インテルは2月24日、クライアント向け製品についての説明会を開催した。その中で同社は、次世代のマイクロアーキテクチャやフラッシュメモリ事業についての詳細を明かした。 説明にあたったインテル マーケティング本部長の阿部剛士氏は、「2006年にはマイクロアーキテクチャが変更される」とし、その詳細について説明した。次世代のマイクロアーキテクチャは、プロセッサの処理を高速化する技術であるアウトオブオーダーエンジンがより高性能になる。新エンジンでは、4つの命令が発行され、バッファーがより深くなり、パイプラインは「最も効率的な数」(阿部氏)とされる14ステージになる。 また、同アーキテクチャはパワー制御機能が強化されるほか、マルチコアキャッシュシステムにおいてデータ転送速度が改善される。さらに、メモリアクセスではメモリアドレス参照のあいまいさをなくすなどの改良が施される。 阿部氏は、フラッシュメモリ事