大相撲夏場所(東京・両国国技館)の初日を2日後に控えた8日、白鵬(24)、朝青龍(28)の両横綱や朝青龍と初日に対戦する新小結鶴竜(23)ら複数のモンゴル人関取が、千葉県内でゴルフコンペを行っていたことが分かった。土俵で対戦する力士同士が、本場所直前に親睦(しんぼく)を図るのは極めて異例。角界は八百長疑惑に揺れた経緯もあり、日本相撲協会の関係者が「あり得ない」と憤慨する今回の行動は、軽率のそしりを免れそうにもない。 全員の姿は確認できなかったものの、エントリーリストには大関日馬富士(25)を含む計10人のモンゴル人力士が名を連ねていた。白いシャツとベージュの短パン、赤いサンバイザー姿で現れた朝青龍は「きょうは記事にすることないだろう。お前らの中でゴルフを好きなやつはいるか。帰れ」と気色ばみ、クラブハウスに消えた。 白鵬が在籍する宮城野部屋はけいこ自体が休み。朝青龍は在籍する高砂部屋のけ