「法律を守りましょう」。口酸っぱく教える講座が来年度、大分大に誕生する。酔ってコンビニエンスストアのガラスを壊した器物損壊、自動車運転過失傷害容疑などで学生の逮捕が相次ぎ、業を煮やした同大が決めた。 新講座は「学生生活と法」(仮称)で全学生対象の選択科目。「学生、社会人として守るべき法を学び、実生活で必要な知識を身につける」とのこと。民法、刑法中心に教え、事故やトラブルの再発防止を図る。 北野正剛学長は記者会見で「法令順守は社会人として守るべきもの」と力説。将来の必修科目化も視野に入れているという。【田中理知】