米計算機学会(ACM)は米国時間3月27日、人工知能(AI)の分野における功績を称えて、Yoshua Bengio氏、Geoffrey Hinton氏、Yann LeCun氏に2018年の「A.M.チューリング賞(A.M. Turing Award)」を授与すると発表した。チューリング賞は「コンピュータ科学分野のノーベル賞」と称されることもある。 3氏は、ディープニューラルネットワークがコンピューティングにとって重要な要素技術になるまでに、AI分野における概念および工学的なブレークスルーを生み出したと、ACMの声明には記されている。Googleの支援もあり、同賞受賞者は100万ドルの賞金が贈られる。 「人工知能(AI)は今や、すべての科学分野の中で最も成長著しい分野の1つであり、社会において最も話題のテーマである」と、ACMのCherri Pancake会長は声明で述べた。 Bengio氏