11月13日に、19歳の藤井聡太新竜王が誕生した。 史上最年少プロ入り、公式戦最多連勝記録、史上最年少タイトル獲得・・・と次々に新記録を打ち立ててきた。 11月16日の読売新聞に藤井竜王の記事が載っていた。 それは「自分の頭で徹底的に考え抜く姿勢」についてだった。 対局後振り返り、考え続けていた藤井竜王はスリッパのまま将棋会館を出ようとして、指摘を受けてはじめて気づく、といったエピソードも添えられていた。 同じく16日。 谷川浩司九段も藤井竜王について以下のように語っていた。 藤井竜王は常々、勝敗にこだわるとうまくいかない時に意欲が下がるので、内容こそを大切にしたいと発言しています。真理への思いです。・・・ 対局で指した手だけでなく、考えたが指さなかった手も持ち帰り、深く研究しているのでしょう。この積み重ねが大変に大きい。考えたことを全て整理し、吸収して、進化を続けているというふうに見えま
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