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ブックマーク / karapaia.com (72)

  • 奇跡に出会いたくて。美術館の絵画と調和した見物客を待ち続け、その瞬間を写真に記録するフォトグラファー|カラパイア

    フランスを拠点に活動しているフォトグラファーのステファン・ドラスチャンは、美術館内でひたすら奇跡が起きるのを待ち続けた。 絵画を見に訪れた見物客のいで立ちが、絵画の色調にマッチしたらその時がチャンスである。これはもう忍耐力のたまものだ。 そんな奇跡にも似た偶然、めったに出会えるものではない。だが彼はあきらめることなくカメラを片手に観察を続けたのだ。 このプロジェクトのテーマは、「アートに似た人々」だ。 あくまでも偶然の一致であり、故意に仕込まれたものは1枚もない。 ステファンはパリ、ウィーン、ベルリンの3つの美術館でこの試みを行った。 その結果、服装はもちろん、髪型やヒゲの形などが、見ている絵画によく似た人物を発見したのだ。 1. この画像を大きなサイズで見るimage credit: Stefan Draschan 2. この画像を大きなサイズで見るimage credit: Stefa

    奇跡に出会いたくて。美術館の絵画と調和した見物客を待ち続け、その瞬間を写真に記録するフォトグラファー|カラパイア
  • 我々の偏見(バイアス)は思った以上に強固。事実ですら完全に無視をする(フランス研究)|カラパイア

    我々は自らを理性的で、客観的な判断ができる存在だと思っていたい。しかし人が抱くバイアス(思い込みと偏見)は想像以上に強いようだ。 最新の研究では、人間は自身のバイアスに一致しない事実は無視してしまう能力が備わっていることが明らかにされている。 人は自分の信じたい説や信念を検証する際、それを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向がある。また一度信じてしまったら、それが誤っていてもなかなかその記憶を訂正することができない。 仏高等師範学校(ENS)のステファノ・パルミンテリ氏は以前ENSやユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンからの研究者でなるチームを率いて、人間はそれが後で痛い目を見ることになっても、最も安易な方法へ偏向することを報告した。 そうした状況において、人はまだ具現化していない未来への影響を認識できないようである。 この画像を大きなサイズで見る 人は自

    我々の偏見(バイアス)は思った以上に強固。事実ですら完全に無視をする(フランス研究)|カラパイア
  • 人間には祖先から伝えられたものとは異なる、”外来”遺伝子が組み込まれている事が判明(英研究)|カラパイア

    この画像を大きなサイズで見る 人間のDNAの一部は我々の祖先に由来しないことが判明した。”外来”遺伝子が組み込まれているというのだ。科学者によれば、我々は太古の時代から共生してきた微生物の”外来”遺伝子を獲得してきたそうだ。この発見は、動物の進化が先祖から受け継がれる遺伝子のみに依存するという従来の見方を一変させる可能性があり、進化のプロセスは依然として継続中であることを示唆している。 『ゲノム・バイオロジー』誌に掲載された研究は、同じ環境中で生息する生物間で起きる遺伝子の水平伝播に焦点を当てたものだ。 「これは動物同士で起きる遺伝子の水平伝播が広範囲に及ぶことを示した初の研究です。この中には人間も含まれており、数十か数百もの活性”外来”遺伝子が生じています。驚くべきことに、稀という表現とは程遠く、おそらくほぼ全ての動物の進化に現在進行形で影響を与えているでしょう。つまり、進化の見方を再

    人間には祖先から伝えられたものとは異なる、”外来”遺伝子が組み込まれている事が判明(英研究)|カラパイア
  • ミツバチにもアスペルガーが?社会性に乏しいミツバチに人間の自閉スペクトラム症に似た遺伝症状を確認(米研究)|カラパイア

    ミツバチにもアスペルガーが?社会性に乏しいミツバチに人間の自閉スペクトラム症に似た遺伝症状を確認(米研究) 記事の文にスキップ 自閉スペクトラム症(自閉症やアスペルガー症候群などの総称)は社会性の欠如や他者とのコミュニケーション能力に困難が生じる発達障害であるが、これは人間界だけに限ったことではない。社会生活を営む動物にもその傾向がみられるという。 こういった自閉症的行動はネズミ、ネコ、イヌといった動物でも進化した可能性が示唆されてきた。そして最新の研究によれば、社会性に乏しいミツバチは人間の自閉スペクトラム症に似た遺伝症状を有しているのかもしれないそうだ。 社会的合図に反応しない一部のミツバチ 米イリノイ大学のジーン・ロビンソン(Gene Robinson)教授らは、無関係な246グループのミツバチを観察し、2種類の社会的合図に対する反応を研究した。 合図の1つは、”よそ者”の出現だ。

    ミツバチにもアスペルガーが?社会性に乏しいミツバチに人間の自閉スペクトラム症に似た遺伝症状を確認(米研究)|カラパイア
  • 最少は年間1,000人。とても美しいのに世界で最も観光客が少ない国12|カラパイア

    旅行好き憧れの場所。それはあまり観光客が足を踏み入れていない世界の最果てだ。 そうした場所は確かに存在する。世界観光機関の2017年の報告書によると、昨年世界で最も訪問者が少なかった国は南太平洋の楽園「ツバル」で、わずか1,000人しか訪れていない。以下では、そうした滅多に人が訪れない15ヶ国を紹介しよう。 1. ツバル(2016年の訪問者数:1,000人) この画像を大きなサイズで見るimage credit:_IGP9740s | Tomoaki INABA | Flickr 理想的なビーチと透明感あふれる海水。この南太平洋の楽園ツバルは、南太平洋のエリス諸島に位置する島国で、独立国としてはバチカンの次に人口が少ないミニ国家の一つである。 この画像を大きなサイズで見るimage credit:_IGP9097s | Tomoaki INABA | Flickr 犯罪はほとんどなく、テロ

    最少は年間1,000人。とても美しいのに世界で最も観光客が少ない国12|カラパイア
  • 新たに発見された大気現象「スティーブ」、高速で移動する熱いガスの光の弧。|カラパイア

    ここ3年の間、アルバータ・オーロラ・チェイサーズというフェイスブックグループが空に描かれるゴージャスな光のアーチの写真を撮り続けてきた。 アーチはカルガリーやエドモントンのような中緯度地域の北の空に弧を引く。印象的な紫と緑を呈する色合いで、らせんを描くこともある。 当初、緑紫に輝くリボンを飛行機雲やプロトン(陽子)オーロラだと思われていたが、高速で移動する熱いガスの筋であることが判明したという。 飛行機雲?プロトンオーロラ?いいえ違います 同グループは当初、緑紫に輝くリボンを飛行機雲だと勘違いしていた。カメラのシャッター速度をゆっくりにして、さらに画像編集ソフトで彩度をいじったとき、ようやく光のアーチが発光しており、地上の光を反射する飛行機雲とは違うということに気がついた。 この画像を大きなサイズで見るPhoto credit: Vanexus Photography そのときはプロトン(

    新たに発見された大気現象「スティーブ」、高速で移動する熱いガスの光の弧。|カラパイア
  • 魚の目に寄生して、魚を意のままに操る恐ろしい寄生虫の生態が明らかに(ロシア研究)|カラパイア

    寄生虫は宿主に寄生し、自らが生き延び、繁殖するために宿主をコントロールする。様々な動物たちが巻き込まれているが、魚も例外ではなかったようだ。 魚の眼球に潜む寄生虫、ジプロストマム・シュードスファテセウム(Diplostomum pseudospathaceum)は、魚の行動を操り、寄生虫が幼虫のときは宿主が捕者にべられないよう安全な行動を促す。しかし成虫になるとあえて鳥に狙われるような行動を引き起こすという。 鳥・貝・魚。3種の動物を巡る寄生虫 ジプロストマム・シュードスファテセウム(Diplostomum pseudospathaceum)のライフサイクルは3種の動物の間を巡る。 最初は鳥の消化器内で、フンの中に卵を産みつける。幼虫は水中で孵化し、淡水に住む巻き貝の類に感染。そこで十分に成長したら、再び水中へと旅立つ。次なる宿主は魚だ。魚の皮膚を突き破り眼球にたどり着くと、そこに身を

    魚の目に寄生して、魚を意のままに操る恐ろしい寄生虫の生態が明らかに(ロシア研究)|カラパイア
  • 男性と女性の遺伝子の発現量にはなんと6,500もの違いがある(イスラエル研究)|カラパイア

    この画像を大きなサイズで見る イスラエル、ワイツマン化学研究所のシュムエル・ピエトロコフスキ(Shmuel Pietrokovski)氏とモラン・ゲルショニ(Moran Gershoni)氏による最新の研究によると、20,000個の遺伝子を解析し多結果、男性と女性では6,500もの違いがあることを明らかにした。 男女の遺伝子は6,500の違いがある 『BMCバイオロジー』に掲載された最新論文では、男女間で発現に違いがある遺伝子を含めて解析を行なった。 そうした遺伝子を特定するために、550人の成人ドナーの内臓と組織における遺伝子発現を記録した大規模な研究「GTExプロジェクト」のデータを利用。20,000個の遺伝子の性別毎の発現率で整理したところ、少なくとも1つの体組織においては6,500の違いがあることが判明した。 この画像を大きなサイズで見る 例えば、男性の皮膚で発現しやすい遺伝子とし

    男性と女性の遺伝子の発現量にはなんと6,500もの違いがある(イスラエル研究)|カラパイア
  • アイスランドに生息する美しく力強い野生の馬たちの写真|カラパイア

    この画像を大きなサイズで見る 子どもの頃から馬が身近にいて、馬の写真を撮影していたというアイスランドの写真家、ブラーギ・J・インギバーグソンは、アイスランドの山に住む野生の馬たちの美しい姿をファインダーに収めた。 列に並んで生き生きとした表情を見せる馬 この画像を大きなサイズで見るimage credit:Bragi J. Ingibergsson/Caters News 一頭はカメラを見て笑っている。アイスランドでは野生の馬が生息しており、群れを作って暮らしている。馬同士コミュニケーションをとり、よく笑い、よく遊び、お互いに抱き合ったり、時に喧嘩をしながらも毎日を生きている。 この画像を大きなサイズで見るimage credit:Bragi J. Ingibergsson/Caters News 「私は馬の写真を撮るのが大好きだ。馬には遊び心がある。馬は愛想笑いをしないので笑った馬を撮る

    アイスランドに生息する美しく力強い野生の馬たちの写真|カラパイア
  • わざと誤った情報を流し人を混乱に陥れる心理的攻撃「ガスライティング」を仕掛けるひとが使う11の方法|カラパイア

    “ガスライティング”という心理学的用語がある。これは、人あるいは組織が、被害者に誤った情報を吹き込み、自分の記憶や正気などを疑うよう仕向ける行為をいう。いわゆる洗脳の一種だ。 その名称は、ある男が自分のを気が狂っていると思い込ませるという筋書きの1944年の映画『ガス燈』に由来する。 この手口は想像以上に効果を発揮し、誰でもその被害者になる可能性がある。虐待者、独裁者、カルト教団の教祖、サイコパスに、ソシオパス、ナルシストが良く使う手法で、ゆっくり効果を発揮するために被害者は自分が洗脳されていることにも気がつかない。 ここではガスライティングを用いる人が使う11の方法を見ていこう。これらを知ることで、罠に嵌ってしまう前に危険を察知することができるかもしれない。 ガスライティングを用いる人は次のような手法を使う。 1. わざとあからさまな嘘を吐く 見え透いた嘘である。にもかかわらず、真顔で

    わざと誤った情報を流し人を混乱に陥れる心理的攻撃「ガスライティング」を仕掛けるひとが使う11の方法|カラパイア
    dissonance_83
    dissonance_83 2017/01/31
    トランプ&狂信者のことだねー
  • 偶然惹かれたわけではない。人は遺伝子によって操作され、自分に似た人を生涯のパートナーに選ぶ(オーストラリア研究)|カラパイア

    この画像を大きなサイズで見る 境遇や知能、身体的特徴など、人は自分に似た人と相手と結婚することが明らかになっている。もちろん一部例外はあるが、統計学的にはそうなるようだ。 大勢の夫婦を調査した最新の研究によると、人は自分に似た人を生涯のパートナーとして選んでいるという。 そしてこれは偶然ではないのだそうだ。高学歴が高学歴結婚するのは、そういう人たちの近くで生活していたからではない。そうした相手を積極的に探し求めていたからだ。そして、この好みが私たちのゲノムを形作っているという。 背の高い人遺伝子を持つ人は背の高い遺伝子を持つパートナーを選ぶ オーストラリア、クイーンズランド大学のポスドク研究員マシュー・ロンビンソン(Matthew Robinson)氏らは、身体的特徴や遺伝的特徴を含む膨大なデータベースを分析した。 その結果、身長やBMIといった特徴を決める遺伝子マーカーから配偶者の身長

    偶然惹かれたわけではない。人は遺伝子によって操作され、自分に似た人を生涯のパートナーに選ぶ(オーストラリア研究)|カラパイア
  • 監視社会が加速する。2017年に起こるかもしれない10のこと : カラパイア

    毎年いろいろあるのだが、2016年もいろいろあった。スキャンダル、政治の転覆、セレブの没落、極端な自然災害などなどだ。もちろん良いこともあったのだが、どうしても人は悪いことだけが心に残ってしまうのだ。 では2017年はどんな年になるのだろう?陰謀系ネット情報によると、すでに来年の恐怖について語られたノストラダムスの予言の言葉は解読されていてるという。それによるとやはり、2017年はバラ色の年とはならないようだ。 実際、霊能者やさまざまなデータから、2017年はセレブの死亡や離婚、金融不況、セキュリティー侵害などが多発するがっかりな年になると早い時期から予言されている。 ここではノストラダムスを含めた様々な予言と絡めつつ、2017年に起こりうることを10ほど見ていこう。もちろん予言なので当たるも八卦、当たらなければラッキーなものもある。

    監視社会が加速する。2017年に起こるかもしれない10のこと : カラパイア
  • 体重も軽くなる。重力がほとんど存在しない場所、カナダ・ハドソン湾の謎が解き明かされる : カラパイア

    専門家たちは40年以上もカナダ、ハドソン湾を囲む”反重力地帯”に首を傾げてきた。この場所については、別次元へのゲートではないかという陰謀論まで存在する。 グローバル重力場調査を実施していた科学者らが、この奇妙な異常に気がついたのは1960年代のことだ。そこだけ重力がやたらと弱い理由については長い間謎であったが、それもようやく解き明かされた。 現在カナダとアメリカ北部の大部分を覆っているローレンタイド氷床が、あまりの大きさゆえに1万年前地中に大きくめり込み、文字通り重力を曲げたのだ。

    体重も軽くなる。重力がほとんど存在しない場所、カナダ・ハドソン湾の謎が解き明かされる : カラパイア
  • 男性に注射をするだけで96%の避妊に成功。ただし副作用あり(米研究)

    精子の泳ぎを阻害する方法から体内の経路を塞ぐ方法まで、長年にわたり男性向けの避妊方法の開発が続けられてきた。この度発表された治験の結果によれば、男性にホルモンを注射する方法で精子の数を減少させ、妊娠を防ぐことができるそうだ。 ただし、治験はこの避妊薬の副作用のためにいったん中止された。 被験者に性欲の増加、うつ、苛立ちなどが見られたからだ。 女性向け避妊薬ピルのような効果を持つ男性向け避妊注射 過去数十年で、女性向けの避妊方法については選択肢が広まってきた。しかし、男性の避妊については、コンドーム、避妊手術などほんの限られた方法しかない。 先行研究では、テストステロンとプロゲスチンというホルモンを投与することで精子の発達を抑え、女性のピルに匹敵し、かつ使用を止めればもとに戻る避妊効果を得られることが示されていた。 ヤミン・ブラハムハット博士指導の元、米フロリダ州オーランド医療センターで行わ

    男性に注射をするだけで96%の避妊に成功。ただし副作用あり(米研究)
  • ほうれん草が爆薬探知機に。ほうれん草が爆発物を検知し、スマホで知らせてくれるデバイスが開発される(米研究)

    ほうれん草の強みは高い栄養価だけではない。ちょっと手を加えるとセンサーにまで早変わりする優れものなのだそうだ。 マサチューセッツ工科大学の研究チームは、カーボンナノチューブを使ってほうれん草に爆薬探知機能を与え、無線でスマホに情報を送信してしまうデバイスを作り上げた。 Plant-to-human communication 同チームは、ナノ粒子の溶液をほうれん草の裏側に垂らし、光合成が行われている葉肉層に浸透させた。こうして組み込まれたナノチューブがセンサーとして機能し、根から吸い上げられた水分に含まれる芳香族ニトロ化合物(地雷などの爆薬に使用される)を検出する。 この画像を大きなサイズで見る この化合物が水分に含まれていると、葉に含まれたカーボンナノチューブが蛍光信号を発する。これにレーザーを照射しておくと、赤外線カメラで捉えることができる。 カメラはラズベリーパイという安価かつ小型の

    ほうれん草が爆薬探知機に。ほうれん草が爆発物を検知し、スマホで知らせてくれるデバイスが開発される(米研究)
  • 人間の遺体は、宇宙に新たなる生命体を誕生させるきっかけになるのか?

    いつかそれは必ず起こる。宇宙における宇宙飛行士の死だ。 火星に向かう途中かもしれない。別の惑星への単独航行の最中かもしれない。エアロックから宇宙に放り出された結果かもしれない。 その遺体(あるいは遺体を乗せる宇宙船)は数十年も、下手をすれば数百万年でも宇宙空間を漂い続ける。真空の中を力なく浮遊し、それは這い回るツタのような重力に引かれて最後の着地をするまで続く。おそらくは恒星に焼かれて終わるのだろう。 だが、もし惑星に到着したとしたら。風で運ばれる植物の種のように、その遺体が新世界に生命を持ち込むということがあるのだろうか? 人間の遺体が宇宙環境でも生存できる微生物をどこかの惑星に届ける状況は大いにありうる 人間の遺体が宇宙に運ぶ生命の種としてはおおまかに二つ想像できる。 生きた微生物を届けるか、あるいはそうしたウイルス、バクテリア(細菌)、胚の類が途中ですべて死に絶えていた場合に、遺体の

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  • 被災地を丸ごとコンクリートで封じ込める。地震で廃墟化した町を封じ込めた巨大アート|カラパイア

    1968年1月半ば、イタリアのシチリア島西部にて発生したM5.5のベリーズ地震は、およそ400名の死者と1000名近くの負傷者を出した局地的な地震だった。 なかでも最も被害が大きかったジベッリーナ町の住民は、壊滅状態になった町でプレハブ住宅でおよそ10年近く生活したのち、復興が望めない町から離れた。 それからしばらくし、ジベッリーナは生まれ変った。かつて住人が暮らしていた町は、アルベルト・ブッリにより厚い灰白色のコンクリートで覆われ、巨大なランドアートとなったのだ。 これは、震災で命を落とした人々の追悼碑でもあり、震災を忘れないようにするための意味合いが込められている。廃墟となった町並みを丸ごと封じ込めた大胆なモニュメントはいくつかの物議を醸しているものの、見る者を圧倒する迫力を秘めている。 イタリアのシチリア島にある州都パレルモから約70km西に、丘の斜面を抱くように広がる巨大なコンクリ

    被災地を丸ごとコンクリートで封じ込める。地震で廃墟化した町を封じ込めた巨大アート|カラパイア
  • 新種の炎。”ブルーワール”という新しいタイプの火災旋風が発見される(米研究) : カラパイア

    この世界にはまだまだ未知のものが存在するようだ。 この度、アメリカ、メリーランド大学のチームが”ブルーワール(青い渦の意)”という新しいタイプの火災旋風を発見した。人類は数千年もの昔から炎の力を利用してきたが、このタイプの炎はこれまでに知られていなかった。 この発見は、クリーンな燃焼を実現し、二酸化炭素排出や流出した石油を燃焼処理する際の汚染物質の排出を削減などに利用できるという。 火災旋風とは? 火災旋風とは、個々に発生した火災が空気中の酸素を消費し、火災の発生していない周囲から空気を取り込むことで、局地的な上昇気流を生じさせ、炎が竜巻のようになる現象のことだ。英語ではファイアー・トルネードとも呼ばれている。 メリーランド大学の今回の研究では、火災旋風の仕組みを調べる為、そのミニチュア版を人工的に作ろうとしていた。 この画像を大きなサイズで見る 火災旋風を利用するための初めての研究 「火

    新種の炎。”ブルーワール”という新しいタイプの火災旋風が発見される(米研究) : カラパイア
  • 高次の存在を示唆する10の科学的証拠|カラパイア

    この画像を大きなサイズで見る 私たちの命や宇宙全体でさえも司る存在はいるのだろうか? 様々なSF作品のテーマにもなっている”高次元”に妄想を膨らまし、思いをはせたことがある人もいるだろう。 だが科学の世界でも、高次元の存在を示唆するかもしれない常識を吹き飛ばしてしまうような研究がある。 10. 宇宙は存在しないはずだった? この画像を大きなサイズで見る ある研究によれば、宇宙は1秒以上存在できないはずだった。例えば、ビッグバンでは等量の物質と反物質を作り出し、互いに打ち消しあうはずだ。それなのにわずかに物質の量が多く、現在の宇宙が存在する。これをきちんと説明することはできない。 別の理論では、宇宙はヒッグス場にあり、粒子に質量が与えられると説明される。そして大きなエネルギー場が宇宙の存在を許さないより深い場に落ちることを防いでいる。しかし、物理の標準理論が正しければ、ビッグバン直後の急速な

    高次の存在を示唆する10の科学的証拠|カラパイア
  • なにこれ怖い。海外のATMでのクレジットカードをスキミングする手口。その対策とは? : カラパイア

    欧米では身分証明としても有効なクレジットカード。レンタカーを借りる時はクレジットカードがないとはじまらない。便利に持ち歩けるプラスチックの板だけど、それはたったの4つの数字の暗証番号にしか守られていない。海外サイトにてATM使用時のスキミングの実態と対策がまとめられていたので見ていこう。

    なにこれ怖い。海外のATMでのクレジットカードをスキミングする手口。その対策とは? : カラパイア