トップニュース原作ファンも期待! アニメ化決定の話題作『グランクレスト戦記』コミック1巻発売! 若き青年騎士は、戦乱の中で英雄へと駆け上がる! 『グランクレスト戦記』(水野良:原作、四葉真:漫画、深遊:キャラクター原案/白泉社) 青年マンガ誌『ヤングアニマル』(白泉社)で連載中の『グランクレスト戦記』(水野良:原作、四葉真:漫画、深遊:キャラクター原案)のコミックス第1巻が、2月28日(火)に発売された。 原作の『グランクレスト戦記』(富士見ファンタジア文庫)は、『ロードス島戦記』(角川スニーカー文庫)などで知られる作家・水野良によるライトノベル。これまでにシリーズとして8巻が出版されている。昨年末に行われたイベント「ファンタジア文庫大感謝祭2016」でアニメ化が発表されて、いま原作ファンを中心に大きな話題を呼んでいる人気作だ。 混沌が支配する大陸を舞台に、幻想詩連合と大工房同盟の二大陣営
『生まれる性別をまちがえた!(角川コミックス)』(小西真冬/KADOKAWA) 日本は性同一性障害(GID)や同性婚についての取り組みが遅れていると思っているとすれば、進んでいるとか遅れているという捉え方は適切ではないだろう。 例えば、イギリスでは20世紀初頭まで同性同士の性交渉が法律違反とされ、ときにリンチや殺人事件に至ることも珍しくなかった。そこには、男と女を創造した神に対する冒涜と考える宗教的な価値観が背景にあり、いわば人権運動の高まりは苛烈な弾圧をした過去への贖罪のような側面があるのだ。ハロウィンやクリスマスを楽しみ、年越しに寺の除夜の鐘を聞いて神社に初詣する日本は、良く言えば大らか、悪く言えば宗教や異文化に無頓着。仲間はずれを意味する村八分というのも、距離を置いて争いを回避する日本的な術なのかもしれない。とはいえ、日本では性差への理解が乏しいのもまた事実で、性差に大らかなタイでS
2017年3月4月(土)に放送されたTVアニメ「名探偵コナン」の851話で、とんでもないドローンが登場し視聴者の間で話題となっている。 今回の「名探偵コナン」では「恋の地獄めぐりツアー(別府編)」が放送された。小五郎はコナン、蘭を連れて大分の別府温泉にやってくる。しかし小五郎の本当の目的は旅行ではなく人捜しだった。仲代電気の社長・仲代秀虎が秘書の細貝洋三と共に事務所を訪れ、1人旅に行くと書き置きして失踪した娘の麻奈美を捜してほしいと依頼してきたのだった。無事麻奈美を見つけ、後は連れて帰るだけだったが、何者かに連れ去られてしまう――。そして誘拐犯は身代金1億円を要求、それを動物園まで運んでくるように指示してきたのだった。 その後動物園に着いたコナン一行に再び犯人から連絡があり、身代金の入ったバックを「猿岩石」の上に置くように要求される。小五郎は要求の通り猿岩石にバックを置き「犯人め、どこから
世界はどこに向かおうとしていて、日本人は何を理解しておかなくてはならないのか…。ジャーナリストの池上彰が、トランプ政権のゆくえと変化する世界情勢を緊急解説した『世界を揺るがすトランプイズム―ビジネスマン、ドナルド・トランプを読み解く』が2017年2月24日(金)に発売された。 グローバリズムの反動の波が押し寄せようとしている2017年。ビジネスマン、ドナルド・トランプが第45代アメリカ大統領に就任した。池上がトランプ大統領の就任演説を聞き、最終章を書き上げて緊急出版された同書では、2016年の大統領選挙からトランプ就任後の最新状況まで、変化する世界情勢が鋭く的確に説かれている。そこで池上はトランプイズムの真意を読み解き、新閣僚の顔ぶれも踏まえて、トランプ政権のゆくえと変化する世界情勢について解説。 池上は昨年、戦後政治を振り返りつつ、停滞する日本の民主主義について怒りを込めて書き上げた『こ
トップニュース絵本・児童書にハマる大人が急増! あなたの心にもきっと届くはず─「大人の心も満たす絵本と児童書フェア」有隣堂で開催中 子どもだけでなく大人にも読んでほしい―そんな絵本・児童書を紹介する「大人の心も満たす絵本と児童書フェア」が、有隣堂で2017年2月17日(金)から開催されている。 幼稚園や保育所で読んだり夜子どもに読み聞かせたりする絵本や、小学校の国語の授業などで読む児童書は、一見すると「子どものための本」と思いがち。だが、近年そういった絵本や児童書を購入する大人が増え、売り上げが好調に伸びている。なぜ今、絵本や児童書が大人たちの心に響くのだろうか? 翻訳家で児童文学研究家の金原瑞人は次のように分析している。 今は、読書を純粋なエンターテインメントとして楽しむ人が増えているのかもしれません。だからこそ読みやすい本が愛され、売れているのだと思います。良くも悪くも、本に期待される
2016年11月に公開した『この世界の片隅に』が公開から4ヵ月、いまだにロングランを続けている。メディアに取り上げられる機会も多い話題作だ。 なかでも『この世界の片隅に』も目を惹くのが、映画賞レースでの怒涛の快進撃である。3月3日に、2016年の大ヒット作『君の名は。』を退けて、第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞に輝いたばかり。これ以外でも、第71回毎日映画コンクール日本映画優秀賞/大藤信郎賞、第59回ブルーリボン賞作品賞、第26回東京スポーツ映画大賞作品賞……と、全てを挙げられないほどの賞を獲得している。 むしろ世の中には、こんなにたくさん映画賞があるものかと驚かされるぐらいだ。毎年、映画ビジネスの締めくくりを賑わす映画賞は一体いくつあるのか? ひとによっては多過ぎると感じることもあるかもしれない。しかし、映画賞はどれも似ているようで、全て異なる性格を持っている。異なる審
剣豪・宮本武蔵の真の姿を、7人の敵側の視点から焦点を当てた『敵の名は、宮本武蔵』が、2017年2月25日(土)に発売された。 同書の著者・木下昌輝は、2014年にデビュー作『宇喜多の捨て嫁』が第152回直木賞候補に、2017年2月には『天下一の軽口男』が第38回吉川英治文学新人賞候補になるなど、今注目の作家。 これまで敗者に光を当ててきた木下が今回選んだのは、剣豪・宮本武蔵。今までに武蔵を題材にした作品は無数にあったが、一人で武者修行の旅に出ていたことは描かれていても、「大勢の弟子を引き連れた」という史実はほとんど扱われてこなかった。同書は吉岡憲法や佐々木小次郎など7人の敵(=敗者)から見る武蔵像という新たな視点で、読みごたえのあるエンターテインメントとして描き上げ、木下自信も「勝敗を超越した勝負がある!!」と自信を覗かせる渾身の歴史小説だ。 また書道家・武田双雲は同書を「こんなにも多様な
『生まれる性別をまちがえた!(角川コミックス)』(小西真冬/KADOKAWA) 日本は性同一性障害(GID)や同性婚についての取り組みが遅れていると思っているとすれば、進んでいるとか遅れているという捉え方は適切ではないだろう。 例えば、イギリスでは20世紀初頭まで同性同士の性交渉が法律違反とされ、ときにリンチや殺人事件に至ることも珍しくなかった。そこには、男と女を創造した神に対する冒涜と考える宗教的な価値観が背景にあり、いわば人権運動の高まりは苛烈な弾圧をした過去への贖罪のような側面があるのだ。ハロウィンやクリスマスを楽しみ、年越しに寺の除夜の鐘を聞いて神社に初詣する日本は、良く言えば大らか、悪く言えば宗教や異文化に無頓着。仲間はずれを意味する村八分というのも、距離を置いて争いを回避する日本的な術なのかもしれない。とはいえ、日本では性差への理解が乏しいのもまた事実で、性差に大らかなタイでS
『デヴィッド・ボウイ: 変幻するカルト・スター』(野中モモ/筑摩書房) 2016年1月、アルバム『★』リリース2日後にデヴィッド・ボウイがこの世を去った。リリースに合わせて、インスタグラムに投稿されたスーツ姿の写真で見せた無邪気な笑顔とのギャップが、死の衝撃をさらに大きくした。1年が過ぎた今、その喪失感は音楽界のみならず、世界全体へとますます拡大している。 しかし、晩年、表舞台に出る機会が減ったことで、特に若い世代には、ボウイの偉大さを今ひとつ理解できていない人が増えているのではないか。音楽メディアがこぞって2016年ベストアルバムの一つに数えた『★』が初めてのボウイ体験という人もいるはずだ。これからボウイを遡って体験したい人の手引きとなってくれる一冊として『デヴィッド・ボウイ: 変幻するカルト・スター』(野中モモ/筑摩書房)をおすすめしたい。 本書はデヴィッド・ボウイの人生を創作活動に焦
『オムライスの秘密 メロンパンの謎』(澁川祐子/新潮社) 物事には全て始まりがある。当たり前に食べている定番メニューにも、それぞれ誕生秘話があり、作り出した人々とその物語が存在するのだ。この『オムライスの秘密 メロンパンの謎』(澁川祐子/新潮社)では、海外より入ってきた料理を元に、日本で独自の進化を遂げた定番メニューの誕生について迫っている。 まず本書で興味深いのは、著者が「文献によってできるだけ事実を明らかにしようと努めた」ことだ。理由は「身近な食のルーツはすでにある程度、解明されている」からだという。元祖を探るという企画は今までにもテレビや雑誌であったし、ネットでも調べられるので納得だ。そしてさらに「元祖とされる店から直接話は聞かない」という方針も立てている。店も自ら元祖の看板を下ろすはずもなく、従来の見解を繰り返すだけだろう。そこで「一般に出回ってる説を、文献によってあらためて検証」
『クックパッドの野菜おかず 大好評の100品』(クックパッド株式会社/宝島社) 野菜メインの料理より、肉や魚がメインの料理の方が豪華に見えるし、ボリュームもあって美味しい。ついついそう思ってしまいがちだが、野菜には野菜のよさがあり、それをうまく引き出せば、野菜も十分主役になり得る。また、野菜は健康面から見ても、摂取不可避なもの。常日頃からいろんな種類の野菜を摂っていくことで、防げる病気はたくさんあるはず……! そこでオススメしたいのが、『クックパッドの野菜おかず 大好評の100品』(クックパッド株式会社/宝島社)。クックパッドで人気の高かった野菜レシピだけを集めた本で、野菜別に様々な調理法が紹介されている。また、各野菜の栄養や効果、選び方なども紹介されているので、何を食べたらいいのかと悩んでしまう人にも手に取ってほしい一冊。 では実際どんなレシピが掲載されているのか、旬の野菜や手に入りやす
『からだのなかから、きれいに、輝く スーパーフードの教科書』(生活の木、小林理恵/マイナビ出版) 最近日本では「スーパーフード」がブームだ。チアシードやアサイー、キヌアなどなどすでに各メディアが大きく取り上げているものも多い。コンビニやスーパーなどの小売店では、スーパーフード入りを謳ったドリンクやフード、健康食品の姿も目立つ。 スーパーフードという言葉には、健康や美容に良さそうなイメージがつきまとう。しかし、そもそも「スーパーフード」とはいったい何者なのか。そう訊かれて、答えられない人は意外に多いのではないだろうか。 そこでおすすめしたいのが本書『からだのなかから、きれいに、輝く スーパーフードの教科書』(生活の木、小林理恵/マイナビ出版)だ。チアシードやキヌアなど話題のものから日本ではまだあまり知られていないものまで、51のスーパーフードを取り上げ、そのレシピや活用法を紹介している。「教
『温泉はなぜ体にいいのか』(松田忠徳/平凡社) 「温泉マーク」と聞いて、どんなものを思い浮かべますか? 来る2020年に向けて、公共施設の看板などに掲出される案内用の記号のうち、「温泉マーク」を含んだ幾つかを刷新する動きが、少し前に報道されましたね。結局この「温泉マーク」については、旧来のJIS記号も継続して使用することになったようですが、この騒動は温泉地や観光業界、そして温泉ファンを大いに沸かすこととなり、現代日本における温泉の存在感を、広く社会に印象づけるできごととなりました。 『温泉はなぜ体にいいのか』(松田忠徳/平凡社)は、そんな温泉の医学的効用や、日本における温泉利用の歴史、そして温泉にまつわる文化についての研究成果などをまとめた書籍です。著者である松田忠徳氏は、これまでにも温泉に関する本を多数上梓しており、「温泉教授」の呼び名も付いているほどの人物です。 温泉へ行く目的として多
『今じゃありえない!! 100年前のビックリ教科書~明治・大正・昭和の授業風景~』(福田智弘/実業之日本社) 子どもでも大人でも、学校の勉強に使う教科書をおもしろいと思って読む人は少数派かもしれない。しかし、今から100年ほど昔の教科書を見てみると、あまりにも自分たちの知っている教科書とはかけ離れた内容が書かれているため、おもしろいと感じる人が増えそうだ。そこで、『今じゃありえない!! 100年前のビックリ教科書~明治・大正・昭和の授業風景~』(福田智弘/実業之日本社)を取り上げる。 教科書が表す時代ごとの世相 人は教育によって作られると言っても過言ではない。もちろん、赤ちゃんに何も教えずに放っておいても、ある程度のことは見よう見まねで覚えるかもしれない。しかし、社会で生活していくために必要なことは学校で学んで身に付けている部分が大きい。歴史観や価値観が国によって大きく異なるのも、国ごとに
『東大VS京大 入試文芸頂上決戦』(永江朗/原書房) 「5教科」と呼ばれる大学入試の科目といえば、数学、国語、英語、理科、社会である。このうち、受験生たちにもっとも理不尽な感情を呼び起こさせるのが国語ではないだろうか。「作者の考えを述べよ」「登場人物の気持ちはどれか」といった問題に完全な答えがあるとは思えず、正解を聞いても納得できないケースも少なくない。 しかし、入試問題に単なる正誤を超えたメッセージが隠されているとしたらどうだろう。『東大VS京大 入試文芸頂上決戦』(永江朗/原書房)は戦後の東京大学、京都大学、東西の二大名門の入試問題から、国語に焦点を当てて時代ごとに込められた出題者の思いを解き明かしていく。「受験以外に無意味」と批判されることも多い入試問題に、新たなベクトルをもたらした一冊だ。 長年、大学に勤務してきた著者は何気なく手に取った赤本を「アンソロジーとして面白い」と感じたと
『策略 ブラック授業づくり つまらない普通の授業にはブラックペッパーをかけて』(中村健一/明治図書出版) 「ふざけるな!」と私が教卓の前で怒鳴る。し~んと生徒が静まり返る、かと思いきや、私を指差し嘲笑。「何怒ってんの?」「つまんねぇ授業やってんじゃねえよ」そんなヤジが飛ぶ。どこで間違ってしまったのか、何がいけなかったのか、わからない。そんな考えで頭がいっぱいで真っ白に――という夢を見た。 私は大学生から社会人まで10年ほど、集団授業での塾講師の経験がある。そんな時に見ていた、いや、今でも時々見てしまうのが冒頭の夢。この夢を見るたびに変な汗が止まらなくなる。自分の声が生徒に届かない、いわゆる「学級崩壊」の状況は考えるだけでも恐ろしい。幸いなことに夢以外では経験したことがないが、小学校・中学校・高校ではそんな「学級崩壊」も日常茶飯事だという。 絶対に避けなければならない学級崩壊。これを食い止め
『日本の助数詞に親しむ――数える言葉の奥深さ――』(飯田朝子/東邦出版) ものを数える時の言葉を、日本語では助数詞と呼ぶ。この助数詞だが、実はとても多様かつ複雑なのだ。例えば、動物を数える言葉は“一匹”がポピュラーだが“一頭”という数え方もあるし、ウサギは“一羽”と数える。昆虫の場合だと、こちらも基本的には“匹”なのだが、実験や研究の対象にする場合などには“個体”“生体”と数える事もあり、ホタルに限っては“蛍(けい)”と漢字表記そのままに数える事もあれば、その光る性質に注目した “灯(とう)”という数え方もある。同じ対象に対して複数の助数詞がある場合は、そのどれを使うかによって、対象のどこに注目しているかがわかりそうだ。このように、ものを数える言葉・助数詞を紹介しつつ、その助数詞が生まれた背景を探るのが『日本の助数詞に親しむ――数える言葉の奥深さ――』(飯田朝子/東邦出版)である。 動物の
本日3月9日に発売されるコミックスの一覧です。今日は『ハピネス』の最新5巻が発売となります。気になる作品を買い忘れの無いようにチェックしてください。 過去の日付はこちらでご覧になれます。 ※発売情報は予告無く変わる場合があります。 最新情報はストア等でご確認ください。 ●ドラゴンコミックスエイジ 『醤油を借りにいくだけで死ぬことがある世界の中級サバイバルガイド』 荒井小豆 『マケン姫っ! ―MAKEN‐KI!―(18)』 武田弘光 『孫子のアイドル兵法!(1)』 わだぺん。 『この素晴らしい世界に祝福を!(5)』 渡真仁 三嶋くろねほか 講談社 ●週刊少年マガジンKC 『バウンダー 最強の少年 項羽(1)』 大山タクミ 『金のタマゴ(2)』 カツヲ 『仁王 ~金色の侍~(2)』 片山陽介 コーエーテクモゲームス 『100万の命の上に俺は立っている(2)』 奈央晃徳 山川直輝 『ハピネス(5
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く