高品位なマグネシウム合金ボディ ペンタックスリコーから、APS-Cサイズの大型センサーを搭載した高級コンパクトデジカメ「GR」が登場した。2011年に発売された「GR DIGITAL IV」の後継機にあたり、基本デザインと操作系を受け継ぎながら、ファン待望となる撮像素子の大型化を実現している。同社よりβ機をお借りしたので、インプレッションをお届けしたい。 実機を手にしてまず感心したのは、外観の印象がこれまでのGRシリーズとほぼ同じであること。マグネシウム合金外装の硬質な手触りや、部材がぎっしりと詰め込まれたような凝縮感、指になじむラバーグリップのフィット感などは、これまでのGRシリーズから継承したもの。サイズはわずかに大きくなった印象はあるが、それでも、手の中に隠れるくらい小さくて軽く、胸ポケットにもすんなりと収まる。GRユーザーを安心させる、いつものGRがここにある。 具体的に言うと、ボ