先週は1月とは思えないような、季節外れの暖かさとなった所がありましたが、この先は厳しい寒さの日が多くなります。特に今週の20日(金)頃からは強い寒気が流れ込み、来週はじめにかけては今季これまでで一番強い寒気が流れ込む予想です。 この寒気、16日午後5時現在では、ここ数年ではあまりないような「記録的な強さの寒気」となる可能性があります。 気象業務においては様々な高度の寒気を解析していますが、特に目安としているのが上空5000メートル付近の「上層寒気」と、1500メートル付近の「下層寒気」です。「上空寒気」が強いと雪雲が急速に発達しやすくなり、「下層寒気」は雪になるエリアの目安となります。 この先、予想される寒気は、上層・下層ともに強烈です。例えば、福岡の上空1500メートル付近の「下層寒気」をみてみますと、昨年12月18日に観測されたマイナス11.1℃が今季これまでで一番低い値ですが、この先