「従業員さまは安全確認ができ次第、お帰りいただいて結構でございます」。地震後、イオンモール熊本の従業員専用アプリで従業員に届いたメッセージ=熊本県内で2026年7月29日午前8時3分、栗栖由喜撮影 震度6強の揺れが収まった7月28日午後5時50分ごろ、熊本県嘉島町の「イオンモール熊本」から白い煙が噴き出した。爆音が上がり、外壁が吹き飛ばされていく。 延べ床面積約12万平方メートルの大型ショッピングセンターは南側を中心に大きく壊れ、内部の骨組みがあらわになった。粉じんで一帯は白っぽく染まった。 子供たちの夏休みに当たるこの日、約3000人の利用客がいたとされる。全員、屋外に避難をして無事だった。完了までに約30分。普段からの訓練が生かされた形だ。 ただ、7人が命を失った。いずれも施設に入るテナントの従業員だった。スタッフは当時、1300~1500人がいたとされる。 イオンは利用客を屋外に誘導

