米ゼネラル・モーターズ(GM)と最近提携した電気自動車(EV)メーカー、米ニコラは、創業者トレバー・ミルトン氏が執行会長を即日辞任したと発表した。 2014年にニコラを創業し、同社の対外的な顔だったミルトン氏の後任には、取締役のスティーブン・ガースキー氏が起用され、会長に就任する。同社が20日遅くに発表した。ガースキー氏(58)はGM副会長などを務めた経歴を持つ。 ニコラを巡っては2週間近く前に空売り投資家ヒンデンブルグ・リサーチが同社に批判的なリポートを発表。同社が投資家を欺いたとするヒンデンブルグの主張は米証券取引委員会(SEC)の調査対象となり、司法省も調査に乗り出したと伝えられている。 ミルトン氏は20日夜、「虚偽の主張」から自身を守るとツイートした。 関連記事
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