マッシュアップという手法は確実に広まりつつある。利用できる素材も充実してきた。次は、これらを使って魅力的なサービスを作り出す開発者を支援する環境を充実させるべきだ――。 9月30日に開催された「Mash up Award 3rd」に参加して、若い開発者たちに取材して、記者はこんな思いを強くした。Mash up Awardとは、WebサービスAPIや開発ツールを使って、マッシュアップ・サービスを開発するコンテストである。 応募作品は前回比2倍の193作品 第3回を迎えたMash up Awardの応募総数は193作品。第1回は56、第2回は108と、ほぼ2倍のペースで増え続けている(関連記事1、関連記事2、関連記事3)。リクルートとサン・マイクロシステムズが共催し、27の企業・法人が協賛している。 最優秀賞に選ばれたのは、地図を中心にした各種の情報検索サービス「ONGMAP.COM」(図1)
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