)4月には今川氏から独立した徳川氏(松平氏)の進攻をうけ、他の東三河国人衆が概ね徳川氏に転属したのに対し成定は今川氏への従属を強め、居城牛久保に今川軍の駐留を受け入れた。また、吉田城の今川軍に対しても兵糧などの調達に協力、自らも今川方の先鋒として徳川軍に対し激しく交戦した。 しかし、永禄7年(1564年)には

  • 大坂の陣の講和は、家康の陰謀だったのか?(フレデリック・クレインス) | 現代新書 | 講談社(1/3)

    英雄ではなく、民衆を主語として、白村江の戦い、応仁の乱、大坂の陣、禁門の変など日史上の戦乱を論じた『戦乱と民衆』。刊行を記念した特別エッセイの第4弾は、国際日文化研究センター准教授のフレデリック・クレインス氏。民衆のあいだに流れていた噂とは? 大坂の陣の講和は陰謀だったのか?平戸オランダ商館文書をもちいて、大坂の陣を読み解く。 ◆『戦乱と民衆』公開記念 ◆ 第一弾 呉座勇一氏エッセイ「一揆はほんとうに「進歩的な勢力」が担っていたのか?」 第二弾 倉一宏氏エッセイ「いつの世にも、戦争を喜ぶ民衆はいるんです」 第三弾 井上章一氏エッセイ「亡命者を出さなかった明治維新」 滅亡に追い込まれた豊臣氏 徳川家康は方広寺鐘銘事件を大義名分として、慶長19(1614)年に全国の大名に出陣の命令を出して、20万人の大軍で豊臣秀吉の継嗣・秀頼のいる大坂城を攻めた。いわゆる「大坂冬の陣」である。 圧倒的に

    大坂の陣の講和は、家康の陰謀だったのか?(フレデリック・クレインス) | 現代新書 | 講談社(1/3)
    damegano
    damegano 2018/09/21
    巷間に伝わるような狸親父家康が手練手管を用いて豊臣家を滅ぼそうとした、という話ではなく、先に秀頼が約束を違えたので夏の陣が起こったと史料からは読めるのか。「真田丸」でも家康は穏健策、秀忠が強攻策だった
  • 【歴史の転換期 Vol.7】理想と策略の相まみえる中国政治の面白さ|記事|ヒストリスト[Historist]−歴史と教科書の山川出版社の情報メディア−

    リーダシップは十人十色。また、どんなリーダーに惹かれるかも十人十色。時代に関係なく、理想を実現するために必要なことの1つには、潮流を見極める力や柔軟に対応する発想力と行動力などが求められるのかもしれません。今回は、ヨーロッパでアドリアノープルの戦い(詳しくは、【歴史の転換期 Vol.6】古代の移民問題をご覧ください。)が起きた378年、中国はどのような状況だったのか、その時のリーダーはどんな理念を持ち、どんな行動をおこしていたのかを見ていきます。 中国の378年 北方には、並び立つ遊牧系民族による小国を併呑した覇者たる氐族の秦(前秦)がおり、江南には漢族の東晋が古代帝国秩序を何とか継続させていました。この両者が中国のちょうど南北を分かつ淮河を挟んで向かい合う状況でした。淮河は黄河や長江ほど大きな川ではありませんが、この川の南と北では気候も言語も生活もことなります。地政学的に越えにくい一線

    【歴史の転換期 Vol.7】理想と策略の相まみえる中国政治の面白さ|記事|ヒストリスト[Historist]−歴史と教科書の山川出版社の情報メディア−
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    damegano 2018/09/11
    「リーダーとは平和主義・徳治主義を貫くだけではだめで、理想と現実の狭間で、手綱さばき1つで人の心がつかめなくてはならないのです。」民主党政権が崩壊したのはまさにこれ。
  • 良作の予感「エーゲ海を渡る花たち」少女二人の中世ヨーロッパ旅行漫画開幕!

    エーゲ海を渡る花たち | 妹を探すため、ふるさとのクルムへと戻りたいオリハと、その旅に同行したいリーザ……ふたりの旅が今始まる! 15世紀半ばのイタリア・フェラーラにて、世界を旅することを夢見る少女・リーザは、クルム(現クリミア)から来た少女・オリハと出会う。妹を探すため、ふるさとのクルムへと戻りたいオリハと、その旅に同行したいリーザ……ふたりの旅が今始まる! 公式ページ・ストーリーより 8月22日に第一話が公開されたばかりの新作ですが、とても面白かったです。主人公の一人リーザ・ロセッティが旅することを夢見る通称「跳ねる嬢(インペンナータ)」と呼ばれるおてんばな商家の娘、もう一人のクルム(クリミア)からイタリアへと紆余曲折を経てたどり着いた物静かで思慮深そうなスラブ系少女オリハが出会い、心打ち解けて旅立とうという第一話でした。舞台となる中世後期のイタリア都市フェラーラの観光案内やメシ、そし

    良作の予感「エーゲ海を渡る花たち」少女二人の中世ヨーロッパ旅行漫画開幕!
    damegano
    damegano 2018/09/06
    ほうほう、興味を惹かれた。あとで1話読んでみよう。
  • 「歴史の大転換」を論じた『徳政令』執筆にいたるまで(早島 大祐)

    もともと想定もしていなかった この度、上梓した『徳政令——なぜ借金は返さなければならないのか』(講談社現代新書)は、借金の帳消しが徳政と呼ばれ、あまつさえ借りたお金を返さないことが徳政令で公認までされた中世社会から、借りたお金は返すのが当然であるという、現代にも通じる社会がどのようにして生まれたかを論じたものである。 ここでは、なぜ私がこのような歴史の大転換を論じるという「大風呂敷」を広げるに至ったかを、執筆経緯とからめつつ述べていくが、それにあたり、そもそも自分が『徳政令』というを書くこと自体、想定してもいなかったことから告白しなければならない。 デビューした学術論文の一つでは、書でもとりあげた分一徳政令という「奇妙な法令」がいかにして制度運用上、軌道にのったかについて考察していたから、傍目からは、いずれ研究対象が徳政令へと向かうように見えていたのかもしれないが、人には不思議なほど

    「歴史の大転換」を論じた『徳政令』執筆にいたるまで(早島 大祐)
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    damegano 2018/08/29
    「グローバル化や即戦力人材の輩出を柱とする昨今の大学改革は、外国や企業といった外部の評価を強く意識する意味で、インスタ映えのする改革だといえる。」そして「舐められている」歴史学という対比。
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    10/14(月)の日記 トビハゼは可愛い トビハゼずっと見たい(追記: トビハゼは常設でなく、1/5までの期間限定の展示でした!すみません池袋にもいたので来年は池袋で見てください!) 埼玉県羽生市 羽生水郷公園にあるさいたま水族館に行きました。 2回目だけど、また水族館だけで満足し…

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    damegano
    damegano 2018/08/26
    学校の教科書は同じ山川でも「新世界史」だったけど、受験生のときに「詳説世界史」も買ったなぁ。デザインは平成版。現行の教科書も音声版で持ってる。
  • 「裸はいつから恥ずかしくなったか―日本人の羞恥心」中野 明 著

    幕末明治、日を訪れた欧州の人々が驚いたのが、そこらじゅうに溢れる恥ずかしげもなく裸体を晒す日の人々である。若い娘が一糸まとわぬ姿になって庭先で行水し、子供たちは裸で川遊びに興じ、車力の男達は筋骨隆々な身体を見せ、公衆浴場も温泉も多くが当然のように混浴で、老若男女みな裸体の人が町中にいても気にも留めない。 当時の欧州や現代日と当時の日とでは裸体に対するとらえ方が大きく違っていた。当時の日では裸体は羞恥心を抱く対象ではなく、現代日で言うところの顔のようなもの、『人間の顔と同じく「日常品(コモディティ)」だった』(P107)と著者は言う。一般的に、人の顔を見てもなんら性的な欲求を覚えないように町中で顔を晒して歩いていても恥ずかしいとは思わない。同様に、当時の日では顔の延長であるコモディティとしての裸体を恥ずかしいとは思わない。このような裸体を恥ずかしいと思わない観念の社会が、明治維

    「裸はいつから恥ずかしくなったか―日本人の羞恥心」中野 明 著
    damegano
    damegano 2018/08/25
    「逝きし世の物語」にも書かれていた。江戸と明治における価値観の変化って他にもありそう。
  • インパール作戦を立案・指示した「陸軍最悪のコンビ」の深層心理(広中 一成) @gendai_biz

    不祥事の「責任」は誰にあるのか? 昨年から今年にかけて、日では組織内で何らかの不祥事が起きたとき、誰がどのように責任を取るのかという問題が注目を集めた。 そのひとつが、いわゆる森友学園問題である。これは、学校法人森友学園が小学校新設に際し、不当に安い価格で国有地を手に入れたことに端を発する。政界を巻き込む大スキャンダルとなり、最終的に問題に関わっていた財務省側の局長クラスの幹部らが懲戒処分を受けた。 もうひとつ、私たちの記憶に新しいのが、日大学アメフト部悪質タックル問題である。今年5月6日に開かれたアメフトの試合で、日大選手が故意に相手選手にタックルし負傷させた。その後、日大選手にタックルするよう命じた監督とコーチからが責任を取って辞任した。 しかし、どちらの問題も責任者の処罰だけで終わらせてよいのかという声が今でも根強い。 組織の誰かが不祥事の責任を取って終幕を図るというやり方は、今

    インパール作戦を立案・指示した「陸軍最悪のコンビ」の深層心理(広中 一成) @gendai_biz
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    damegano 2018/08/17
    "本来であれば、インパール作戦の敗北の批判は、牟田口だけでなく、河辺らにも向けられなければならなかったはずだった。"わかりやすい責任者ひとりをつるし上げるのでは無く、問題全体を見渡すことが大事、と。
  • 歴史から教訓を学ぶということ | 考える四季 | 呉座勇一 | 連載 | 考える人 | 新潮社

    人は何のために歴史を学ぶのか。当今は「愛国心を持つためだ!」と語気を強める方が少なからずいらっしゃるようだ。一方で「石田三成様のことを全て知りたい」「古文書を読めるようになりたい」など、趣味として歴史を学ぶ人も増えているそうだ。 ただ、こういう人たちは良くも悪くも特殊で、もっと気軽に歴史を学ぶ人々が存在する。そして人数で言えば、ライトな「歴史好き」が圧倒的に多数派なのである。彼らは人生の教訓を学ぶために歴史に触れているらしい。 巷には「戦国武将に学ぶ」的なビジネスがあふれている。今年のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』に便乗した「黒田官兵衛の知略に学ぶビジネス処世術」といった企画も新聞・雑誌等に散見される。 歴史小説から学ぼうとする人も多い。最近、現役政治家が「私たちの生き方にヒントをもたらす歴史」をランキング形式で紹介している記事をインターネット上で見かけたが、上位は司馬遼太郎の小説で占

    歴史から教訓を学ぶということ | 考える四季 | 呉座勇一 | 連載 | 考える人 | 新潮社
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    damegano 2018/08/13
    今をときめく呉座先生がまだ世間的にはそれほど知られていなかった4年前の記事。司馬を読んで歴史を知ったつもりになってる「大物」って多いよね。「偽りの史実からは間違った教訓しか導けない。」これ大事。
  • アジアから見た新しい世界史 「帝国」支配の変遷に着目 西欧中心史観から距離 - 日本経済新聞

    歴史家がアジア史、日史の研究成果にのっとって、次々と新たな世界史の叙述に挑戦している。従来の叙述の柱だった西欧中心の歴史観から意識的に距離を取ることで、グローバル化が進む現代世界がたどってきた道のりに、違った角度から光を当てる。「(ギリシャ、ローマなど)いわゆる地中海文明とは、オリエント(文明)の一部たるシリアの拡大、つまりオリエントの一部としてとらえるのが正当である」中国史が専門の

    アジアから見た新しい世界史 「帝国」支配の変遷に着目 西欧中心史観から距離 - 日本経済新聞
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    damegano 2018/08/11
    サイードのオリエンタリズムの焼き直しのような気もするが興味を抱いたので読んでみたくなった。
  • 一揆はほんとうに「進歩的な勢力」が担っていたのか?(呉座 勇一)

    民衆はいつも被害者だったのか? 民衆が戦乱をいかに生き延びたのかを多方面から論じた『戦乱と民衆』(磯田道史+倉一宏+F・クレインス+呉座勇一著、講談社現代新書、8月21日発売予定)の発売に先立ち、『応仁の乱』『陰謀の日中世史』などヒット作を連発する歴史学者・呉座勇一氏の特別エッセイを公開する。 階級闘争史観と一揆 拙著『応仁の乱』(中公新書)の予想外のヒットにより、私は何やら応仁の乱の専門家のように見られている。しかし私の来の専門は一揆で、博士論文でも中世の一揆をテーマに据えた。 一揆を研究対象に選んだ理由はいろいろあるが、一つには一揆が戦後歴史学の花形テーマだったからである。戦後歴史学の意義と限界を見定めるためには、一揆の検討は欠かせない。 では、なぜ一揆研究は戦後歴史学の王道だったのか。それは、戦後歴史学が「階級闘争史観」に立脚していたためである。 階級闘争は共産主義の基的な概

    一揆はほんとうに「進歩的な勢力」が担っていたのか?(呉座 勇一)
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    damegano 2018/08/10
    階級闘争史観は根深いからなぁ。先入観にとらわれずに歴史を捉え直すことが必要。