「描く・切る・組む」と題した2019年夏のワークショップは“大人”を対象に実施しました。 講師をつとめたのは、当館所蔵作家でもある画家・美術作家の末永史尚さん。 末永さんは日常的に見ているものや展示する空間に関わるものなどから視覚的トピックを抽出し、絵画や立体作品を手掛けている作家です。 末永さんは、当館が実施している「アーティストの一日学校訪問」2018年度を担当いただいたアーティストでもあります。学校訪問では、「身の回りのものの捉え方が変わる経験」を大きなテーマに掲げ、ものやそれを取り巻く環境について意識した様々な授業を行いました。 大人の方にもぜひそんな体験をしていただきたいと思い、“美術館”という場所性を意識した2つのワークショップを実施しました。 ワークショップは「MOTコレクション第2期 ただいま/はじめまして」展で当時展示中だった末永さんが手掛けた「日用品シリーズ」と「タング