エコの代名詞「有機農業」が、ナチスと深く関わった過去（藤原 辰史）

「有機農業」や「エコ」という単語を目にすると、私たちは「何かいいものである」と思いがちだ。しかし、かつてこうした農法がナチスと接近した過去を持つと聞けばどうだろうか。有機農業が称えがちな「自然」や「美しい風景」は、一歩間違えると、ナチスが推奨した「混じり気のない優秀な人間」を「自然のなかで育てる」という人種主義に接続しかねない。有機農業の発想を今後生かしていくためにも、こうした過去と向き合う必要がある。 二つの有機農業 第一次世界大戦の大量殺戮と大量破壊の傷跡から少しずつヨーロッパが復興し始めた1925年、いまなお大きな影響力をもつ二つの有機農業がインドとドイツで産声をあげた。ひとつは、インドール農法である。 インド中部のマディヤ・プラデート州のインドールという都市で、イギリスの植物学者アルバート・ハワードが体系化した農法である。化学肥料をいっさい用いず、堆肥の土壌改良力を活かす。日本を含

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無農薬有機農法自体が、農薬化学肥料の代わりに労働力を使うという点で労働搾取的だと思いますけどね。

[nminoru]

c.f. ロバート・N. プロクター『健康帝国ナチス』

[gui1]

ルイセンコ農法に比べたらだいぶマシです(´・ω・｀)

[IkaMaru]

極右＝工業主義・反エコロジーの日本ではあまり耳に馴染まないが、右からの民族主義的反グローバリズムが力を取り戻しつつある欧州では過去のことと笑ってもいられないだろうね

[quick_past]

そもそも有機農業が、標準的農業より害が少なく健康的だとする決定的な材料が出てない。農薬には害がある、それを使ってないんだから有機農業は安全。なんて話でもない。農薬を使ってないだけで他の資材は使ってる。

[daaaaaai]

最後の3つの注意文は大切だけれど、世界の食糧問題を考えると選択肢は難しい・・・

[gcyn]

『「哲学」とは、健康長寿といった自己愛的なものではない。農業はどれほど環境を破壊して来たのか、そして今後の社会建設のなかで農業はどのような役割を果たしうるか、という問い／ナチス的な考えに陥らないため』

[paravola]

「混じり気のない優秀な人間」を「自然のなかで育てる」／生物学に人間を従わせる。これがナチズムの根幹である。ナチスはこれを「生命法則」と呼んだ／エコロジストには、地球上に住む適正の人口を主張する人もいる

[aceraceae]

「ナチスのキッチン」の人か。"ナチスに利用された過去をもつ""そのような過去に対してまだきちんと向き合っていない"←この手の論法はよくみかけるけど、それはそれこれはこれでしかないよ。

[taisai429]

自然派ファシスト。環境左翼とオカルティズムが往々にしてくっつきがちなのは、まあこれの焼き直しだよね。

[Harnoncourt]

サリンは有機リン系殺虫剤の合成技術の流用です。

[otihateten3510]

意識高い系って一歩間違えばあちら側だよね

[keitone]

ちなみに世界で初めて国民に禁煙を促したのもナチス。

[pon00]

有機ワインとか思いっきりオカルトただもんね。話を聞いてるとムーを読む並みにドキドキする

[agrisearch]

「シュタイナーは、独特の世界観に基づき、牛糞などを詰めた雄牛の角を土のなかで寝かせて「力」を溜め、その調合剤を水で薄めて水に「力」を移し、圃場に散布するという農法を体系化した」

[ayumun]

有機農法はオカルトとくっつきやすいから気を付けようという話では無かった。

[hiroharu-minami]

禁煙運動なんかでもナチスとの関連性を言われて貶められている事があるが、そう云うやり方を避けようとしてちょっと冗長になった感はあるけど、まぁしょうがないよね。

[damegano]

「排除の構造がないか」「人口論に陥ってないか」「なんのための景観保全か」有機農業がナチスに利用された歴史から学んだ教訓。

[mikanyama-c]

あれは有機農法っていうのとちょっと違わない？ナチスと親和性があったとするならオカルト寄りの思想が大きいんじゃないかと想像するが

[chirasinouramemo]

一歩間違えて、ナチスの思想・政策に通じる部分があれば、すべては「けしからん！」となる。ナチスがやろうが、悪魔がやろうが、よいものはよい。ナチスの思想・政策にもよいものはあった。