埼玉県熊谷市の総菜店で販売されたポテトサラダを食べた6人からO157が検出された問題で、ポテトサラダは別の工場で作られたものを仕入れ、店舗で最終的な調理をして販売されていたことがわかりました。店舗では、客みずからがスプーンなどで取り分ける販売方法だったということで、県は、どの過程で感染したのか調べています。 このうち5歳の女の子は、急性腎不全などを引き起こす症状を発症して意識不明となっていて、県は、ポテトサラダが原因の食中毒と断定し、総菜店を営業停止の処分にしています。 県などによりますと、総菜店を運営する会社は、ポテトサラダを群馬県の食品工場から仕入れて総菜店など34店舗に卸し、各店舗でハムやリンゴの具材を混ぜ合わせる調理をしていたことがわかりました。 店頭では、客みずからがスプーンやトングでポテトサラダを取り分けた分を販売する仕組みで、複数の客が同じスプーンに触れる状態だったということ