『どんぶり委員長』(市川ヒロシ/双葉社) あったかいご飯の上に豪快におかずをのせた、「どんぶり」メニュー。牛丼や親子丼、海鮮丼、ローストビーフ丼など、種類も値段も様々で、今や男性だけでなく、幅広い層に人気がある。そんな魅力的な「どんぶり」メニューが各話に登場する、『どんぶり委員長』(市川ヒロシ/双葉社)というグルメ漫画がある。先日最終巻の4巻が刊行されたばかりの本作品は、あることをきっかけに「どんぶり」の魅力の虜になった「委員長」が、主人公・吉田に様々などんぶりメニューの開拓、調理を命じるという、ちょっと変わったラブコメディ。 目の前にある美味しそうな食材を「どんぶりにしたら……」と妄想し、吉田に命じずにはいられない委員長は、普段はクールで、至って真面目。それだけ、吉田の作る料理が魅力的だということなのだろう。そこで、本作に登場する「どんぶり」メニューの中からいくつか作って食べてみた。 ■